お仕事 | ギザギザBANGS
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朝から西本さんスナップの取材受けてます。
昨日カットした西本さん、今朝はこんな感じです。

最近はスタイルの幅みたいなのよく考えるなぁ。
こんなシンプルなボブもやっぱりいいな~っても思うし・・

「美容師」としての考え方、「美容室」としての考え方、
「技術」とは「デザイン」とは「美容師の仕事」とは・・

「美容師としてデザインしてますか?」
「クリエイティブなことしてますか?」って聞かれたらよく分からん。

でも、「こんな風にカットしたい」「ここだけにこんな色はいってたら・・」
「ほほのボリュームにこんなカール・・」「こんなアレンジがいい」。
たくさん、たくさん考えています。

「デザイン」って見た目に分かりやすい「変わった感じ」「個性的」みたいな、
少し奇抜なことばかりをイメージすることが多いですよね。

でも実際のサロンでのお仕事では、
「ほんの少しの変化」でスタイルを作ることが多いように思います。
そしてこれが一番難しい~!
「ほんの少しの違い」で納得して貰えるスタイル作りがとても重要。
ナチュラルに見えるスタイル作りは簡単に見えますが、
その人の気持ちに応えるのが本当に大変なんです。
見た目に分かりやすい少し奇抜性の高いスタイルのほうが、容易な感じがすることが多いです。
「少しの変化」で「いいっ」って思って頂くのは、かなりの技量。
テクニックというより判断力。
サロンワーカーとしては、これもひとつのデザインとしての考え方ではないでしょうか。

シンプルなものの中で見えにくくても、そこに追求心があることがこの仕事の充実でもありますね。