観光都市・神戸の街に立てられている消火栓を示す標識に、携帯電話を使うと現在位置や避難場所がすぐ分かる「QRコード」を張り付けるサービスを、兵庫消火栓標識株式会社(神戸市中央区)がスタートさせた。災害が起きても土地勘のない観光客が避難できる“防災標識”となる一方、将来は観光やグルメ情報を盛り込むことも可能で、一本の標識が神戸の防災と魅力発信の“道しるべ”として期待される。

 同社は標識の設置・管理を手がけており、「神戸の街中にある標識を防災や観光に生かせないか」という圓井洋介社長(31)らのアイデアで、昨年春からQRコード添付を計画し、市内約800本の標識に順次張り付けている。コードを読み込めば、現在地が表示され、さらに避難所の位置や気象警報、天候などの防災情報もチェックできる。

 携帯電話を使ったサービスには有料のものも少なくないが、同社は「阪神大震災の教訓を生かし、広く防災意識を持ってほしい」と、無料で情報提供。「800本もの標識に地図サイトを表示し、防災情報をみることができるサービスは他にないのでは」としている。

 同社は、標識の設置や管理費用を「先行投資」として負担。

 標識に広告を付け、スポンサーをみつけて回収する手法を取っており、初期費用などもまかなっているという。

 将来的には、最寄りの観光スポットへの道順を表示したり、商店街の目玉イベントを紹介したりするなど、商業的な利用も期待されており、圓井社長は「消火栓の標識を見つけたらぜひ携帯を取り出してみてください」と呼びかけている。

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