スイーツ弁護士の事件簿

スイーツマニアの弁護士が、パティスリーやバーなど様々な話題を空いた時間に書いていきます。


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本日ご紹介するのは、山形県鶴岡市内のパティスリー「オーボナクイユ」です。

 

(お店の公式ページ)

http://shonai-yamagata.com/detail/index_219.html

 

(僕の記事)

https://tabelog.com/yamagata/A0603/A060302/6004315/dtlrvwlst/B188743095/

 

庄内地方の城下町・鶴岡市は、藤沢周平作品の舞台(海坂藩)としても知られる、由緒ある土地です。

お店があるのは、JR鶴岡駅から徒歩10~15分程度。城下町とは反対方向の、駅から北西に進んだ位置にあります。周囲は住宅街ですが、慶應義塾大学の施設など文教施設もあり、広々とした区域です。

 

フランスの地方パティスリーのような外観は、歴史ある鶴岡の街にマッチしているように見えます。

店内も素敵な空間。

 

 

イートインスペースも用意されており、遠方のお客さんにも安心です。

 

ショーケースに並ぶのは、都心を離れた地方向けにレベルを落とした洋菓子ではありません。東京都心のパティスリーに全く引けを取らない、本場フランスで通用すると言うべきレベルのお菓子やパンの数々です。

 

 

丸山シェフは、ショコラで名を馳せた東京・銀座の和光チョコレートショップにて、現オリジンーヌ・カカオ川口シェフに師事されたショコラティエです。その後、庄内鶴岡の地でこのフランス菓子店をオープンされました。

鶴岡在住のフランス人が毎日のように通うというこちら。大事なことなので何度も言いますが、決して東京都心のパティスリーに劣りません。

 

こう言うと、「そんな地方で本格的なお菓子を出しても仕方ないだろう」との声も聞こえてきそうです。

しかし、地方に住む方々が、都会の方々と比べて本当に味覚が劣っているのでしょうか。「本当に美味しいもの」の需要は、都会だろうと地方だろうと差はないはずです。

 

もちろん、地方にあるということは、お店の知名度を広めるという点では圧倒的に不利ではあります。地道に本格派フランス菓子を伝えて来られた丸山シェフの御姿勢は、まさに尊敬に値します。

 

丸山シェフが特に得意とされるのは、やはり一流店仕込みのショコラを使ったアイテムのようです。

イートインではこれらのほかに、グラス(アイスクリーム、ソルベ)もいただくことができます。

 

残念ながら、お隣の新潟県を含め、周辺地域に本格的なフランス菓子店は、私が知る限りほとんど見つかりません。

まさに、東北日本海側を代表するパティスリーでもあります。

 

是非、写真の「キラキラうえつ」などで鶴岡を訪れ、こちらのお菓子を味わってみてください。

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本日ご紹介するのは、大阪市内のパティスリー「セイイチロウ ニシゾノ」です。


(お店の公式ページ)

https://www.facebook.com/SeiichiroNISHIZONO-698216663602005/


(僕の記事)

http://tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27082393/dtlrvwlst/7014272/


お店があるのは大阪市西区京町堀、靭公園の北側です(店の前にも普通の公園があります)。地下鉄肥後橋駅を最も南の出口から出て徒歩五分程度。本町駅からも徒歩で訪問できます。


小さなビルや飲食店が立ち並ぶ市街地の中、小さなパティスリーがあります。

少しシックですが気取らない、小ぢんまりとした店内。ショーケースには十数種類のガトーが並びます。









西園シェフは、製菓学校の講師を務めながら、フリーのパティシエとして様々なイベントで活躍されていました。

いわゆる「イケメン」として広く知られ、「スイーツ王子」として様々なメディアで発信がなされ、能動的にスイーツに興味を持っていれば多くの媒体を通してお目にかかることができます。

しかし、シェフご本人は全く芸能人気取りとは程遠い性格で、あくまでも「フランス菓子職人・パティシエ」としての意識を高くお持ちの御仁です。

それが、シンプルな店内と、華麗なデザインを採り入れつつも素朴さを持ったお菓子に表れているように思います。



その例が、シェフが前面に押し出しておられるフランスの郷土菓子「ヌガー・モンテリマール」。スタイリッシュに見えるお菓子ですが、特に現代的な外観なのではなく、歴史のあるお菓子なのです。

メディアを通じて広く認知されても、お店においては浮足立つことのないシェフの真摯な姿勢が垣間見えます。







当然、このお店で買うべきお菓子は、そうした姿勢の結晶であるお菓子たるべきです。フランス菓子に馴染みのない方々にとっては初めて見るお菓子が大半でしょうが、そういう方々こそこちらのお店で「初めて」に出会っていただきたいと思うのです。











これからの大阪フランス菓子界を引っ張っていく新しいパティスリーの一軒。

是非ここでクラシックなアイテムに出会ってみてください。

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本日ご紹介するのは、横浜・関内にあるバー、カサブランカ片野酒類販売です。


(お店の公式ページ)

http://katanoshuruihannbai.seesaa.net/


(僕の記事)

http://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14036644/dtlrvwlst/37119488/


お店があるのは、JR・地下鉄関内駅から馬車道方面へ進んだ繁華街の狭い路地にある小さなビルの二階です。



店内は「古き佳き…」と思わず言いたくなる、オールドな英国風と表現したくなる雰囲気の良いオーセンティック・バー。

バックカウンターにひしめくように並ぶウィスキーのボトルと、黒板に書かれた各種フルーツメニューが特徴的です。



片野マスターは、同じ関内の名店「カサブランカ」にて経験を積まれ、独立されました。間違いなく、星の数ほどバーのある横浜を代表するバーテンダーのお一人です。(ちなみに、新潟のご出身です。)





珍しい柑橘を使ったフローズンカクテル、それに巨峰のマティーニ。

「カサブランカ」の名物と言えば、ありとあらゆるフレッシュフルーツから作り出されるカクテルの数々。片野マスターも、当然ながらフレッシュフルーツカクテルの点前を受け継いでおられます。



ザクロを使った「ジャック・ローズ」。



洋梨のフローズンカクテル。



苺のフローズンカクテル。



金柑のジン・トニック。



ソル・クバーノ。



キウイのカクテル。





スタンダードカクテルももちろん抜かりありません。

ご当地カクテル「ヨコハマ」と、美しい「ブルー・ムーン」。


総じて来客を寛がせることにかけては超一流のバーであり、横浜を代表するお店と言うことができます。

お値段も、二杯ならせいぜい2000円台、三杯なら3000円台で収まるという目安だと思います。「横浜の名店」ということで肩肘張る必要はありません。


横浜の夜も、なかなか乙なものですね。

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本日ご紹介するのは、千葉県内を走る小湊鉄道です。


小湊鉄道は、JR内房線と接続する五井(市原市)と上総中野との間を結ぶローカル私鉄です。


起点の五井は東京を発着する多数の列車が乗り入れる駅にも拘わらず、全線が非電化で、さらに車両・施設ともに古いまま残されているものが多いことから、(田園風景主体の沿線風景も相まって)強く旅情を掻き立てる路線として有名です。テレビや映画のロケとしてもしばしば(主として昭和の鉄道風景を表現するために)使用されています。特に、ボクシングの内藤大助選手を描いたドラマでは、北海道が舞台にも拘わらずこの路線が(旅立ちの場面で)ロケに使われており、鉄道ファンを唖然とさせています。


観光地として有名な養老渓谷を経由し、終点の上総中野では本ブログで以前紹介したいすみ鉄道と接続します。こうしたことから、観光利用の割合が多い路線です。


さて、こちらが起点の五井駅。





頻繁に電車が発着するJRホームと隣り合っていながら、昭和の風景が色濃く残っています。

「今時こんな列車が走っているのか」という話ですが、逆に新型車ばかりが走っていれば、わざわざこの路線に乗りに来る客は確実に少なくなるでしょう。

「歴史あるものは尊重される」ということは、当然の鉄則です。前述のいすみ鉄道の社長が経営戦略として「田舎の人間は新しい物に憧れるが、都会の人間は古い物に憧れる。田舎にある古い物を新しく変えてしまうと、他所から来てくれる人はいなくなる。そうなれば、雇用の受け皿も減り、内部経済も循環せず、田舎は破綻してしまう」という趣旨のことをおっしゃっていました。日本の地方の多くが抱えている矛盾です。


小湊鉄道は、この矛盾に正面から応えるべく、昭和史を保存しているからこそ、現在も生き残っていると言えます。


跨線橋の入り口には、(少なくとも休日には)弁当売りも出ているので、是非覗いてみてください。



さて、五井を出発した列車は、養老川に沿って形成された房総の長閑な風景の中をのんびりと走ります。







沿線には途中、光風台などのニュータウンもありますが、ほとんどが田園風景です。

上総牛久を過ぎると、本数は少なくなります。


加茂地区の中心、里見駅は、由緒正しい駅名であり、ちょっとした観光拠点にもなっています。日曜日には喫茶店も営業します。





さらに山野の中を走ると、養老渓谷に到着します。





沿線随一の観光名所、養老渓谷への玄関駅です。さすがに土日には観光客が多く乗り降りします。


この養老渓谷、駅猫がいます。


駅猫と言えば、和歌山県の貴志川線貴志駅や、会津鉄道の芦ノ牧温泉駅などを中心に注目が高まっています。

養老渓谷駅の駅猫は、さほど知名度は高くありません。そもそも、「駅長」は定まっていません。

その代わり、3匹います。



駅猫に会いに客が殺到するわけでもないので、実にのんびりとしています。

そのため、堂々と駅構内を闊歩しておられます。







当猫たちにとってみれば、全国的に有名になるよりも、たまに会いに来る客がいるくらいの方が平和で良いのかも知れません。


ちなみに、弁当を食べようとした客が目を離した隙に、ちゃっかり食べ物をいただくということもありますので、駅構内での飲食にはくれぐれも注意しましょう。


そんな駅猫たちに別れを告げ、一駅走れば、いすみ鉄道と接続する終点の上総中野に到着です。



いすみ鉄道に乗り継げば、房総半島東岸の大原まで出ることができます。そこから勝浦や安房鴨川に向かうことも容易です。


本ブログでも以前いすみ鉄道をご紹介しましたが、現在いすみ鉄道は、「鉄道目当ての観光客誘致」に熱心に取り組み、ファンを着実に増やしています。はっきり言って、小湊鉄道よりも観光客が目立つほどです。


残念ながら、小湊鉄道の列車は、ただでさえ本数が多くない中、養老渓谷でそのうちの多くが五井へと折り返してしまい、上総中野発着本数はきわめて少ないです。

そのため、いすみ鉄道利用者の多くは上総中野でそのまま大原方面へと折り返してしまいますし、小湊鉄道側の利用者も養老渓谷で止まってしまいます。


このまま終わってしまわないためにも、多くの方々に乗りに来ていただき、沿線の魅力を実感していただきたいと思います。

本来は、ここの循環を良くすることで、さらに観光客を集めることが可能です。既にいすみ鉄道側からは提案がなされており、後は小湊鉄道側の対応が不可欠です。

現状では、両鉄道の熱心さの差異が、そのまま利用率の差として現れてしまっています。

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本日ご紹介するのは、東京都文京区にあるパティスリー・トレカルムです。


(お店の公式ページ)

https://www.facebook.com/trescalme.jp/


(僕の記事)

http://tabelog.com/tokyo/A1323/A132301/13175122/dtlrvwlst/7531774/


お店があるのは、都内の下町・文京区千石の路地沿いです。都営三田線千石駅から徒歩五分程度の位置になります。大通りから路地に入った場所なので、周辺は主に住宅で、時折古くからの商店が軒を連ねています。

その中に、本格的なフランス菓子店があります。知らずに前を通れば、昔ながらの洋菓子店か喫茶店と思われるかも知れません。


店内は明るい雰囲気で、喫茶スペースも併設されています。







並ぶガトーはフランス菓子がメイン。クラシックなアイテムが目立ちます。

ヴィエノワズリーも豊富です。芳香な香りが漂ってきます。





木村シェフは、名レストランである銀座レカン、そして現在閉館した(テイクアウトショップは営業中)名ホテルである西洋銀座などで修業を積まれ、独立されました。

このようにホテルなどで修業したパティシエは、万人受けする洋菓子を作りたがる傾向もありますが、木村シェフは真っ向からフランス菓子で勝負する道を選ばれました。


特に看板となるのは、フランスの古典ガトー「サンノトレ」。様々なバリエーションが季節ごとに登場します。

相応の実力あるパティシエでなければ、技術的に作れないガトーです。



さらに、木村シェフのスペシャリテであるモンブラン。メレンゲを積み上げた独特のフォルムも、細かい技術の証です。






















東京下町の地域にも、少しずつフランス菓子店が根付いて来ているようです。ホテル出身の有能なパティシエの方々が、惜しげなく技能を発揮して、本格的なお菓子を提供されていることは素晴らしいことだと思います。


これからますます人気店になっていくものと確信しています。





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