メロメロパーク
2005年10月10日

炎の修学旅行④

テーマ:ネタ話

まさに、コン・エアー(囚人護送機)の様な緊迫したフライトを終え、眼下に広がる南国の蒼い海原に、他の連中も興奮を隠しきれない様子。

当初はスキーに行けず、ふて腐れていた僕でしたが、次第に日本でも有数のリゾート地への期待感が膨らんでいました。


ハイビスカスの鮮烈な赤
真っ白な砂浜と青く染まる海


これを楽しまないと、はっきり言って損です。

さきほどは柔道教師に打たれましたが、そんな事でヘコんでいるようではこの学校ではやっていけません。


飛行機は次第に高度を下げ、着陸準備に移ります。


今度はに興奮しないよう注意です。


無事に着陸を果たし、機内では降り立った後、移動手段であるバスに乗り込むよう指示されました。


初飛行機の興奮は、いつしか沖縄の地への興奮へと変わっていたのです。


初日はホテルに向かう前に、いくつかの観光スポットを経由しました。


ひめゆりの塔とか沖縄戦跡国定公園なんかの平和や戦争に関するところへ行ったように記憶しています。


とても考えさせられる、有意義な場所ではあります。

しかし、僕らの学校になると少し異質です。('A`)





まず、例のチューリップ帽子の装備を強制され、


バスを降りたら基本的に一列縦隊。
(;´Д`)



非常に不気味な集団に見えたでしょう。




隊列を乱そうものなら、すぐさま引率教師が彼方からやってきて、

愛の鉄拳を頂きその場で正座。




それがどんなに人ごみであろうが、有名な地であろうが、


正座で罵倒されます。(´Д`lll)


学校の恥をさらすなと先生方はおっしゃってましたが、

行く先々での正座の方がよっぽど恥さらしなのではとみんな憤慨しておりました。


行軍じゃないんですから。


楽しい旅行のはずが、これじゃ自衛隊の演習です。(。´Д⊂)


しかも、大量のノッポさんらによる演習です。


これでは思い出もへったくれもあったもんじゃございません。

怨恨だけが残る初日でした・・・。



~その日の夜~



ホテルに戻った一行は、それぞれの部屋に荷物を置き、大広間へ夕食に集合するよう言い渡されました。


一部屋5~6人のキャパしか広さが無い部屋に、なぜか9人編成という中途半端な配置。


学校側の作為を感じずにはいられません。(`Д´)


大人の事情ってヤツでしょうか?


そんなタコ部屋に文句を言ってる暇も無く、急いで準備を終えると、すぐさま大広間に向かいます。

時間に遅れると、公開処刑されるからです。(;´Д`)


僕は大広間に急ぎ足で向かいながら、心の中で自分と葛藤していました。


これ・・何かの訓練?


大広間へ着くと、すでに半分くらいの生徒が姿勢良く席について、目の前の料理に目を奪われていました。

僕らも事前に説明であったように決められた席につき、緊張の面持ちで待機です。


こんな戦慄のディナーってありますか!?(´Д`lll)


みんなお腹が空いているのか、早く『いただきます』したくて素直に静観している様子。

しかし!!

学年主任の例の柔道教師が本日の総括をおっしゃっている最中、事件は起こりました。


柔道「コラァ!!今お前食ったやろうが!!


Σ(゚д゚lll)ガーンΣΣ(゚д゚lll)ガガーン!!


柔道教師の雄叫びに、みんなの表情が一斉に恐怖でゆがみます。


柔道の指差す先にみんなが見たものは・・・


震える指先でハシを持つ一匹の子羊でした。(;´Д`)


彼は自分のしでかした過ちにすぐさま気付きましたが、時すでに遅し。

別の教師に襟首をつかまれ、なぜか別室へ。


気持ちはわかります。

昼間の炎天下の移動はハードでした。

きっとお腹もペコペコだったのでしょう。

つい出来心でフライングしたのでしょう。


でも、今やる事ないじゃないの泣


別室で何が起こっているのか?


妖艶な宴?


彼が戻ってきたのは、約20分後でした。


その間、もちろん僕ら全員も待機です。(T▽T)

料理なんか、もう冷めきっちゃってます大泣


そして彼・・・泣いてました。('A`)


静かに席に戻り、同じテーブルの生徒らに肩をたたかれて慰められてました。
・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )


こうして、初日の夕食は柔道の合図で何とか迎えられました。



柔道「よーし、スタート!





競技かよ!


⊂(´Д`;⊂⌒`つ≡≡≡


つづく





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2005年10月06日

炎の修学旅行③

テーマ:ネタ話

えー、前回、卑猥な内容を扱ったせいか、女性の読者さんらに軽蔑された感が否めませんが、そんなこんなで、あっという間に修学旅行当日。


福岡空港に一堂に会した僕ら2学年生であります。

と言っても、人数が800人近くもいるため、国内線ロビーの人ごみを避け、

国際線の広いロビーに各クラスニ列縦隊で整列させられております。

一般客がチラチラと見つめる中、気合いの点呼で各クラス存在をアピールです


恥ずかしい自己主張の儀式を終え、いよいよ搭乗手続きという時になって、学年主任の柔道教師から注意事項が言い渡されます。

はっきりとは覚えていませんが、節度を持った行動を、とか、

お前らはバカだ、とか何とか言ってたように記憶しています。
(T∀T )

そしてヤツは最後にこう叫びました。


柔道「現地では日差しが強いから、コレをかぶるように!」


ヤツの叫びとともに各クラスに配られる謎の白い物体。







チューリップ

           例のコレ

そうです。

よく甲子園の応援席なんかで目にするチューリップ帽子ってやつです。

沖縄の地では常にコレをかぶり、大地を練り歩けというのです。


800人のノッポさん誕生の瞬間。(´ロ`;)


童顔な人や、あっさり顔の人なんかは意外にこの帽子が似合うのですが、僕をはじめ厳つい顔をした連中なんかは、

脳内お花畑状態の様相を呈しております。


そして、いよいよ飛行機に搭乗開始。

まるで囚人護送のように引率教師ら数名に脇をガッチリ固められ、緊張の面持ちで乗り込む子供たち。


そこにはもはや、

旅行を超越した何かがあったように思います。


すべからくスムーズに搭乗は完了し、離陸前の間に柔道教師から再び注意が。


柔道「いいかぁ、貴様ら。機内で恥をさらすなよ!」


などと、生徒と教師の素敵な信頼関係を表すありがたい言葉を頂き、全員さらに緊張が増した様子。


しかし、僕は違う意味で緊張していました。



だって、

飛行機初体験だったからです。(*゚Д゚;)


正確には2回目だったのですが、前回乗ったのはまだ小学生に上がる前。

飛行機に乗った記憶なんかありゃしません。


遥かなる大空への憧れと、墜落への恐怖が同居した不思議な感覚。

緊張というより、興奮していたのかも知れません。


しっかりとシートベルトをセットし、座席シートのひじ掛けを掴む両手に力が入ります。


次第に甲高い唸りをあげるジェットエンジンと、地響きにも似た機内の揺れ。

息を飲む瞬間。

離陸を伝えるパイロットのアナウンスが機内に響き、小窓から広がる景色は広い滑走路へと移り変わってゆきます。

整備は完璧なのか?

上空の天候は荒れたりしないだろうか?


不安と興奮で高鳴る鼓動を必至に抑えます。


やがて、エンジンは先ほどとは比べ物にならないくらいの爆音を轟かせ、とてつもない勢いで滑走を始めました。

未曾有の圧力。

全身の血液が背中へと移動するのが分かります。


そして、僕はやってしまいました・・・。














僕「うぉぉぉ!スゲーや!がスゲー!

  Gキタ━(゚Д゚)━( ゚Д)━(  ゚)━(  )━!!!!!


あれほど事前に騒ぐなと注意されていたにもかかわらず、あまりの興奮と感動で思わず奇声を発した僕。

気付いた時には、クラスのみんなの目が驚きから哀れみに変わってゆくのが確認出来ました。


~あぁ・・・スウェッツのバカが・・・。
~オレは知らん!知らん知らん!


そんな声にならない声が機内を駆け巡り、飛行機が安定飛行に移行するのと時を同じくして、惨劇は現実となったのです。







柔道教師「・・・さっき、重力がどうのこうの叫んだのは誰じゃぁぁ    ぁ!!!!」





僕DEATH(T▽T)



最前列に引っ張り出され、その後の悲惨な有り様は、語るに忍ばれます。


延々とを叫んだ理由を問われ続け、

高度5000メートル上空での往復ビンタを食らう僕('A`)


こうして、処刑第一号の称号を授与され、僕の思い出の修学旅行はスタートしたのでした・・・。

(´・ω・`)




つづく






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2005年10月04日

炎の修学旅行②

テーマ:ネタ話

楽しみにしていたスキー旅行を突然変更されたあげく、担任にシバかれた僕は、頭の中が怒りでいっぱいでした。

クラスの中では、変更の知らせを受けた当初は不満を口にする者もいくらか居ましたが、そこは南国のリゾート沖縄。

次第にバカンス気分を夢見て、誰しも沖縄モードへとシフトしていきました。

そんな有り様を見ながら、


「この、売国奴めが!」などと暗い思想を抱いていたものです。


そんなある日、美術の授業で、ある企画が持ち上がりました。

何でも、修学旅行のしおりに掲載する挿絵を生徒たちに描かせようという事で、美術の授業を使って各クラス合同でコンテストを開き、上位入賞者の挿絵を採用するとともに、優秀作品は表紙を飾れるという事でした。

美術の教師は公平を期すため、自らが顧問を担当している美術部所属の生徒を参加不可にするのでと僕らにハッパをかけていましたが、自分の絵がしおりに載ったからといって大喜びするような純朴な生徒は皆無でしたので、荒れた賞レースになるのは必至でした。

当然、僕にもそんなヤル気はまったく無く、白紙で提出してやろうかなどと積木崩し的な意地を張っていました。

ところが、最初の授業が始まった矢先、僕の脳裏に一休さんばりのひらめきが!


これ・・・仕返し出来るんじゃない?(・∀・)


そうです、挿絵という媒体を使ってスキーの積年の恨みを晴らす、画期的なアイディアを思いついたのです。

仮に、この案件が成功を収めた場合、


全学年を巻き込んだジハード(聖戦)になる恐れがあります。

それほどのショッキングな内容に、自分でも恐怖を感じたほどであります。

思い立ったが吉日という事で、ヤル気の無い他のクラスメートを尻目に、かなり本気で挿絵の作成に取り掛かりました。

この復讐劇を完遂するために、まずは何としても挿絵を採用してもらわなければなりません。

幸い、美術部という難敵は今回の戦いには参加しておらず、その他の者はお話にもならない状況です。

優勝して表紙を、とまでは行かなくても、挿絵として採用されるだけなら可能性大です。

自画像を描いて提出すると、


「誰が原田大二郎を描けと言った!」と以前怒られた経験を持つ僕にとって、単なる挿絵の製作でもかなりの困難を要しましたが、なんとか描きあげました。



万座毛

      スウェッツ画伯作(イメージ)



沖縄という島を空撮風に捉えた会心の出来。

誰でも思いつく安易な構図に地名をふっただけの大作に自画自賛。


恍惚の表情で自信作を提出し、後は結果発表を待つばかり。

参考までに、ある友人にどんな絵を描いたか聞いてみると、シーサー(アリクイに酷似)の頭上にハイビスカス(チューリップに酷似)が咲き乱れるという、


ある種、前衛的な内容の模様。





もしかして・・・・楽勝コレ?



~それからそれから~



数日経過して、いよいよ結果が発表される日がやってきました。

やれるだけの事は全てやった・・・。

そんな達成感いっぱいの思いとともに、採用への期待はいつしか確信へと変わっていました。


普段より少し早めに家を出て、自転車を飛ばし校内の掲示板を目指します。

案の定、掲示板の周りには誰もいませんでした。

これほど盛り上がらないコンテストに改めて脱帽。

さっそく張り出された採用者表に目をやります。




佳作採用    2組○○(名前)  
        4組○○
          ・
          ・
          ・
          ・















優勝   6組 スウェッツ





うそぉぉぉん!?((((*゚Д゚;))))

あんな簡単な絵で優勝とは!!

まさにバカ学校。


なんと僕の絵が表紙を飾る事態になってしまいました。

挿絵として採用されるのを想定していたのですが、思わぬ快挙です。


これはもう、復讐というより、大戦の規模になってしまいました。

嗚呼・・考えただけでも恐ろしい・・・。

しかし、今さら後戻りは出来ません。


その後、クラスメートに優勝をからかわれながら、美術教師と接見。

すぐに清書して提出しろとの事でした。

学校が終わると、すぐさま家に帰り、数年ぶりに机に向かいます。

計画ははっきり決まっていました。

ペンを持つ手の先に魂を込めます。




万座毛

            ↓
            ↓
            ↓       

            ↓

            ↓

マン毛座

           完成



そうです。

僕の計画したしおりテロの正体・・・それは・・・


『万座毛』という地名を『万毛座』にすりかえるという

卑猥なトラップだったのです!!(|゚|∀|゚|)
(女性の皆様に陳謝)




実写

        実際の万座毛




まるで象の鼻の様な高さ約20メートルの琉球石灰岩の断崖を有し、『万人も座する草原』という原っぱに由来したとされる万座毛という名前。

全国的に有名な観光スポットを、こんな形で汚してしまうのは忍びなかったのですが、復讐の念の前に壁はありません。


翌日、バレやしないかと緊張を押し殺して、美術教師に提出。

そんな心配をよそに、ありがたいお褒めの言葉を頂き、1週間後晴れて『修学旅行のしおり』完成!

それは全学年分の、約800冊の『マ○毛』の誕生の瞬間でありました。

誰にも悟られずにやり遂げた校内テロ。

その夜は感涙で枕を濡らしたのは言うまでもありません。



かくして、僕らは800の『万毛   座』とともに旅立つ事になったのでした。





つづく


女性の皆さん、ごめんなさいね(;´∀`)







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