年初目標を達成する② スマホの導入  | 風変わりなPC物語 -スズメさんち-

年初目標を達成する② スマホの導入 

先週は記事をアップできず、申し訳ありませんm(_ _)m


このGWは遠出は一切せず、都心入りすることさえありませんでした。
4/30からの1週間、PC関連の問い合わせ対応数件と結婚式用スライド作成、
そしてボウリングで占められておりました(爆)


当方、インドアな印象があるかもしれませんが、
ご存じ通り冬場はそこそこスキーに出かけるばかりでなく、
月2回は地元仲間内とボウリングに出かけ、
また花粉の多い春季以外はシティーサイクルながら
往復20km程度は出かけるなど、あまり自宅にとどまっておりません。

先月は ボウリング → 外で食事 → ボウリング という、
もはやプロとは違う路線におかしくなっているわけです。
だからPC関係の進捗が悪いんですけどね(爆)
(Round1の「ぼうりんぐ番長」のユーザ名もスズメなので、
 もし番長対戦でスズメの名を見かけたら当方かもしれません(笑))



さて、引越しを機に、とうとう当方もアイホンを使うようになりました。
証拠の写真がこちら。


アイホン

まるでテレビ電話。すごいです(爆)


…アイホンの紹介はこれでおしまい。
その右に写ったAndroid端末が、今回の話のネタです。



当方、現在の携帯に機種変更してから4年半が経過します。
その変更の動機はもちろん「前機種の故障」でした。
今後も少なくともどうしようもない故障をするまでは、
ガラケーを使い続けるつもりです。


823SH
(写真は再掲)


が。



(1)導入のきっかけ
今やすっかりモバイルデバイスによる高速通信は当たり前。
当方のガラケーではすでにweb閲覧をするにも
速度・表示内容・規模のどれをとっても限界であり、
「出先ではほとんど何もできない」という状況といえます。
旅行や買い物では事前準備でできるだけ多くの情報を仕入れておきますが、
いざ出かければ、あとは運次第というか、他力本願というか(苦笑)


遠出する場合はその土地の地図のプリントアウトもしていくほどで、
思われているよりもアナログ人間なのです。

中華パッドを手に入れてからは地図を.jpgにして持ち歩けるようになりましたが、

紙媒体が電子媒体に変わっただけです(苦笑)


そこで、最近選択肢の広がってきたMVNOのSIMを用いて、
できるだけ安価に新世代の通信手段を確保することにしました。
まぁ、紹介するほど目新しいことではないですけどね。


☆MVNO SIMのメリット
・小~中容量の通信なら、通信料がキャリアプランよりも圧倒的に安い
 (キャリアプランなら6千円以上が当たり前、MVNOプランは千円前後から)
・ほとんどのMVNOで2年縛りがない
・速度制限時の200kbpsでも、文字中心サービスでは困らない


☆MVNO SIMのデメリット
・スマホで使う場合、キャリア専用サービスは使えない
 (docomo白ロム携帯で、「ドコモメール」などは一切使用できない)
・白ロム携帯では原則的にテザリングができない
 (正確には「面倒」というほうがよいかも)



やるにしても、当方の場合はデバイスも含め、
一から準備する必要があります。



(2)どのSIMを選ぶ?

各キャリアの特徴は、他のサイト様の解説をご覧いただくことにしましょう。

最近はいずれの事業者とも
千円前後/月のサービスで実用例が多いのが特徴。


そんなことを考えていた矢先のこと。
ドスパラからOCN モバイルONEのSIMカード(SMS対応)が
888円で特売に出されました。
従来は3,150円、端末セットでも概ねその半額ほどですから、
無条件に888円というのはお値打ち。
その後も千円前後の販売キャンペーンが随時行われるなど
積極的に囲い込みを開始した雰囲気があります。

いつもどおり、お買い得こそが当方のきっかけ。
というわけで、初めてクレジット決済にて購入(爆)


SIMパッケージ1

ちなみにOCN モバイルONEについて簡単に。


☆OCN モバイルONEのメリット
・一日タイプのプランがある
 (50MB/日プランは、データ量的には1.5GB/月水準で900円+税)

  →2014年11月現在は70MB/日で同額
・月ごとにプラン変更できる
・速度制限時の200kbpsでも、文字中心サービスでは困らない

・高速/低速の切り替えが可能(アプリ導入で切り替え)

☆OCN モバイルONEのデメリット
・高速/低速の切り替えはできない(最大通信量まで高速固定) →現在は可能
・Wi-Fiスポットに関する無料サービスがない



○SIMサイズは「nano」を選ぶ
SIMサイズの取り扱いはその時microとnanoだけだったのですが、
狙いはアダプタ(枠)をかませるだけで大きさを変えやすいnano一択。
※小さくするほうは通称「SIMカッター」で切ることになりますが、
 リスクもありますし、厳密には改造行為とみなされます。
 物理的改造を加えない分、まだアダプタのほうがよさそう。

nano → micro & normalアダプタはあちこちで取り扱いがありますが、
とりあえず当方は千石電商にて購入(350円、ただし3月時点)。


SIM大きさ変換アダプタ


○070の番号
SIMカードの電話番号は、070から開始されるものでした。
すでに総務省から昨年11月から携帯電話に
070から始まる番号が順次加わるという発表が行われましたが、
早速その手のものが増えてきていることを実感させられました。


SIMパッケージ2



(3)どの端末を選ぶ?
実は導入を見越して3G回線用Wi-Fiルータを中古で買っておいたのですが、
スマホ(SIMロックフリー、またはドコモ用の白ロム)を選べば
今回のOCN モバイルONEカードでスマホが使えてしまう…
まだ遠い未来と思われた当方のスマホデビューが見えてしまいました。

というわけで、「未使用品をできるだけ安く」をモットーに、
結局イオシスで型落ち未使用品を購入。


機種はNECカシオ製のMEDIAS X N-07D、12,980円。
これ、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線などの全部入りながら
爆熱&暴走仕様の「残念な機種」として有名でして
苦笑いが止まらないほど酷評されているのですが、
先日公開されたアップデートでそれなりに使用できそうだという見込みが立ち、
このタイミングで購入(笑)
1.6万円も出せばGALAXYの1世代前も手に入りそうでしたが、
ともかく動けばよいのです。



(4)登録、設定、取り付け
帰宅後、買ってきたSIMの登録作業を済ませます。
住所・氏名といった基本情報から支払い関係、
OCNメールアドレスの希望などもここで受け付けます。


ここでユーザIDとパスワードが案内されるので、これを忘れずにメモ。
このあとスマホの通信設定で使うことになります。
万一控え忘れてしまった場合は、1週間ちょっと経てば登録した住所に
これらの内容が記載された案内が書面で届くのですが、
それを待つことしかできなくなります。

登録時にはクレジットカードの番号入力もありますが、
キーロガー対策用として銀行系ではおなじみの
「ソフトウェアキーボード」がweb内では準備されておりませんでした。
必要な方はOS標準のソフトウェアキーボードを使いましょう。


続いてスマホ本体にSIMの取り付け。
N-07Dはmicro SIMですから、nano → microアダプタを使います。


SIM+アダプタ

あとは起動後、データ通信に関するASMの設定を行います。
ここで先ほどのユーザIDとパスワードを入力します。
これでLTEまたは3G(3.5Gの「H」(ハイスピード3G)を含む)回線で

使用することができます。
電話番号(=SMS)対応SIMの場合は、SMSも送受信できるようになります。

そしてN-07Dの場合は最初にとにかくアップデート作業を行うのがみそ。
アップデートの通信量は大き目なので、WiFi経由で。

使用開始から1ヶ月程度、使用頻度は低いですが、N-07Dでよく言われる
「急にシャットダウン」「持てないほど熱くなる」のような症状はなく、
特に問題はなさそうです。
たまにwebブラウジングをする程度ですし、電池は2~3日は持つという状況。
通信上限に到達したこともありません。

ただ、YoutubeやIP電話ソフトを使うと簡単に通信量上限に達しそうなので
これらのアプリケーションは使わないようにします。



これで、キャリアの2年縛りを一切気にすることなく、
(個人的には)かなり安価にスマホ運用ができるようになりました。
1.5万円弱のイニシャルコスト+千円強/月のランニングコストは
充分有用だと感じます。


当方、ガラケーはツーカー(資本的にはKDDI)から
サービス終了のタイミングを経てソフトバンクへ。
そして今回のMVNO回線はドコモ経由。
図らずも回線的には3キャリアをわたってしまいました(爆)



なお、メインの通信手段は今後もガラケーのままですので、
連絡先の変更等は一切ございません。