ぼくに思う 出会いを思う

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私は
一人の少年と出会いました。

病床にあって
少年は夢を語るのだ。

そう聞きました。




まだ
ひらがなしか書けない幼さで
成人病棟にいる。

手術は一日をかけて行われる。

その二つだけで
その病気の重篤は知れました。






呼び掛けは
NHK杯に重なりました。

フィギュアスケートファンが
ただ
その日を心待ちにする時期に
主治医の先生と
ご友人の女将さんは
呼び掛けました。





どんなに
勇気が必要だったことでしょう。
そして、
先生はどんなに
小さなぼくを愛されておいでだったことか。





信じていただいて
ありがとうございます。

心から
心から
感謝申し上げます。




声は集まりました。






呼び掛けられた言葉は
たくさんの
たくさんの
温かい思いとなって谺しました。


そして、
わたしは
いただきました。
たくさん
たくさん
いただきました。


おそらく
たくさんの方が
同じように
胸に確かな温かさを受け止められたのでは
ないでしょうか。




小さな男の子は
勇気溢れる人でした。






気の遠くなる痛みも
ものを口にできないほどの苦しみも
彼から
何も奪えなかった。



夢も
周りの人への優しさも
前を向くんだ!という強い意志も
彼のものでした。



さまざまな小さなことに
彼の強さは
伝わりました。



送った思いは
何倍にもなって返りました。

大事に
大事にされた元気玉に
ありがたくて
ありがたくて
涙がこぼれました。



わたしは
こんなにも人の思いを
受け止めているだろうか。

わたしは
なんて小さなことに
苛立ったりするんだろう。


わたしは
何度励まされ
何度はっとしたかしれません。




ありがとう
ありがとう
ぼく
がんばってるよ


小さなぼくの声が谺しました。
ありがたくて
ありがたくて
ありがたかったです。




二度に渡る大手術





回復し
退院が見えたころに
初めて知ったその年齢に
わたしは絶句しました。



わずかに六歳でした。


お友だちが小学校に上がるとき
大人ばかりの病室で
先の見えない戦いに挑んでいた勇者は
わずか六歳でした。


泣けて
泣けて
泣けました。


ただ思いが溢れました。


〝可哀想に〟
ではありません。

〝えらいね〟
でもありません。



ただ涙が溢れました。


明日小さなぼくは退院を迎えます。


ぼくの退院を祝うことばの花びらが
皆様の心尽くしのアーチから
はらはらと降りかかります。



小さなぼくが
学校に行きます。


そのラベンダー色のランドセルが
小学校へ続く道に
元気に揺れます。


わたしは
本当に
嬉しく思います。



さまざまなことのあるSNSの世界です。
ですが、
そこに人は生きていて、
互いに思いを交わすことができます。


出会いがあります。

その出会いに
こんなにも多くをいただきます。


こうして書いてきたからこそ
それをいただくことができております。

皆様に
心から感謝申し上げます。

ここまで
書かせてきていただきました。
皆様の山の上の火があってこそ
それができました。


小さなぼくに
どうか
幸せが訪れますように。

そう祈ってやみません。


画像はお借りしました。
ありがとうございます。


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