僕らは、日々、色んな想いをカタチにしたいと思って生きています。
「素敵なカレが欲しい」
「もっと、大きな広い家に住みたい」
「仕事で目指すべきことを成し遂げたい」
けれど、大きく描いた自分の理想像と、現状のギャップをみると、その一歩一歩の歩みの遅さに、ガッカリしちゃうなんてことがあったりします。
けれど、本来、ひとりの人間が一度に出来ることは限られていて、一度に出来ることは究極、たったひとつしかないのです。
コレは、人間の意識の持つ構造とも言えます。
聖徳太子は、一片に大勢の人の話を聞けたというけれど、きっと、それでも、それは、順番にひとつひとつに集中できたからではないかと、僕は思います。
潜在意識は、考えなくても、呼吸を正常なリズムで行い、心臓を快適なペースで動かし、食べたモノを消化してエネルギーに変える。
そして、仕事、お金、人間関係、健康・・あらゆる面の望みを叶えるべく、情報を集め、さらには、他の意識に働きかけるという複数同時進行をしていたりします。
ディーパック・チョプラ博士は、このパラレルに働く意識を【純粋な潜在性の場】と呼んでいます。
つまりは、意識というのは、エネルギーであって、ひとつのエネルギーの場であるということです。
心理学者のカール・ユングが提唱した【集合的無意識】という考え方があります。
それは、すべての人間の意識は深いところでつながっているという考え方です。
だからこそ、自分が何かを願っていると、それを叶えてくれる都合の良い人に引き寄せられるように、出逢ったり、幸運を運んでくれるひとがやってきたりするのです。
そして、さらには、潜在意識のより深いレベルでは、すべての生命や存在、宇宙という意識とつながってるという考え方があります。
今回は、大分、話が脱線しちゃったので、詳しくは、また、別の記事で書こうと思いますが、つまりは、潜在意識というのは、究極、無限につながって、同時に色んなことを起こしているパラレル(同時並行的)な性質を持っているということです。
けれども、それは、無意識の領域であって、それを制御している普段の僕らの意識は、完全にひとつのことにしか、意識を向けられない。
逆に言っちゃうと「アレも、コレも」みたいに、意識がバラバラになると「集中できていない状態」になってしまいます。
つまりは、勉強でも仕事でも、気が散って、全然、進んで行かない状態になっちゃうということです。
意識と潜在意識というのは、コインの裏表で、その性質は反転して、まったく、逆の特質を持っています。
それが「潜在意識は無限に無数のことを同時進行するけれど、意識はひとつのことにしか集中できない」ということです。
だから、このスーパーパワーを持った潜在意識を活用することで、潜在能力を活性化して、仕事で成功して、恋愛を成就させて、人生を素晴らしいモノにしちゃいましょうってことが言われているのです。
が、しかし、こう聞くと、一度にひとつのことしか出来ない、僕らの意識というのは、本当にちっぽけで、不器用な存在のような気がしますよね?
けれど、本当はそうじゃないんです。
「一度にひとつのことに意識を完全に集中できたとき、物スゴイ力を発揮してくれちゃう」のです。
コレを意識のフォーカス(集中)と呼びます。
メジャーリーグで活躍しているイチロー選手がいます。
まだ、イチロー選手が無名の若手選手の時代、メジャーリーグに行って活躍したいと思っていたなら、やることはいっぱいあったハズです。
実力をつけるタメに練習しなきゃいけない・・試合でいい結果を出さなくちゃ行けない・・それなりにメジャーリーグの知識をつけて、将来的に向こうでプレーできる準備をしなくちゃいけない・・英語も日常会話くらいは身につけなくちゃいけない・・日々、バットやグローブや道具をキチンと管理しなくちゃいけない・・
とまあ、僕が勝手に思いつくままに書きましたが、それでも、一瞬にして、コレだけのことを思い浮かべられちゃうほど、色んなことをしなくちゃならない感じです。
けど、イチロー選手がしたことは【今、素振りの練習をしていたなら、その一振りに、ただひとつの今できることに
気持ちを集中して行った】だけです。
2000本安打だろうが、今、この一打席で、ヒットを打つことに集中してきた・・たった一本のヒットを打つことに全力を賭けてきたのです。
コレこそが、僕ら人間の持つ、意識の最大の特徴であり、素晴らしさなのだと思います。
千里の道も一歩から・・なのです。
マザーテレサは「私たちは大きなことはできません。ただ、小さなことを大きな愛を持って行うだけです」と言っています。
大きなことは出来ないけれど、今、できることを、ココロを込めてやる・・そこにこそ、人間の偉大な能力が隠されているのだと僕は思います。
PS.今日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
また、いつか、あなたとお会いできることを楽しみにしています。