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鈴掛真 (すずかけ しん) 歌人
著書に『好きと言えたらよかったのに。』(大和出版刊)がある。雑誌 東京グラフィティで『鈴掛真の恋の歌』連載中。セオリーは「短歌のスタンダード化」「ポップスとしての短歌」。


短歌でつくったフォトエッセイ
「好きと言えたらよかったのに。」


Twitterでも、日々のつぶやきと短歌をさえずり中。

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2017年02月18日(土)

淵、そこで立ち止まり、またあるいは引き返すための具体的な方策について

テーマ:ニュース
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以前、公演のアフタートークゲストで呼んで頂いた劇団カムヰヤッセンが、活動休止を発表しました。
休止前最後の公演「淵、そこで立ち止まり、またあるいは引き返すための具体的な方策について」に招待して頂いたので拝見してきました!

今回はシンプルな3人芝居。
男は、なぜ母親を殺したのか。それぞれの事情を抱えた3人の刑事が男に取り調べをしていく物語です。
クライマックスでは客席のあちこちから啜り泣きが聞こえてきて、僕も涙を堪えるのが大変でした。

演出・脚本・出演もされた北川大輔さんは同い年で、僕が先日書いたブログにも感銘を受けたと仰っていただいていたのです。
きっと今回の活動休止にもいろんな葛藤があったんだろうなと、同い年ならではのシンパシーを感じながら拝見しました。

会場は御茶ノ水のワテラスコモンホールで、この土日も観ることができます。
お時間のある方はぜひご覧ください。
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2017年02月16日(木)

歌壇賞 授賞式に参加!

テーマ:ニュース
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先日、同じ短歌結社 短歌人所属の大平千賀さんが歌壇賞を受賞されたので授賞式とパーティーに参加させていただきました。

300人以上の歌人、俳人が集う一大イベント!
まるで映画やドラマに出て来るような豪華絢爛なパーティーでした。

今回お会いできて特に印象深かったのは、斉藤斎藤さん
マツコ&有吉の怒り新党でも紹介されたことのある鬼才です。
彼も僕のことを知ってくださっていて、どんなモチベーションで作品に取り掛かっていらっしゃるのか、興奮気味に質問させていただくと、とても親切に答えてくださいました。
笑顔が素敵な優しいお兄さんです。

他にも、普段お会いできない歌人の方とお話しできたとても貴重な機会でした。
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2017年02月07日(火)

全国発売のカルチャー誌で短歌の連載を2年間やり遂げた今思うこと。

テーマ:コラムと短歌
 1カ月ぶりのブログ更新となりました。
 実はこの1カ月間、短歌を10首ほど作った以外、言葉を綴ったり、何かを表現したりする気力を失っていたのです。
 それを取り戻しつつある今、心にあるわだかまりをエッセイとして書き残してみることにしました。

 少し長くなりますが、通勤や帰宅途中、休憩時間に、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

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片方を失くしたはずの手袋が
見つかったって気がした出逢い

「ありがとう」涙をぜんぶ流し終え
笑って会える日まで「さよなら」 

 雑誌「東京グラフィティ」で2015年から2年間担当した短歌の連載『鈴掛真の恋の歌』が、2016年12月号をもって終了した。
「毎号読んでいたから残念」と言ってくれたファンもいるけれど「へぇ、そんな連載やってたんだ」と思う人もいるだろう。
 これはその連載中、初回の1番目と、最終回の最後に詠った歌。ふたつの歌の間には、人知れず僕の2年の月日が刻まれている。

 打ち切りを決定したのは編集部だったが、元々それを提案したのは他でもない僕自身だった。

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 僕の短歌に興味を持った編集部から「連載をやってみないか」と提案された。学生の頃によく読んでいた雑誌だったし、全国発売のカルチャー誌で連載を持つことを目標としていた僕にとって、願ったり叶ったりな話だった。
 東京グラフィティは文字通り、東京に住む若者たちの生活を毎号違った企画で取り上げるカルチャー誌だ。2004年の創刊から月刊誌として発売されていたが、昨今の出版不況の影響か、2016年からは隔月発売に変わった。
 表紙と巻頭インタビューこそ芸能人が起用されるが、中に載っているのは全て一般の人で、作家が連載を持つのは創刊以来、僕が初めてとのことだった。

 文字よりも写真を中心に構成される雑誌のため、僕の連載でも毎回ロケ撮影が行われた。
 フォトグラファーは、これまでそうそうたるタレントやアーティストのポートレートを撮っている西田周平さん。
 歳が近いこともあるけれど、何より彼とは"波長"が合う。僕がどう撮って欲しいか、彼がどう撮りたいかを多く語らずとも、あ・うんの呼吸で伝わるコンビネーションで、撮影はいつも滞りなく進んだ。
 撮影後、写真の仕上がりをイメージしつつ、季節感などを織り交ぜながら、新作の短歌と300字ほどのショートエッセイを毎号書き下ろした。この連載のために詠った短歌は述べ59首だった。

 僕が短歌を詠う上で目指すもの、それは短歌のスタンダード化
 21歳で短歌を初めて作った日から思い続けてきたこと。それはもちろん雑誌連載でも変わらなかった。

「短歌とは何か」を正しく説明できる人はこの国に何割いるだろう。
 5・7・5は俳句や川柳だとわかっても、5・7・5・7・7が短歌だとどれだけの人が知っているだろう。
「季語はいるの?」と聞かれて「いらないよ」と答えても「ふーん」と大して興味も持たれない。
「なんで短歌をやろうと思ったの?」なんて、これまで何十回も質問されてきた。
 短歌をメジャーカルチャーにしたい。どうしたら短歌が広まるか。どんな短歌なら、短歌を読まない人の目を惹きつけられるか。それだけを考えてここまでやってきた。
 文芸誌ではなくカルチャー誌で、多くの若者が関心を示す「恋愛」をテーマにした連載なら、きっとそれが叶えられると信じていた。

 2年間の雑誌連載が終わった今。
 結果は、何も変わらなかった。

 もちろん、作家として大きな経歴になったのは確かだ。他の歌人にはできない有意義な仕事をさせてもらったとも思う。
 けれど、結局それは僕自身の中だけで変わったこと。
 僕は、世界が変わって欲しかった。音楽や、映画や、小説のように、短歌がメジャーカルチャーとして当然のように楽しまれる世界になることを、僕は望んでいた。けれど、それは思うほど簡単じゃないみたいだ。
 東京グラフィティじゃなければ変わっていただろうか。もっとみんなが知っている雑誌、ananやBRUTUSや日経トレンディだったら違っただろうか。
 いや、そんなタラレバを考えるまでもなく、答えはもっと足元にあった。
 世界を変える力が、今の僕には無かったんだ。

 世界が変わらないのなら、僕が短歌を詠う意味も無い。
 目標を見失った僕は、冬の初めから日々をぼんやりと過ごすことが多くなった。
 そうは言っても、仕事は仕事。せっかく持たせてもらった連載を続けなくては。実際、恋愛っぽいフレーズを適当に繋ぎ合わせてそれとなく詠い続けることはいくらでもできた。
 けれど、そんな短歌を誰が読みたいと思うだろう。
 僕は『鈴掛真の恋の歌』を続けるモチベーションが保てなくなったことを編集部に打ち明けた。結果、連載開始から丸2年となる2016年12月号を最後に打ち切りすることが決まった。

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 年が明けた1月末、僕は敬愛する歌人の枡野浩一さんを、僭越ながらお呼び立てした。
 枡野浩一さんは、僕の師匠である天野慶さんが学生時代に短歌を投稿していた企画の選者だった人。
 試しに、自分は安室奈美恵に憧れてダンスを始めたダンサーだと想像してみてほしい。そんなダンサーの端くれが小室哲哉を呼び出すようなものだと思ってくれたら良い。

 去年から、イベントに誘ってくださったり、アドバイスをくださったり、とても良くしていただいているので、思い切って「今夜いっしょに飲みませんか」とお誘いのメッセージを送ってみた。ちなみに僕は飲める方だけど、枡野さんはお酒に弱い。
「原稿の執筆があるから遅くなるかもしれない」とお返事を頂き、当日のお誘いじゃ無理もないなと思いつつも、枡野さんに今夜は会えないかもしれないと思うと、なんだか急に不安になった。
 ご迷惑を承知で「短歌のことで悩んでいて、枡野さんにご相談したいと思ったんです」と正直に伝えた。枡野さんの性格を考えると、変な小細工をするより厚かましいくらいの方が受け入れてくださるだろうと思った。

 9時半頃、枡野さんが会いに来てくれた。もしかしたら、執筆を途中で切り上げてくださったのかもしれない。
 指定されたコンビニで雑誌を立ち読みしながら待っていると、自動ドアから見慣れた坊主頭でのっぽの枡野さんが顔を出して、僕を見つけると何も言わずに微笑んだ。
「冬は自転車じゃないんですね」
「今夜はそんなに寒くないですね」
 そんな取り留めのないことを話しながら、枡野さんの行きつけだというバーに着いて行った。

 マスターのお姉さんと、男性のお客さんが2人。枡野さんがボトルキープしている焼酎を、僕はロックでいただいて、枡野さんのコーラ割りと、グラスを合わせて乾杯した。
 こじんまりとしているけど笑い声が湧き上がる賑やかなお店だった。こんな和やかな雰囲気で悩み相談をするのは申し訳ないなと、僕がなかなか話を切り出せないでいると、枡野さんが「今日はね、鈴掛さんのお悩み相談を聞きに来たんですよ」とみんなに話してくれた。
 その合図で、3人はさりげなく僕らに話題を振らなくなって、2人で話ができるようにしてくれた。それで僕は随分と安心できた。やっぱり枡野さんに小細工はいらないみたいだ。

 僕は、歌人として今後の活動に思い悩んでいることをはっきりとお伝えした。それから、連載以外で自主的に書いてきた短歌をプリントアウトして見ていただいた。
 枡野さんはしばらく黙って、じっとプリントアウトを見つめていた。
 僕に足りないもの。僕がこれから目指すべきもの。枡野さんはそのひとつひとつを丁寧に語ってくださった。
 あの、鼻から抜けるような、少し高めの穏やかな声が、僕だけのために隣で発せられているのを聞いていると、乾風が落ち葉をさらっていくようで、僕の中に立ち込めていた暗雲が次第に晴れていくのを感じた。
 あっという間に1時間半が経っていた。枡野さんが別のお約束のために席を立たれたので、僕もお会計を済ませていっしょにお店を後にした。


 枡野さんと2人で大好きな焼酎が飲めたこと、それから、正月に実家に帰ったとき父が「連載、2年間もよくがんばったね」と言ってくれたことは、僕にとって大きな励みになった。
 世界が変わるには、まだまだ時間が掛かる。もしかしたら、何十年先もやっぱり変わらないかもしれない。
 けれど、「みんなの元へ届きたい」と、僕の中で何かがうごめいているのを感じる。
 それが僕の中から飛び出して、みんなの目に映ることになるのは、そう遠くない未来かもしれない。

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2017年01月04日(水)

短歌の年賀状

テーマ:コラムと短歌
明けましておめでとうございます。
お正月休みもあっという間に終わってしまいましたね。
みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか。

僕は地元の名古屋で2泊3日を過ごしました。
帰省でいつも楽しみにしているのは、甥っ子と姪っ子に会えること。
特に甥っ子は正月が誕生日なので、こっそりプレゼントを選びに行きました。
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甥っ子はウルトラマンオーブが好きだと聞いていたので、デパートのおもちゃコーナーに行ってみたのですが、お店には歴代のウルトラマンがずらり……。
ハリケーンスラッシュ?
スペシウムゼペリオン?
どっち!?
ないしょで買っていくつもりだったのに、結局わからなくなってしまって姉にLINEで確認することに。
おじさんには難しいよ。

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今年の年賀状です。
字が汚いのはご愛嬌。
今年も鈴掛真をよろしくお願いします。


ーさえずり短歌ー

形あるものがときには恋しくて旅先の絵葉書をください

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2016年12月28日(水)

今年1番の短歌

テーマ:コラムと短歌
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僕が所属している短歌結社・短歌人では、毎月結社誌を発行していて、約400人が投稿した約2,500首の短歌がずらりと掲載されています。

発行されたばかりの2016年1月号では、僕が詠ったある1首を、助川とし子さん、今井千草さんに評価していただき、更に毎月たった3首しか選ばれない「私が選んだベスト3」のコーナーでも橋本明美さんが選んでくださいました!

1首の短歌を、こんなにも同時に複数の方から評価していただけたことは初めてで驚きました!

庭に植えられていた華奢なラベンダーが、祖母の腕と重なって見えたのでした。

慌ただしい年末の中、とっても嬉しいサプライズでした!


ーさえずり短歌ー

あと何度触れるだろうかラベンダーのように細くなった祖母の腕


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