新年あけましておめでとうございます。

本年もそうぞよろしくお願いします。

 

と、それとなく茶を濁していますが、あろうことか年内に書き終えることができず、更には正月三ヶ日さえも余裕で素通りしてのあとがきとなりました。

今年も非常に先が思いやられるスタートとなってしまいました。

遅筆に一層の磨きをかけている、相変わらずの土露団子です。

 

 

さて、改めて昨年の2016年を振り返ってみると、当サークルにとっては激動の1年でした。

まず、イラスト担当だったすずが多忙のため一時的に同人活動を休止せざるえなくなってしまったこと(それでも時々、本文の校正であったり、当日の売り子の手伝いといった補助役で僅かながら参加してますが)。

それに伴い、らぱ☆(@_Rapa_)さんをはじめとするサークル外の絵師さんと組むようになったこと。

2015年に参加した第二回博麗神社秋季例大祭で偶々隣同士になった文月雨香(@youkagesou)さんと合作本を作ったことに加えて、紅楼夢ではタナバン(@tanaban0831)さん主催の東方カレー合同に参加したり、先日の冬コミではさとうとしお(@sugarAsalt)さん主催の秘封はち合わせ合同に参加したり、ちょっとだけ製図P(@kinzokuseitarai)さんとねころり(@necololi)さんのところで艦これボカロアレンジCDの制作に携わったりと、あちらこちらに顔を出すようになったこと。

そして顔だけならまだしも、京都秘封で初めての遠征参加までして地方に顔を出すようになったりと、かなーり濃密かつ充実した1年でした。

 

最近だととらのあなさんやメロンブックスさんといった書店さんに行くと、僕の作った本がひょっこり顔を出すことがあったりなんかして、何だか嬉しいやら恥ずかしいやらでいっぱいの気持ちです。

サークル活動を始めて1年半、東方に限って言えば1年と少ししか経っていないにも関わらず、こんなにも沢山の方の手に取ってもらえるようになって本当に感謝感激雨あられです。

ありがとうございます。

 

今年は昨年ほどのハイペースで作品を作り上げていくことは難しいかもしれませんが、精一杯無理をしない程度にやっていこうかなぁなんて思っています。

真面目な文ばかりずらずらと書いてごめんね。

次の段落からいつものあとがきを書き連ねていくので、まだ読んでないよ!という方は今すぐにバックだ。いいか、絶対にだぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、ということで今作『幻想郷に、〒ができました。 -心が読める程度の手紙篇-』の簡単なあとがきをば。

 

読み終えて、さぞ驚いた方も多いと思います。

手紙付き短編小説という形態はさて置き、内容はというと僕の処女作『Dead or Alive』以来となる、実に9作振りのめっちゃド真面目ストーリーで貫き通したのが今作です。(東方に限って言えば初)

今までナックルボールしか投げてこなかった人間がストレートですよ、ストレート。

それまでアグレッシブな曲ばかりを作って歌い上げていたミュージシャンが、何を思ったのか突如ガッチガチのバラードを歌い始めっちゃうあの感じ。

言うなればEXTREMEのMore Than Wordsみたいな感じかもしれません、全然違うかもだけれど。

 

ところで、どうしてさとりと菫子の組み合わせだったのかというと、今回イラストを担当してくださったらぱ☆さんが2年前に出された本『テレフォンクラブでおRingRing』を読んだ影響をモロに受けてのことです(白状)。

まだ読んでない方もいらしゃると思うのでネタバレは程々にしますが、この作品もさとりと菫子がすれ違う内容になっています。

性格は違えど二人とも負けず劣らずの嫌われ者同士で、人間(?)関係もかなり孤独かつ希薄で、実は結構似たような共通点を持っているんですよね、この二人。

どこか二人とも冷めきっていて、スレていて、絶望的なまでにコミュ障で……。

 

けれども、そのことを肯定することはしないし、それでいて否定もしない。

そんなものかと割り切っているのが、この二人の大きな特徴じゃないかなぁなんて思ったりしています。

そんな歪な関係は今の現代社会だと恐らく通じもしないでしょうし、受け入れてもくれないでしょうが、その反面、幻想郷ならその全てを受け入れてくれる。

「通じ合えなければいい」という諦観ではなく、「通じ合えなくてもいい」という達観でもなく、「通じ合えないからいい」という発想を転換するその一言に、全てが集約されているように感じます。

案外、この二人なら上手くやっていけそうな気がします。

マイナスとマイナスをかけたらプラスになるって言いますしね。

人によって距離感が違うので、下手に近づき過ぎないことも意外と大切なのかもしれません。

 

 

さてさて、今年の2017年最初の参加予定のイベントはというと、3月26日開催の『境界から視えた外界-至-』です。

恐らく当サークル最後となる、およみぐすりと同じほぼ手作り仕様の、全ページ袋綴じ特殊装丁本を頒布する予定でいます。

渾身のナックルボールを全力で投げ込む気でいるので、どうぞご安心を。

僕は一生ナックルボールを投げ続けます。

 

それでは次回、東京秘封で逢いましょう。

お疲れ様でした。

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