あとがきを書くのが遅いのはいつもながらのことですが、今回ついに二つのイベントをまとめて総括しながらあとがきを書くという暴挙に出てしまったことは、いくらなんでも流石に傍若無人だと自分でも感じております。

成長どころか退化している土露団子です。

皆さんはあれからお変わりないでしょうか?

ついこないだまで扇風機を回していたのに、今ではもうヒーターを引っ張り出さないと朝が辛い季節になりました。

今年も、秋姉妹の健闘虚しくレティの登場が間近に迫って来ているようです。

 

 

さて、これを読んでいる皆さんは秋の東方三イベントに参加されましたか?

もう既にご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、私はというとサークル参加こそなかった紅楼夢ですが、ちゃっかりとタナバン(@tanaban0831)さん主催のカレー合同に「すべてがCになる」を寄稿しておりましたので、間接的ながらも秋の東方三イベント全て新作を引っ提げて参加しておりました。

お陰でこの秋はすっごく充実していて楽しかったのですが……流石に1ヶ月の間に新作を3つ出すのは正直無謀というか、滅茶苦茶しんどかったです。

特に京都秘封に出した「およみぐすり」がほぼ手作り本だったのが、相当に堪えました。

サークルメンバーを総動員することで何とかイベント前までに作り上げることが出来ましたが、深夜バスに乗る直前まで作業を行っていた程にギリギリでの制作状況でした。

協力してくれた友人たちにはこの場を借りて深く感謝を。本当にありがとう。

そして無茶なスケジュールを組んで本当にごめんなさい、もう二度としません、深く反省しております。

 

 

それにしても今回のイベント、中でも当サークル初遠征となった京都秘封の熱気は凄まじいものがありましたね……。

秘封病患者さんたちの獲物を刈り取るような鋭い目つきと只ならぬオーラに終始圧倒されっぱなしでした。

実際ブースにおいても、想像もしていなかった人数の参加者さんが詰め掛けてしまい、慣れない私と売り子のミナミがアワアワしている間に次々と人が並んで列が出来てしまって通路を塞ぎかけてしまったり、また絶対に売り切れることはないだろうと思っていた既刊「秘封倶楽部は今日も養分」が開場数時間であっさりと売り切れてしまっただけでなく、ついでと言わんばかりに最初の東方本「こいしひび」も完り切れ、更には夏コミ新刊「歩く人形」も手持ち在庫分の底がつき、京都秘封新刊「およみぐすり」もその殆どが売り切れてしまいました。

秘封病を舐めてもらっては困ると言わんばかりに喰らい付くされた感が半端ないです。

次回参加する時は、それ相応の対処と在庫と覚悟を持って臨もうと思います。

 

現在、「秘封倶楽部は今日も養分」は若干の委託分があるのでまだ大丈夫なのですが、「こいしひび」に関しましては今回のイベントで完全に完り切れてしまい、もう1冊も手元に残っていない状態です。

そこで近々、絶版となっている「雪のち雷」と同時に、「こいしひび」も電子書籍として再販しようと考えております。

その際はTwitter等でアナウンスするかと思います。

今月中には準備出来ると思うので、もう少しだけお待ちいただければ幸いです。

 

 

さてさて、毎回恒例の新刊あとがきをそろそろ書き連ねていこうと思います。

まだ読んでいないよ!というお方は、この先盛大なネタバレを含む内容になりますので、急ぎブラウザバックすることをオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、まず秋季例大祭の新刊「独白する緋々色金正八角柱」から始めようと思います。

あまり作者が語るのもアレなので、今回からはさっくりとあっさり目に書いていきます。どうかご了承を。

 

この作品はサークルLu.Ma.S主宰の文月雨香さんとの初合作本になります。

(一度はやってみたかった、物書き同士のコラボ作です)

「The Dogs(魔理沙サイド)」は文月さん、「独白する緋々色金正八角柱(八卦炉サイド)」は私が担当しました。

白黒反転の上下リバーシブル本という非常に面倒な仕様になっていて、どちらから読んでもバッドエンドに行き着く、これまた非常に意地の悪い本になっております。

やはり金髪の子にはこうしてあげなければいけません。十分過ぎる程に、その愛が伝わったと思います。

因みにお気づきの方も多いと思いますが、この作品の元ネタとなった作品は平山夢明の「独白する横ユニバーサルメルカトル」です。こちらは更に気色悪い作品になっております。

もしまだお読みになっていない方は読んでみると良いかもしれません。

他にも先日映画化された「無垢の祈り」も収録されていたりするので、色々と楽しめる短編集だと思います。

 

 

 

次に京都秘封の新刊「およみぐすり」についてですが、如何だったでしょう?

 

うん、「また」なんだ。すまない。

仏の顔もって言うしね、謝って許して貰おうとも思っていない。

でも、この本を読んだ時、君はきっと言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。

殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。

そう思って、この本を作ったんだ。

 

じゃあ注文を聞こうか。

 

 

と、言った具合のメタフィクション作品でした。

熱い蓮メリちゅっちゅに期待していた方、残念でした。

これを読んだ多くの方が持ったであろう、言葉には言い表せない気持ちを大切にして、これからの秘封倶楽部と接して下さい。

そうすれば、ある程度の距離が生まれて、秘封病がこれよりも悪化することはないでしょう。

 

もしそれでも蓮メリちゅっちゅを欲するようでしたら……その時は次の試薬品「およみぐすりジェネリック」でも作って、再び皆さんに処方するかと思います。

秘封病撲滅を諦めない、土露団子でございます。

 

 

 

こんなところで、今回のあとがきは終わりです。

あとは皆さんのご想像にお任せします。好きなように楽しんでもらえれば作者冥利に尽きます。

 

次回の参加予定イベントは冬コミ1日目、ジャンルは勿論東方です。

スペースは東4ホール【メ-33b】で、新たにシリーズ物を作ろうと考えております。

その他にも合同誌に参加したり、久しく離れていた艦これ、更にはVOCALOIDにもちょびっとだけ参加する予定です。

思いっきり風呂敷広げていますが、しっかりと畳めるよう頑張ります。

 

それでは次回、冬コミにてお会いしましょう。

お疲れ様でした。

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