海外のガソリンにくらべて 日本のガソリンは
粗悪だ という人がいる
まったく持って 意味がわからん
粗悪だったら そこらへんで 不具合がでまくっているだろーが(笑)
(本当の粗悪さは こんなもんじゃーない)
したり顔でそういう人がいう粗悪の根拠は レギュラーガソリンのオクタン価の低さだ
確かに 欧州で流通量の多いガソリン ユーロスーパーより低い
なので 欧州車はすべからく 日本ではハイオクを使ってね となっている
さすらいの波動砲商人(おぃ)のすうざんですが
その昔は 神奈川県の石油会社の研究所で
缶詰になってガソリンを吸い続けた(あかんがな)
多くの師匠さんに いろいろ教えていただいたのも このころだ
ある女性から 質問されて 笑ってしまったことがアル
「レギュラーいれてたのに 親が間違えて ハイオクいれちゃった!
ストーブでいってたけど ちがう燃料いれたら もうだめでしょ?
車壊れるから 走らせてないの どうすればいい?」
抜き変えましょう! なんていうかー(笑)
聴くと ガソリンと軽油 と違うように レギュラーとハイオクも 違う燃料
と 思っていたわけだ
(ちなみに軽油は 軽自動車用 と思っていたそうな)
確かに
ガソリン と言われても
そいう物質があるわけではない
あくまでも 原油を精製して得られる炭化水素の液体だ
蒸留性状がざっくり 50から200℃までの揮発性をもっているもので
いかに オクタン価をかせぐかで作られる
(それ以外の性状も 品質的には重要だが)
じゃー どうやって作るのか?
実は 原油を炊いただけでは
ガソリンは できない
ディーゼル機関用の燃料は 蒸留するだけで
なんとか とれる
なので 戦国自衛隊で 戦車の燃料が切れても
新潟の黒川の油を蒸留すれば 何とかなると思う(いらん情報)
ガソリンの基材として おおまかには 直留ガソリンがまず入る
原油を温めて 200℃以下の留分をとってくる
しかし これは オクタン価が低い
オクタン価=着火しにくい なので
安定性が高い ベンゼン環付か 枝が多いパラフィン系の炭化水素がよろしい
接触改質装置(リフォーメーション)から得られる芳香族分が主成分の高オクタン価基材を
リフォーメート
これが 比較的やすくて高オクタンを上げやすいので まー ガンガン入れたくなる
現に 欧米のガソリンは 芳香族分が多い
なんせ オクタン価が高いガソリンの消費量が違う
で、リフォーメートでオクタン価は上がるけど まずい点もある
そう 揮発性が悪いので エンジンが冷えていると
まー 燃焼室に入らない(笑)
よって 欧米向の車両は
燃料インジェクタの冬場の始動増量はガンガンだマッチングときいている
直噴でも微粒化が進まず 煤が出やすくなる
じゃーどうして 日本では 欧米より増量なしでいけるの?
それは 日本の石油会社が性能優先の技術導入の結果で
バブル前夜の時代に高い高いアルキル化プラント
アルキレーションを各社が導入したからです
アルキレーションというのは LPガス成分などを原料にイソパラフィン系のガソリン基材が取れる装置です
これがレシプロエンジンのために生まれた燃料というぐらいで
オクタン価は高いわ 燃焼性はちょうどいいわ
燃焼後もデポジットになりにくわ で ガソリンには ぜひ入れたい基材
それを導入している日本のハイオクは 世界最高品質 です
いや 石油会社の皆さんのお世話になったから というわけではありませんが
まじめに ハイバランスなガソリンです
まーでも 高いんだわ これが
昔は鉛でオクタン価あげていて いざ公害対策で無鉛化 というと普通困って
とりあえず 欧米みたいにアルコールやエーテルでオクタン価あげたり
いまの中国みたいに MMT(マンガン系のオクタン価向上剤)に頼るのですが
さすがに日本人 一気に アルキレーション導入
(ま、ハイオクの消費量が 知れていたのでできたんですけど)
おまけにハイオクにはデポジットコントロール清浄剤が入っているので
新品時の性能を維持しやすい
すうざん 思いましたね
「あー この品質を使い切るエンジンを買わないと 人類として 損だ」
そのせいか ずっとマイカーはハイオク仕様(笑)
で レギュラーは?
そういえば ありましたね(何を言っている)
レギュラー
まー これは いかに安く オクタン価ぎりぎり90RONでつくるのか です
単純に言うと 発電機などに使う A重油留分を分解して
軽質化させた基材をいれて量を確保する
安くつくれて オクタン価も そこそこあるので
ガンガン いれたい
しかし あまり入れられない
理由は オレフィンが多いので
腐りやすい(ガソリンも くさるのよ)
とはいえ 背に腹はかえられず
30%ぐらいは いれちゃいます
どうなるか
そう エンジンのいろんなところが 汚れるんです
吸気バルブなんて
まー 結構いかれます
(実際はオイルの垂れも関係しますが ここはまぁ)
その昔 原油が得にくい イスラエル(産油国は敵なんで)
なんかはもっと大変で
リフォーメートと この分解ガソリンでなんとか無鉛ガソリンつくるしかなかったんで
揮発性は悪いは デポジットはつくはで そりゃーもー 大騒ぎ(笑)
始動直後には ちゃんとは 走りません
自動車メーカは イスラエルで 吸気バルブをみがく サンドブラスターをディーラーに配備する始末
結局 イスラエルのガソリンには清浄剤が入るようになって 改善したような。。。
(今はどうなんだろう?)
ということで レギュラーの方が 圧倒的に 汚れやすいんですよ
なので
直噴で レギュラー仕様で EGRガンガンだと
間違いなく 吸気系は 真っ黒け
というか ガビガビ
そう
清浄剤の使い方は 日本の石油メーカは 逆になっている
よごれにくい ハイオクには 全社はいっていて
汚れやすいレギュラーに 本来は 必要な清浄剤が 入ってない
すべて コストカットのため
清浄剤をいれれば エンジンにはいいけど
それが 差別化にならなければ いれない
いや 正確には 一時期 レギュラーガソリンにも 清浄剤が入っていた
しかし バブルがはじけて 最後に出光のゼアスががんばってましたが
いまは 廃止
レギュラーは 地域バーターなので
その地区のレギュラーは ブランドがかわっても
実は 同じロットが配られたりする
北海道なんて 出光の精油所が ほぼ100%でしょう
「おたくのスタンドに1kLいれたるから 大阪のうちのスタンドに 1kLsっちの精油所からいれといて」
という感じ
そうなると 安く作ったモンがちです
だれが頼まれてもないのに 清浄剤なんかいれるか! というのは
当たり前で
なので 私は レギュラー車にも ときより ハイオクをいれる
ノッキング回避と 清浄効果で
あー 今日は 酒がない
ガス欠
結局
ども 08年9月以前のものは
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