意外に空気温度の違いが影響があることがある。

「高々気温が38℃位で、日本だって40℃とかあるわけで、

何でインドネシアと日本で騒ぐほどの違いがある」と当初思っていた。

精々チョコレートがまずい程度の事だろうくらいにしか思っていなかった。(温度とチョコレートまずさの関連

 

実際、別に、インドネシアだからとか、日本だからとか、ドイツだからという事では無しに、物理的温度で、空気の特性は変わる。(プンプン「当たり前だ!」。まぁまぁ、そうおっしゃらず)。

 

実は、その差の影響が実際にあった経験がある。

3年程前、スタッカーというフォークリフトのような、ちょっと便利なものを買った。弊社規模では贅沢なドイツ製。”ひゃくまんえん”相当もする大枚をはたいて、購入。

しみずの舞台から飛び降りた気持ち(<-どこだ~それ? )

 

ところが、降下させるとき停止するとアームが「ガックン!」と一々危なっかしい。

登りはスムーズ。

「なんだこれ?ドイツ製の癖に!」と思っていた。

 

凄いのはドイツメーカー。弊社からは”大枚の100万円”でも、飛行機代とホテルで消えてしまいかねない売上金額(なので利益は更に少ない)にもかかわらず、弊社まで来てくれて、見てくれた。

 

結論は「ダンパーという空気をクッションにして柔らかく停止させる部分のノズルがインドネシアの仕様にあっておらず、ちゃんとした制動ができていない。なので、ノズルを作りかえて送る」とのこと。

 

当時は半信半疑で、まぁ、折角来てくれたんだし・・・と言う感じで期待はしていなかったのだが、到着したノズルに交換したら効果テキメンびっくり。その後3年間問題無く稼働を続けている。

 

フランクフルトの平均気温は夏だと25℃近くになる。冬は4度位?だから20℃程度で設計されていたとして、こちらジャカルタ近郊の作業場の温度36-38度, それだけの違いなのに、空気が抜ける穴の大きさに影響があるほど、空気の性質が違うらしい。


調べると、粘度と動粘度は結構変わるらしい。特に動粘度。

補足: 数値が大きいと流れやすい。横軸の温度は絶対温度で293Kが大体20℃位 313Kが40℃位。

動粘度に関しては1℃あたり0.6-0.7%変動するため, 10℃も変わると6%程度、サラサラになるといえる。

 

この、6%のサラサラで空気が早く抜けてしまいクッションが不足し"ガックン"となったということらしいが。。。謎は残らないわけでは無い。「日本だって35℃位ざらにある(ない?)わけで、その時使ったらガックンとなるのか?」など、など。

(じっちゃんの名にかけても、大工だから謎のままでいっか・・・)

 

ただ、結果は対策の通りであったことや、わざわざインドネシアまで飛んできてくれたなどへの敬意もあって、丸飲みこみしている。

 

何で今頃思い出すかというと、

実は今、理由合って、エアーマイクロという測定に空気を使う装置を導入しようとしている。

 

というわけで、不安の真っただ中。不安で不安で仕方ない。

連中、当然、空気の粘性など聞いたことも無いし話も通じない。

温度も精度も、空想で適当なことばかり言いやがる。

いつもの"Tidak apa apa" が始まる。終りは取り返しがつかなくなってから"Minta maaf, Tidak bisa", "Tidak tahu", "apa bolei buat"となるのは目に見えている。いつもそんな感じで何度経験してきたことか。

 

ただ、後ろに日本の会社があるから、出ているスペックに基づいて進めているのだが、ドイツのあの会社ほどの気概とプロ根性があるかというと・・・どっかな~?

続きはWebで(嘘)

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