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愛読書の話 

今日は、わたしの愛読書の話。


みなさんも定期的に読み返したりするような愛読書ってあるのではないかと思いますが。


私はと言いますと。。。。



漫画 「カバチタレ」 です。


カバチタレ全20巻、特上カバチ全34巻、カバチ3(現在も進行中)


とっつきにくい法律の話を一般生活でのできごとに落とし込んで

わかりやすく面白く、時には悲しくむなしく、そんな漫画です。





主人公が行政書士として、法律を駆使しながら、世の中の矛盾や嫌な面、

時には、がんばっても何もしてあげられないことに悩んだりしながら、

一人前の法律家になっていくストーリー。


世の中は、きれいな出来事ばかりではなく、権力や暴力、いじめなんかも

なくならない悪い一面があります。


誰かが得をすれば、だれかが損をしているのかもしれません。


そんな矛盾を抱えながら生きているのですが、主人公が業界に染まらない

目線で、事務所の先輩たちに揉まれながら自分らしい解決策を探る話が面白く

また、わたし自身の仕事にも役に立つ法律情報が多いのが気に入っています。



特に印象的なシーンは、主人公が事務所に入所することを決める場面。

(第1巻 5話)





法律事務所の依頼者がお金持ちの経営者で、そこで事故にあってしまった被害者家族が

どん底の不幸な目にあっていることを見せられる主人公


法律の知識で、お金のある悪いやつが生き残り、弱者が損をする社会

そんなことが許されていいのか、と涙ぐむ主人公


法律事務所の所長がかける言葉が、


世の中にはそういう側面があり、何が正解かは自分にもわからない、

ただ、事故にあってしまった弱者の家族が自分の顧客だったら、

今回のような状態にはなっていなかったかもしれない。

その家族の最大の不幸は、私たちに相談しなかったことだ。。。。




***


法律の世界もしかり、不動産の世界もしかり


どの会社に相談をするのか、 だれが担当につくのかで、結果は大きく変わります。



賃貸アパートが得意な会社もあれば、土地の開発分譲が得意な会社もある。


セカンドハウスや田舎暮らしをしたい首都圏からの移住者の要望に強い会社も

存在し、そういったところには より情報とその分野での経験が蓄積されていきます。





わたしが仕事をする上で心がけているのは、


もし自分がお客様だったとしたら、誰に依頼するのが得なのか?


自分の業界を知った上で 自分を選ぶであろう仕事内容にしたいと

思っています。




不動産の仕事は、ひとつひとつが全てちがいますし、

購入検討者と売主様の組み合わせもどれひとつ 同じものはありません。


それぞれが違うので、どのようにすすめるのかに、模範解答はありません。


うまくいく時もあれば、時には小さな食い違いが起こることもあります。


ただ、それらを含めて 最終的には、


購入された方、売却された方、弊社、この地域と 4方よし になるように

収めていきたいと考えます。



愛読書(漫画:カバチタレ)からは脱線した話となりました。



蓼科企画  西村





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