2007-02-10 21:16:48

好きな小説2

テーマ:本・読書
1/22記事の続編です。敬称略で失礼致します。

山田風太郎、荒山徹によって柳生十兵衛はもちろん、室町時代、足利将軍、能についても興味を持つようになってきたとき、出合った小説があります。
それは、

朝松 健 一休暗夜行

これを読んだとき、鳥肌が立ちました。
これは禅僧・一休宗純を主人公とした連作伝奇小説の第一作で、現在、同シリーズには計5作品 あります。
一休さんといえば、特に、私ら30~40歳の年代にとっては「とんちの一休さん」として、かわいいというか元気な利発な小坊主、と言うイメージが強い方が多いのではないかと思います。
ところが、この小説に登場する一休さん、いえ、一休宗純は、これまでの私の中の一休像を一変させました。
唐人にならった丈術と、立川流呪術や、妖魔を撥ね退ける強い意志力を持った、力強い流浪の青年僧として描かれており、彼の活躍シーンを描写は、まさに血湧き肉踊ります。

そして、実は前記の山田風太郎の「十兵衛死す」で、物語中に幼い頃の一休が登場しています。もちろん、時の足利将軍、足利義満も登場しています。
そして、本作品では成長した一休と死にゆく足利義満が登場するのですから、偶然にも、時系列に沿って本を読んだ形になって、とても自然に物語へ、室町の世界へ入り込み、どっぷりとつかってしまいました。

その他にも、朝松健の作品は、上記リンクの同氏HPやWikipediaの記事にあるように、たーくさん、さまざまなカテゴリにわたっております。
その中で、同氏の作品群を語る際には、何をおいても絶対に外せないカテゴリがあります。
私も、伝奇時代小説以前に、そちらのほうで朝松作品の虜になっておりました

次回は、それらについて書いてみたいと思います。

ではでは、ギターの世界に戻りますです。

コメント

[コメント記入欄を表示]

コメント投稿

コメント記入欄を表示するには、下記のボタンを押してください。
※新しくブラウザが別ウィンドウで開きます。

一緒にプレゼントも贈ろう!

トラックバック

この記事のトラックバック Ping-URL :

http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10025408295/dc928a8c

あわせて読みたい