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    2012-12-31 22:09:48

    2012年 青江好祐自叙伝

    テーマ:日常
    今年も沢山の人にお世話になりました。
    ありがとうございました。
    皆様のおかげで今年も無事に年末を迎えた、でお馴染みの青江です。

    ぼちぼち今年も終わりですが、強引に恒例にしている
    有名ミュージシャン自叙伝風で締めます。

    去年に引き続き、マイルス・デイビス自叙伝風に振り返ります。
    ジャズの帝王マイルス風ですから、基本的に上から目線で敬称略ですが(笑)
    青江、今年ほんとに音楽作ってないなあーと笑いながらお楽しみ頂ければと思います。

    来年もよろしくお願いします!


    ではでは、どうぞ


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    まあ聞いてくれ


    2012年も慌ただしい幕開けだった。
    前の年から続いていたチャボ☆チョップとBITTER BOOTSの
    レコーディングが佳境に入っていたからな。

    青江好祐と女たちのコーラス、ナホコがボーカルをとっているチャボ☆チョップは
    ドラムがサポートメンバーだが、ギターとベースは結成当時からの
    オリジナルメンバーだ。
    基本的にアレンジはメンバー同士で固めてくるから
    オレは全体を見たり、たまにコーラスをアレンジするくらいさ。
    5曲録ったが、ソングライターでもあるナホコはたいしたやつだぜ。
    全部あまりに名曲だったから思わず唸ったほどだ。
    アルバムタイトルの「もしもし」には
    もう一度聴き手と繋がろうとする気持ちが現れていているとオレは勝手に思っている。

    女たちコーラスのケイティ、ベースのヨシミがやってるBITTER BOOTSは
    もう少し大変だった。
    こっちはオリジナルメンバーのドラムが抜けて1年くらい経っていて
    ずっとウツミが手伝っている状況だった。
    ウツミはあいからわずの腕前だったから、ドラムはそれはものすごい演奏が録音出来た。

    後はヨシミのベース、そしてケイティの歌とギターだ。
    特にケイティはレコーディングの経験も少なく、何をどうしたらって状態だ。
    まあ、最後の方は慣れてきて耳を引き裂くようなギターを弾いていたがな。
    あまりに音がデカいんで、こいつはオレの事を殺す気じゃないか
    と思ったくらいさ。
    アルバムタイトルは再起動の「reboot」にバンド名をかけた「REBOOTS」にした。
    こちらも再出発ってわけさ。


    そうこうしているうちに女たちの年明け最初の演奏は下北沢ガレージだった。
    松浦たくのイベントに呼ばれたんだ。弾き語りでは何度かやったが
    バンド同士はひょっとしたら初めてだったかもな。
    見るたびにたくの歌は成長している。このオレがビビるくらいだ。
    たくはレーベルも新たに立ち上げてやっていくという。
    オレは何もできないが、ずっと心の中で応援している。


    諸々のレコーディングやライブが落ち着いた2月下旬に、面白い話があった。

    オレはかれこれ5年以上「吉番」というローカルTV番組に出演していて
    吉祥寺のあちこちでレポートをしたり、そりゃあもう大騒ぎだったが
    その番組のコーナーで、吉祥寺の中道通りのテーマソングを
    書かないかという話があった。
    二つ返事でオーケーし、その曲を3月11日のチャリティマルシェでライブ演奏する事になった。

    オレはすぐに2声のハーモニーで「ナナナ中道」を書き、
    女たちからナホコをコーラスに呼び、2人でライブに臨んだ。
    近所の家族連れがたくさんあつまってチャリティは大にぎわいだったぜ。
    歌い終わったあと、ちっちゃな子供がステージのオレに向かって
    「おもしれえ歌だなあ」
    と言ったんだ。あれは笑ったぜ。

    ライブの締めには黙祷も行われた。
    震災からちょうど1年だったからな。
    そんな日に地元の沢山の人たちと関わるイベント出演できたのはとても良い事だった。


    その後、元ミュージシャンで、今は吉祥寺で映画を作っているイサムや
    中道通りで映像制作をしているチームと組んで
    中道通りのCMを作り、それは最終的にバウスシアターで上映までされた。

    バウスシアターはオレがまだバンドを組んでいた時にコンテストで演奏した場所だ。
    そこで再びオレの音楽が、しかも今回はスクリーンで鳴ったんだ。
    去年に自分のアルバムを完成させた時と似た感覚だった。
    舞台挨拶にも参加したが、オレは髪の毛は肩まで伸び髭も生え放題だったからな。
    たぶん司会の女はオレが監督かなにかと思っただろうよ。

    もちろんその間にライブ演奏も続けていた。
    仲間のイベントに出演しながら、オレは徐々に女たちの拠点を
    渋谷に移そうとしていた。

    もう一つ何かが変わり始めたのは、MCがとてつもなくウケ始めたんだ。
    女たちを始めた頃は客はニコリともしなかったからな。変な感じだったぜ。

    それに伴ってやたらと司会をすることが増えたんだ。
    最初は知り合いや友達のイベントだけだったが、そのうちに
    あまり面識のないバンドのイベントまで司会をするようになった。
    まあ、そこで打ち解けて仲良くなれたヤツもいるし
    ホームだろうがアウェイだろうが知った事じゃない。
    オレはとにかく皆が盛り上がるように喋るだけだ。そうだろう?

    夏には久しぶりに自分でイベントを企画した。
    フジロックと日にちが被ってしまったので、タイトルも「フジンロックフェスティバル」にした。
    主演者も女ボーカルばかりだ。オレにしかできないフェスってやつさ。
    ロックフェスや他のイベントも多い時期だったので動員的に苦戦したが
    女たちも含め、皆良い演奏をしたので盛り上がった。
    オレも新曲「ゲンズブール・シンドローム」で早着替えをしたり、やりたい放題だったぜ。


    企画が終わって、ヤマダアキヨシに京都ライブに誘われた。
    オレもソロになってから
    関西方面へ行く機会がすっかり減っていたから、とても楽しい旅になった。
    アキヨシの考える今後の活動ビジョンにも刺激を受け
    オレは少しずつ将来の自分の音楽について考えるようになった。

    その京都ライブの日に母親が体調を崩して少し入院してしまった。
    オレは岡山に飛んで帰り、大事にはならなかったが
    またもやオレは色々と考える事になったんだ。

    二人の京都ライブから間もなくして、アキヨシから電話が入った。
    ナレーションの依頼だ。
    それまで自分でふざけたSEを作った経験しかなかったが、
    面白そうだったので二つ返事でオーケーした。
    東京オリンピックを東京で、というPR動画で、東京中の街頭ビジョンで流れたから
    この年で一番規模の大きい仕事になったくらいだ。
    アキヨシは相方のオサムと二人でこの制作を進めたというから驚いた。
    まったく、たいしたやつだぜ。


    誕生日は今年も渋谷HOMEで祝ってもらった。
    アキヨシやたくさんの仲間、さらにコンドーまで飛び入りしてくれて
    盛り上がった良い夜だった。
    オレも何故か2回もステージに出演し、2回とも
    チン青江の「灰かぶりのミューズ」を歌ったくらいだ。まったく、参ったぜ。


    笑っていたのもつかの間、11月は飛び抜けて忙しかった。
    自分のライブや司会を合わせると軽く10本を超えていた。
    中でも印象的だったのは、やはりユウスケとのツアーだ。

    ユウスケの事務所の社長のアイデアで、二人の故郷、京都、岡山と東京でライブをすることになった。
    今年は妙にライブ中笑いをとっていた俺だが、京都でもそりゃあすごいもんだった。
    思わず桃井かおりが降りてきたくらいだ。何故かはまったくわからんがな。

    だが岡山ではそうはいかなかった。
    上京前に一度やったきり、10年ぶりの岡山ライブだったからな。
    恐ろしいほどに緊張していた。
    だがユウスケのサポートで、なんとか俺は最後までやりおおせたのさ。
    まったくたいしたギターを弾く若造だぜ。
    東京でのファイナルではヤツの演奏に見とれて思わず
    「…オレは今なんて言ったんだ?」
    と連呼したくらいさ。

    12月は弾き語り、女たちとのライブ、司会、と全てがバランスよく進んだ。
    まるで総括を迫られているみたいだったぜ。
    そこでふと、オレは今年まったくといっていい程
    曲を書いていない事に気付き愕然とした。

    なんてこった、チクショウ。
    あれほどまでに作曲をすることにこだわりを持っていたこのオレが、だ。

    とにかく今年は司会にナレーション、ライブの時でさえ喋りっぱなしだった。
    だがオレはアタマの回転が人より速いんだ。
    司会やMCの時のテンポ間を曲に生かす事ができれば、みんなの度肝を抜くような
    曲が書けるだろうよ。

    来年は5日にイベントをやったらしばらく体勢を整えるのさ。
    もちろん毎日なにかしら音は鳴らすがな。止められるわけが無いだろう?

    とにかく一歩一歩確実にやるだけだ。
    まあ、見てな。

    じゃあ、またな。


    2012.12.31 青江好祐




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