2008年04月10日

くいだおれの看板人形「太郎」

テーマ:PR論


くいだおれ看板 閉店のくいだおれ店頭

くいだおれの看板人形「太郎」はPR上手の大阪商人の象徴だった。


ナニワの顔で、大阪の観光名所にもなっていた飲食店「くいだおれ」は、7月8日に閉店するという。街の様変わりについていけなくなったのが理由とか。若者の街に変わりゆく道頓堀で創業者の教えを守り、大阪の味やユーモアにこだわり続けていたのに・・・。


同店の柿木道子会長は、「太郎」のことを「よくできた『看板』息子だった」と語った。


看板人形「太郎」は創業者で父の故山田六郎氏がモデル。オープン翌年の昭和25年に軒先に置かれ、赤と白のストライプ服で太鼓をたたくユニークな姿が人気となり、店の宣伝や大阪の観光名所に一役買った。


「くいだおれ」は、店舗ビルのフロアごとに割烹、居酒屋、洋食と多彩な料理を客に提供。昨夏には、ビル裏手に西洋料理店「ウラくいだおれ」をオープンさせ、趣向を凝らした経営を続けていた矢先だった。


いだおれ太郎の貢献度は年間17億円――。関西大学の宮本勝浩教授によれば、いだおれ太郎の貢献度は年間17億円だという。


大阪プロレスの「くいしんぼう仮面」は「くいだおれあっての自分。譲渡先が決まっていないのなら、ぜひ大阪プロレスの看板になってほしい」とラブコールを送った。


大阪の商売というのは原則があり、「まず笑わせる」という「つかみ」がなければ客はそっぽを向いてしまう。何が何でも「大阪では笑いが一番大切」なのだという。


大阪人にとって、「PRとは人の心に入る術。それは笑わせることが一番手っ取り早い」というに違いない。

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