仁淀川町ふるさとインターンシップ
3日目です!
●グリーンツーリズム観光について
(「高知で暮らす。」応援局 移住コンセルジュ 戸梶優希氏)
観光学について講義していただきました。
海外の状況、観光から入りながら定住に繋げていく。
質問するインターン生。
エコツーリズムは仁淀川町の魅力を最大限に引き出すものだろう。あとはいかに具体性を持って行くかです。まだまだ地元は各自が観光イベント企画して、対外的にはわかりにくい。観光業を推進する母体が、民間の中から必要であると思う。
●仁淀川町の地域史等について
(地元識者(仁淀村の歴史発見著者) 掛水一公氏)
古い暮らしや仁淀の歴史についてお話しいただきました。
仁淀川が交通の重要な役割を果たしていた時代があり、それらが生活の中心であったが、国道が通り、川を利用した木材や紙の原料(こうぞなど)の運搬が必要がなくなり、さまざまな時代変化に応じていった。
多くの集落は山の上にあり、それら「天空の里」は、次第に国道に近い土地に下りていき、いまような生活基盤となしていったのである。
こういった、地域の識者は今後、ガイド役として活躍してもらうための育成プログラムが必要である。
お昼ごはんは、(有)土佐自然工場の田舎寿司♪
●仁淀川町の自然と歴史について
(地元識者(元郵便局員) 北平地則夫氏)
郵便局にお勤めされていましたが、地域のことに詳しい北平地さんは、中津観光協会の副会長さんでもある。今回は快く引き受けてくれました。
マシンガントークな北平地さんは、植物学が得意であり、山村自然楽校「しもなの郷」のガイド養成にも講師になっていただいていた。実地が得意である。
土佐の幕末史にも詳しい。
午後の眠い時間帯になってきたので、30分ほど、近くの観光エリアに行くことにしました。
久喜の沈下橋に来ました。
国の有形登録文化財にも指定されている高知最古の沈下橋!久喜の沈下橋。
普通に生活道だったりする!
峡谷のような仁淀川の姿
巨石! えぐられた岩!
●水生生物からみた仁淀川について
(水生生物研究家 石川妙子氏
さて、4時間目!講師は、水生生物研究家の石川妙子さん!
まず、イキナリ川に入って虫取りです。
仁淀川本流組と支流・土居川組に分かれました。私は本流です。
さっそく、川の石をはぐってみると、さまざまな川虫たちが網にかかる。
アユ釣りのオジサンにも協力いただきました。無理言ってスイマセンでしたっ♪
真剣な表情のインターン生
思わず水浴びしてしまったNPO法人人と地域の研究所・高橋クン
(川で眼鏡を無くすが、このあと運良く発見している)
秋も近いな~
採取した川虫たちを、分類しながら、顕微鏡でスクリーンに投影する
ウオ!エルモンヒラタカゲロウ!きれいな川に存在するヤツだ!
しかし、仁淀川といえどもダム(大渡ダム)の影響による水質の悪い水域にいる虫もいました。
こういったエコツアーは実践して、ガイドとともに商品化をしたいと考えます。
熱心に川の活動をお話ししてくれた石川さん。
暑かったですが、ありがとうございました。
反省会も各自の主体性が出てきているように感じました。
明日も頑張りましょう!
スタッフ陣、講師の方、参加者の皆さま、ありがとうございました!