ミレーの絵「晩鐘」の中に残るこの素晴らしい光景こそ、現代の不条理な社会へ最良の規範になる。遠くの教会の晩鐘を合図に一日の農作業を終わり、感謝の祈りをする老夫婦、おそらく農機具も無く、農薬も無く環境汚染も無く、闇を照らす照明も無いだけに自然への畏敬の念と恵みを敬虔に受け入れる生活がそこにある。今更この時代に戻すのは時代錯誤であるが、良い面を評価し生活の中に取り戻してゆく行く中に、結果としてQuality of Lifeがあるのではないかと思う。


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