山本ユキHP エネルギーの学校

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2016/7/14

 

 

  

お別れの会当日。 

 

 

 

「今日はお別れの会だけど、何か伝えたいことがあったら教えて」

 

 

 

「パパはすべてお前に任せている。感謝だけを伝えておいてくれ」 

 

 

 

「パパは今そこで何をしているの?」

 

 

 

「以前ここにいた時のことを思い出して、だんだん慣らしているところだよ」

 

 

 

「パパは『伝える』ってことを大切にしていたよね。私も今、エネルギーを伝えることを人生の仕事にしているのは、パパの影響ね」

  

 

 

「今の世の中は、伝えることの背景に何があるかを忘れてしまっている。効率や便利さを中心とした伝え方は、人々を麻痺させてしまっている。1つの言葉の背景にあるものを伝えていくことこそが、人間に与えられた一番の能力だとパパは思う。それが一致した時、初めて人は心を動かすことができるんだよ」

 

 

 

「なるほど。パパのたどった道のりを聞いてもいい?」

 

 

 

「今振り返ると、こっちに来る前から何度もこっちの世界を見に来ていた。その時は、まだ見えない身体がエネルギーの中に浸っていて身体のことを忘れてしまうような感じだった。そこにいながらこっちの世界に来ていたんだよ」

 

 

 

「それで?」

 

 

 

「だから、死んだ時も初めはそれと同じだと思っていたんだよ。違ったのは気付いた時に身体に戻っていなかったことだけだ。カナコやユキが泣いていて、ママやマキがて、ケイタが来てみんなに話しかけても、俺の身体の方に気を取られて話もできないんだから恐れ入ったよ。そこからどこにでも動けることがわかったから病院の外に出てみたりしたけど、戻れなくなると困ると思って病室に戻ったんだよ。そうしたら看護師が身体を拭いていて。本当に看護師はよくやってくれるな。あんなこともするんだな。死ぬってことは思ったよりすんなりしているし、自由になるんだけど、話が通じないのが困るね」

 

 

 

「何か困ったことあったの?」

 

 

 

「いや、Sに連絡しなかったから、Sのところに行って俺に電話をかけるように思わせたけどたけどな」

 

(亡くなってすぐにお弟子さんのSさんから父の携帯に「いたずらでかけてみましたと、連絡が入り、父のお別れの会を取り仕切っていただきました)

 

 

「あとは?」

 

 

「思う以上にみんなが働いてくれたね。驚いたよ。引退して30年だからな。いや本当にありがたいよ。あとな、洋服関係は処分してくれよ、注射器(インスリンの)も昨日、病院に返してくれたしな。ママにもあんまり泣くなって言っておいてくれよ。S.Yにもありがとうってお礼を言っておいてくれ、Oは年取ったね(自分のお弟子さんがお別れの会に来たのを見て)」

 

  

 

 

 

 

 

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