うちの2歳児がお気に入り絵本 その3
まっくろくろすけみたいな見た目の黒い鳥ネリノが主人公。両親や兄弟はカラフルな鳥なのに、まっくろだから兄弟から遊んで貰えない。眠るときも、ひとりぼっち。どうしたら自分もカラフルになれるのかなと、思っていたある日、兄弟たちが捕まえられて鳥かごの中に! ネリノは、夜の闇にまぎれて兄弟たちを救い出し、それ以来、兄弟たちと仲良く遊ぶようになりましたとさ。というお話。
うちの2歳児は、ストーリーとはまったく関係なく、大きな姿の両親鳥を「おとうちゃん」「おかあちゃん」と指差し、主人公のネリノを「○○(自分の名前)と呼んで喜んでいる。とにかくページを捲らせて、そこに家族を当てはめて大声で叫ぶ。他の兄弟を指差して「これは誰?」と聞くと、少し考えてから「おじいちゃん!」とか「おばあちゃん!」と、これまた嬉しそうに名前を呼ぶ。みんながいるのが好きらしい。
訳は矢川澄子さん