読んで効く、日常のNLP 実践レポートと徹底考察 by 中浦ジュン

NLPマスタークラプティショナーのジュンです。
NLPを日常にどう活かすかについて、
                 語りつくします。


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今日の仕事中、同僚と一緒におしゃべりしながら階段を上がっているとき、ふと、わたしの中の「早く仕事をやっつけて帰りたいパート」がいつになく不貞腐れていることに気づきました。

こいつ、放置しておくといずれ仕事をするパートに干渉してきそうだな~と、危険を察知したわたしは、すぐにパーツセラピーで対処したくなりました。

しかし今は階段を上がっている最中だし、同僚とのおしゃべりは続いているしで、とても落ち着いてセラピーをやれるような状況ではないのです。

でもかまわん。時と場所を選ばないのがNLPだ~などと根拠のないことを心の中でつぶやきながら、やってみちゃいました。

三たび、おことわりしておきますが、階段を上がりながら、同僚と談笑しながらですよ。

あまり集中できる状況にないので、とにかく直観に任せたら、

(1)わたしの右肩の前には、仕事をしたくない(いいかえれば、自分には仕事よりもっと大事なミッションがあるだろうと言いたい)「悪い目つき」のイメージが出てきました。

(2)左肩の前には、与えられた仕事を楽しむ(なぜかわかりませんが)「金魚」のイメージが出てきました。

四たび、おことわりしておきますが、階段を上がりながら、同僚と談笑しながらなので、二つのイメージとゆっくり対話などしている場合ではありません。そこで、いきなり、二つのイメージを近づけていって、スカッシュ!

スカッシュ

するとわたしの胸の前で「黒い鯛」がピュン、と跳ねました。

わたしは、この黒鯛を、自分の胸の中にそっと導いてやりました。

すこし経って、わたしは「今日は金曜日」感覚に包まれました。

「今日は金曜日」感覚などと言ってもだれにも意味がわからないでしょうが、要するに、仕事をしっかりこなす充実感と、さらに仕事から解放されたプライベートの楽しみという二つの感覚が並び立ち、ちょっと使い古された言葉で言えば、「ワークライフバランス」がわたしにとって最高度に実現された感覚なのです。

こうして、この即席ビジュアル・スカッシュは大成功なのでした。

というわけで、皆さま、お勧めはしませんが、ウォーキング・トーキング・スカッシュ、侮れません。

しかしNLPのワークとしてはあくまでも破格であることはお忘れなく。

あ、それから、わたしはこのワークのために一切特別な動作をせず、すべてイメージとして処理したので、当然ながら一緒にいた同僚はわたしがワークをしていたことに気づいていません。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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NLPマスタープラクティショナーのジュンです。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

パートに捧げる希望の詩(うた)を書いてみました。
元気になる呪文と思って読んでみてください。

松ぼっくり

分身(パート)に捧げる希望の詩(うた)

ありがとう わたしの分身(パート)
わたしを守ろうと
こんなに固くなって
こんなに恐れて
こんなにふるえて

ありがとう わたしの分身(パート)
なかなか 気づいてあげられなくて すまなかったね
心細い思いをさせて すまなかったね

わたしがまだ幼くて 弱くて 知恵もなかったころ
押しよせる刺激からわたしを守るために
きみはわたしの盾になった
そしてひとりで耐えてきた
固くなって 恐れて ふるえて

だけど きみは忘れてしまったのだろうか

言ったはずだ
きみの役目はもう終ったと
そしてわたしは
あの頃よりも ずっと強いし 知恵があるし 経験もつんでいる
だから きみは何も心配することはないんだと
そして すべて手放していいんだと

言ったはずだ
もう大丈夫だと
なぜなら
「わたしは自由だ」と声に出して言った あの時以来
世界は澄みわたり
わたしの自由の障(さわ)りになる すべてのものは
嵐のあとのように 消えうせたからだ

言ったはずだ
わたしの主人はわたしだと
だから わたしは 「苦しまない」ということを
自分で決められるのだと
そして
どんな理由があっても
あらゆる苦しみは 引きうけるに値しないと

言ったはずだ
きみには いつも わたしがついていると
今 きみを守るのは わたしだと
そして もう決して きみに心細い思いはさせないと

そして きみは気がついているだろうか
きみがまばたきをするたびに 心配の種がはじけて消える
きみがキーボードに触れるたび 指とキーボードとの接点から 小さな 可愛いざわめきが起こる
(それは きみのことを慕って集まる 小鳥たちのさえずりに聞こえる)
きみが靴を履くたびに ウキウキのエネルギーが つま先から背中まで駆けあがる

そして 今日から きみの反応も変わるだろう

固くなってもいい そのかわり 固くなるたびに 大好きな あの人の笑顔を思いだせ
恐れてもいい そのかわり 恐れるたびに 大好きな あの音楽の調べを思いだせ
ふるえてもいい そのかわり ふるえるたびに 大好きな あの食べものの 豊かな香りと味わいを思いだせ

そして そのたびに
すべての大好きな人たちと
大好きなものたちを
心の目で見て
心の耳で聞き
全身で感じて 生きる喜びを味わおう

ありがとう わたしの分身(パート)
きみに最高の 温かいお布団と
滋養のある おいしい食事を用意しよう
だから 今は安らかに 眠れ 眠れ

そしてきみは
必要になるたびに この詩(うた)を思いだすことができる
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NLPマスタープラクティショナーのジュンです。

「トラウマ」についてちょっと考えてみたいと思っています。

先日の記事「アンカーにはじまりアンカーに終わる(1)~(3)」で、

「観念」はそれ自体では強度(大きさ・スケール)のないデジタルな存在だから、それが強度をもつ「体感覚」に手渡されない限り、肥大して自分を苦しめることはない。

ということを述べました。

トリガーとしての「観念」を、「体感覚」(苦痛)へと手渡すこと。
これをアンカリングと呼ぶわけですが、実際には「観念」(たとえば悲観的な予想)と「体感覚」(たとえば胃痛)が時間的に「継起」していさえすれば、意図せずとも、簡単に、自動的になしとげられてしまうのです。

厄介な現象ですね。
しかし、私があえてこのことを述べる真意は、じつは、「観念」と「体感覚」はあくまでも別物だという点にあります。
またそれゆえ、ストラテジーのテクニックによる介入で、アンカーを断ち切り、肥大化を止めることができるのです。この事実は、私たちにとって希望です。

希望の花

さて、そこで今回の問題です。
それでは「トラウマ」をどう考えればよいのでしょうか?

この言葉の語感では、体感覚と恐怖心が強力に結びついていて、上記のように「あくまでも別物」と言ってすますわけにいかない気がします。


ところで、大風呂敷を広げてしまいましたが、今日はこれ以上考えが進まないので問題だけ提出して終わりにします。ごめんなさい。

すこし時間をかけて考えて行きたいと思います。
でも最終的には、

「トラウマの経験といえども複数の部分に分割可能であり、それゆえ介入も可能である」

という結論にもっていきたいと思っています。
希望を語るのはNLPの大事な仕事ですからね(と自分では思っている)。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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『こころを変えるNLP(アンドレアス夫妻著)』の第九章「触運動覚の状態にアクセスする」に、薬物を使うことなく薬を飲んだ状態にアスセスし、これをリソースとして使う方法が書かれています。

じっさい、薬を飲んだ状態はさまざまな目的の役に立ちます(医療に使われるくらいですから)。
しかし、薬物を使わずにその状態が得られるなら、私たちの選択肢はもっと増えます。

たとえば、副作用や習慣性について心配する必要がなくなるかもしれません。
たとえば、飲み合わせの問題のために薬の効果を断念する必要がなくなるかもしれません。
たとえば、どうしてもクリニックを受診できず、処方箋がもらえないとき、緊急避難的に薬が効いている状態を再現することができるかもしれません。

カロナール
(この写真はイメージです。この薬ではありません)

私は医療従事者ではないので、実際の効果についても安全性についても、何一つお約束できることはありません。
でも、試してみる価値はあると思いませんか?

そこで今回、私は某抗不安薬を実際に服用し、1分ごとの生理的変化を20分にわたって記録してみました。

前掲書『こころを変えるNLP』の中では、記録したあとで体験をより効果的に再設計するためのワークが延々とつづきますが、今回、私はそこまでつきあう気はありません。

今回、私はきわめて実際的な動機につき動かされています。それは、
(1)何かの事情で某抗不安薬が手元にないとき
(2)将来断薬したあとで、再びどうしても某抗不安薬の力を借りたくなったとき
のための保険として、薬を飲んだ状態を手中にしておきたいという切実な動機です。

ただし、今回お目にかけるのは、あくまでもナマの記録そのものであり、検証を経たものではありません。
そしておそらく、私の身体に特有の反応が羅列されているだけなので、私以外の人の役には立ちません。
さらに、おそらくは1分に1度ずつ記録のためペンを持つという制約のため、サブモダリティの変化が激しすぎる気がします。

しかし、それでも、私にとっても、読者であられるあなたにとっても、資料的価値は十分にあると思うので、はやりお目にかけることにします。
なお、実験中、記録しているとき意外は基本的に目をつぶっています。
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某不安薬服用から20分間 生理的変化の逐次的記録 ここから
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0分:某不安薬をコップ半分の水で服用。胃に到達した感じ。
1分:右耳の上の無毛の部分に、快いシビレ感(A)を感じる。
2分:(A)の感覚が額や頭頂部まで広がる。
3分:呼吸が深くなり、(A)の感覚が徐々にうすれはじめる。
4分:左頭部の髪の生え際から上の部分に快いシビレ感(B)を感じる。
5分:呼吸が落ちつき、胃の緊張が緩む。
6分:シビレ感(A)が後頭部に移動する。身体の輪郭のイメージがぼやけてくる。
7分:眼球の緊張がとれる。
8分:(A)(B)のシビレ感がほとんどなくなる。自分の頭、顔、首が透明になり、周囲の風景だけがみえる。
9分:髪の生え際から上の感覚がほとんどなくなり、視覚イメージもなくなる。頭なし人間みたい。
10分:かすかな(A)のシビレ感がもどってきて後頭部がすーっと気もちいい。世界は赤っぽくみえる。
11分:世界はパステルカラーになっている。上半身がとても軽い。
12分:胃が楽になる。自然に顔が少し上向く。まぶたが重くなる。
13分:首をすこし右に傾けて楽にしたくなる。眠さの兆候か。
14分:背中を背もたれにもたせて、休息の姿勢に入る。
15分:頭頂部と両耳を結んだ部分に、烏帽子を連想させる円錐形のエリアが出現し、その部分に快いシビレ感(C)を感じる。
16分:呼吸が整ってくる。眠る準備をしているような感じ。
17分:意識が目、鼻、口のあたりに集中してきてその辺が明るく感じられ、それ以外のものは気にならない。とても幸福感がある。
18分:意識が沈黙し、無我の状態に近づく。
19分:呼吸が深くなり、今にも眠りそうな状態。
20分:世界は二次元的な白いイメージとなる。オデコに(B)のシビレ感が残り、そこだけがかろうじて意識の司令塔の役割を果たすらしい。それ以外の部分では、意識は沈黙し透明になっている。
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某不安薬服用から20分間 生理的変化の逐次的記録 ここまで
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何かのお役に立てばよいのですが......。

今回も最後まで根気よく読んでくださり、ありがとうございました。
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前回ご紹介した「ダイヤルセラピー」いかがでしたか?

まだ半信半疑な人のために、前回の「ダイヤルワーク」にはれっきとした典拠があることをお話したい。

名著『こころを変えるNLP』(アンドレアス夫妻著・春秋社)の「第五章 抑えがたい衝動を取り除く」です(直接そう書いてあるわけではないのですが)。

このページには、抑えがたい衝動を示すサブモダリティを特定し、それを極大化して爆発に至らしめるワークが詳述されています。

このワークを実行するには、衝動に相当するサブモダリティを徐々に(あるいは急激に)増大させる必要があリます。したがって、著者はデジタルではなくアナログなサブモダリティを使うように指示しています。

本書の中ではジャッキのイメージが推奨されているのですが、使えそうなアナログシステムは、考えれば他にもたくさんありますよ。たとえば、

自動車のハンドル
アクセル
自転車のペダル
足踏み式のポンプ
レバー
クランプ
ストロー
注射器
ゼンマイのネジ
そしてもちろん、ダイヤル

ところで、私は本書を読んでいたとき夕食後におせんべいを食べる習慣があったので、この習慣をどうにかしてやろうと目論み、本書の指示にしたがって試してみたのでした。

まず、おせんべ型の風船をイメージし、衝動のサブモダリティを風船の大きさに仮託しました。そして、足踏み式ポンプで(空想のですが、じっさいに足を動かしながら)どんどん空気を注入し、

東京ドームサイズ
東京23区サイズ
関東平野サイズ
太平洋サイズ
北半球サイズ
地球サイズ

という具合にふくらませて行きました。そしてついに「地球」サイズで限界がきて、爆発しました。

地球儀

その後半年以上経過していますが、スーパーに行ってもおせんべを買おうとは思わないんですよ。
ほんとうです。


ちなみに、前回の「ダイヤルセラピー」は、この経験をふまえて自分で考えたのものですが、われながら「いい線行ってるんじゃないかなー」と思っています。
締める方にも緩める方にも使え、目盛りをつけてスケーリングにも使える。
なかなか便利なツールなのではないでしょうか?

ところで、「地球サイズ」がイメージしにくいときは、こんなサイトが参考になるかもしれません。
NASAの地球画像

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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NLPマスタープラクティショナーのジュンです。

ダイヤル式スニーカー

1.これはカタログハウスで買った、ダイヤル式のスニーカーです。
かかとのダイヤルを右に回すと、足の甲から踵周りにまで張りめぐらされたワイヤーがキューッと締め付けられます。靴の中で足がカチっと安定し、ゴキゲンです。

しかし、今回はこの靴の自慢が本題ではありません。
でもこのイメージを覚えておいてください。


2.次に、藤本靖先生の「耳ひっぱりワーク」の話しをします。

立っていても座っていてもかまいませんが、できるだけリラックスし、背筋を伸ばした状態で、

両手で両耳をつまみ、やさしくひっぱってみてください。

たったこれだけ。
すると、鼻が通ってくるし、みぞおちのあたりが緩み、呼吸も楽になってきます。背中のこわばりも取れてきます。

しかしこれもまだ本題ではありません。

「耳ひっぱりワーク」の真価については、決してこんな字数で語れるものではなく、くわしくは先生の著書を読んでいただきたいのですが、
しかし、ここでは、
「たったこれだけのワークでこんなにも体が楽になる」
という驚きを実感していただきたかったのです。


3.というわけで、本題はこれからです。
水道メーターのところに、こんなバルブ装置がありますね。

バルブ

では、このバルブ装置の、赤いダイヤルの部分だけ、自分の背中、左の肩甲骨のあたりにとりつけてみてください(もちろん、あくまでもとりつけるイメージだけでよいのです)。

そしてこのバルブ(ダイヤル)を左まわりにクルクルとまわし続けます。可能ならば、ダイヤルの動きに合わせ、すこし大げさに筋肉を反応させてみます。

するとどうでしょう。肩甲骨と肩甲骨のと間が緩んで行き、みるみる背中の凝りがほぐれてきませんか。
つまり、ダイヤルといっても、靴とは逆で、緩めるほうに使うわけです。

(注意:人によってはダイヤルの位置は右のほうがよかったり、まわす方向も逆のほうがよい場合もありえます。その場合は躊躇なく逆転させてください)

次にこのダイヤルを首のところにつけ、また左まわりにクルクルとまわしてみましょう。
みるみる首の凝りがほぐれて行きます。軽い頭痛なら治ってしまうかもしれません。

すごいでしょ。

実はこれ、K(体感覚:ダイヤルをまわす)でK(体感覚:筋肉をゆるめる)を操作しているわけですね。KとKだからすごく自然で、親和性がよいのです。

そしておそらく、さまざまな応用が可能です。実際に試したわけではありませんが、

胃の近くにダイヤルをとりつけて、胃痛をコントロールする、とか、

おデコにとりつけてお肌のうるおいコントロールし、化粧ののりをよくする、とか、

「あなたにとって食欲の座と思える部分」にとりつけて、食欲をコントロールする、とか、

それぞれの問題があまり深刻でなければ、やってみる価値はありそうです。


4.ところで、

過去記事【アンカーにはじまりアンカーに終わる(1)】で私はストラテジーのワークによって胃痛の強度を10段階の6から3まで下げることができました。
その直後、次のダイヤルワークによって、この強度3を、ただちに0まで下げることに成功したのです。

そのやり方です。
(1)強度3の位置に調整されたダイヤルをイメージします。

タイマー

(2)そして、ダイヤルの目盛りを一気にゼロ(切)まで戻します。クイッ、クイッと。
たったこれだけです。胃痛がきえました。

ダイヤルセラピー、なかなか強力です。

今日はここで力尽きたのでこれまでとします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

藤本靖先生についてはまた改めて語ることにしたいと思います。
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メディカルヒプノセラピー(広い意味で)の手ほどきを受けていたとき、
師匠は言いました。
「治癒のイメージをすることが大切です」

そうなのです。
「がん細胞を食べてしまう小魚たち」のイメージとか、
「骨粗しょう症の隙間を埋めてしまうパテ」とか、
「粘膜にできたプツプツを溶かしてしまう蜂蜜とバター」とか、
こういうイメージはとても大切なのです。
そしてまた、これらのイメージは必ずしも科学的に正確である必要はないのです。

こんなことを思い出したのは、現在私自身が受けている薬物治療(抗不安薬)の出口戦略について考えていたからなのでした。
あわてて断薬する必要はないと思うので、まだ先のことですが、いずれお別れしなくてはならないでしょうから。

馬

さて、メンタルな問題の解決についてイメージしようとすると、わたしたちはとかく、
 幼少時のトラウマを十分に解放してやる、とか、
 脳内の病根を叩いて神経の正常な流れを回復する、とか、
こういう悲壮で時間のかかりそうなイメージに傾きがちです。
もちろんそういう操作が必要な場合が多々あることは認めなくてはなりません。

しかし、今回の私のトラブルについてはどうでしょうか?

何度も言っているように、まず、体感覚の痛みや不快が、ある観念と時間的に継起することによって、
「体感覚→観念」のアンカーが成立し、
次に、観念と体感覚が時間的に継起することによって
「観念→体感覚」のアンカーが成立します。
そしてたったこれだけの理由から私たちの脳にはこの「観念」を解決しなければならぬという確信が生じ、やがて、
体感覚→観念→体感覚
という循環になり、循環するたびにこの確信は確固たるものとなり、この「観念」にたいする強いこだわり(不安・恐怖)から逃れられなくなります。

ところで、冷静になって考えてみれば、ここで事態を悪化させているのはひとえに「循環」です。
「循環」を絶つことさえできれば、大きな問題ではないのです。

では、思考のチャンネルを「直線的因果論」から「円環的因果論」へと変えましょう。

私たちはいまだに直線的な因果論に毒されていて、「根本原因」を叩くことこそが解決であり、対症療法は解決の姑息な引き伸ばしであると、考える傾向から自由ではありません。

しかし今回のトラブルに限っていえば、循環のプロセスをどこかで阻害することができれば十分です。

こうして、今回は投薬によって対症療法的に、体感覚(神経)の過剰な興奮をおさえ、体感覚がこれ以上観念をつかんだり、観念にしがみつくことを止めているのです。

やがて神経の興奮が十分におさまれば、観念との連合は解消し、循環もなくなり、服薬の必要もなくなるでしょう。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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人生とか恋愛に興味のある人は、参考のためにドラマや映画を観るかもしれません。

でもこれってどうなんでしょう?

ドラマの主人公って、メソメソしているかと思えば、突然絶叫したり、錯乱したり、お行儀が悪くなったりしますよね。
つまりこれ、「うまくいっていない」人たちなのです。

これらの人びとはドラマチックな演出のための人物像であって、あなたがお手本とすべき人物像はまったく違うのです。
もしあなたが「うまくいっている」人をさがしてお手本にしようと思うなら、残念ながらドラマ・映画の主人公の中にそういう人はほとんどいません。
これらはアートや娯楽として楽しむべきであって、人生の参考にすべきではありません。

自転車

もっとも、人生の参考にできそうな素材が他にない、ということは、現代の不幸と言えるかもしれません(ただし、マスメディアに限れば、の話しですが)。

もちろん、ドラマ・映画の中には、苦労して最後に「うまくいく」人はいくらでもいるかもしれません。しかし、あなたにはそんな回りくどいお手本は必要ありません。
いまさら「上手な悩みかた」なんか学ぶ必要はありません。だってオトナなんですから。

つまり、簡単なことなのです。今すでに「うまく」いっていて、これからも「うまくいく」人がいればそれでいいんです。だって、その人の真似をすれば「うまく」いくんですから。

これはNLPの「モデリング」というテクニックです。

ある動作を上手にやり遂げようと思ったら、
その動作の各部分について予測と計算を重ね、技を研ぎ澄ますよりも、
「あなたが信頼を置く師匠ならばどうするであろうか」その一念をもって実行に移す方が
「うまくいく」ことが多いのです。

そういう師匠は、たぶん、ドラマや映画の中ではなくて、あなたの身近にいるでしょう。だって、世の中を見わたせば「うまく」いっている人のほうが圧倒的多数であって、だからこそ、その逆がドラマになるのですから。

そしてもし、身近にそういう人がいなければ、こんな人はどうですか?

「リーガル・ハイ」の古御門先生(堺雅人)

「掟紙今日子の事件簿」の今日子さん(新垣結衣)

です。
この二人は成功を疑いません。悩みません、ぶれません。もちろん、予定調和の範囲内でお約束ていどに悩むふりはしますが、決して視聴者を不安に陥れるほどではありません。

しかもこの二人の一歩引いた距離感(デソシエイト)。成功の秘訣です。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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すみません。性懲りもなく、四たびストラテジーの話です。

休日を一人ですごすときって、小さな不快がたくさん襲ってきませんか?

軽く頭痛がするかな、とか
目の奥がちょっと痛むかな、とか
そういえば胃がムカムカするかも、とか
ちょっとお通じが緩かったかな、とか
いつもよりコーヒーが苦いな、とか

ランチ

いえ、何もないならそれに越したことはないのですが、今回はこういう場合の対処法について考えます。

こういう場合、おそらく最悪なのは「原因さがし」です。
原因さがしをすると、最初に思いついた原因(の候補)が不快の後に継起し、

 不快→原因(の候補)

というアンカーが成立します。

さらに、その原因(候補)のことをもう一度考えたとき、今度は原因(候補)の観念の後に不快が継起するので、

 原因(の候補)→不快

というアンカーが成立します。こうして、

 不快→原因(の候補)→不快

という循環(ループ)が完成し、原因の科学的根拠とはかかわりなく、「この原因を排除しなくては」という強迫観念に似た考えにとらわれます。

まあ、これは極端な場合として、
すでに皆さま耳にタコができていると思いますが、

考え(観念)は強度のないデジタルシステムだから、痛みや不安の強度(アナログシステム)を借りなければ活躍することができない。
その逆もまた真なりで、痛みや不安の強度もそのテーマ(デジタル)をもたなければ活躍できない。

のです。
だから、何か不快が襲ってきたら観念ではないものを継起させましょう。

たとえば、

頭痛→苺のイメージ、とか
目の痛み→チョコレートのイメージ、とか
お通じのゆるさ→ポタージュスープ、とか
コーヒーの苦さ→イケメンのイメージ、とか

(このあたり、私、まったく何も考えずテキトーに書いています)

上記のループが成立していさえしなければなんとかなるんです。
いえ、ループが成立していたとしても、不快の直後に継起する表象を差し替え、何度も反復して体にインストールすれば、ループを破壊することは決して難しくないんです。

それから、何度も口を酸っぱくして言わなければいけないことですが、新しいストラテージのインストール作業をするたびに、必ずブレークステート(波の音を聴くとか、昨夜の夕食のメニューを思い出すとか)を実行してくださいね。約束です。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

なお、それでも苦しいときは、私みたいに、メンタルクリニックとか、信頼できるセラピストさんに相談してくださいね。

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NLPマスタープラクティショナーのジュンです。

前々回~前回のつづきをもう少し。

さて、今回のピンチに際し、私は自分のNLPスキルだけでこれをのりこえるにはまだ力不足でした。
そういうわけで、今回はお医者様を受診し、「抗不安薬」の処方をうけることにしました。

それで、今思うのですが、この治療法はとても理にかなっているようなのです。

不合理な思考(悲観的な予測)は強度のないデジタルシステムだから、痛みや不安の強度(アナログシステム)を借りなければ活躍することができない。

そして抗不安薬による治療は、体感覚の緊張(痛みや不安)を鎮めます。

こうして不合理な思考(悲観的な予測)は強度の補給路を絶たれ、もはや活躍の場はありません。


カフェ

そんなこんなで私は健康を取りもどしつつあるのですが、実はもうひとつ問題が残っていました。
体じゅうの黒くて重い霧が、抗不安薬の作用で晴れた後、また新たな問題がもちあがっていたのです。

それは、私の体中の皮膚という皮膚から縦横無尽に延びだしている、さまざまな太さのケーブルのイメージでした。それらはおそらく、私が神経を病み油断していた数日間のあいだに、不覚にもつくりだしてしまったらしい、「悲観的な考え」と「体感覚」とがリンクしたアンカーの群れなのでした。それぞれは、ごく微弱なものですが。

しかし幸いにして、抗不安薬の作用でどの「体感覚」も逆流して私を絶望させるほどの強度はありません。今こそチャンスというわけです。

そこで私は、大小さまざまの見えない鋏をいくつも用意し、太いケーブルは大きな鋏で「ブツッ」、細いケーブルは小さな鋏で「スパッ」という要領で、剣豪気取りで、全身のケーブルを「刈って」いきました。こうして今や、外部の刺激や、内部対話に対して、私の体はほとんど反応することがないくらい健康になったのです。

とはいっても、まだ念のため、小さな(見えない)鋏は持ち歩くようにしています。そして微弱な「不快」を感知するたびに「スパッ」と断ち切ります。剣豪というよりは美容師さんですね。
ちなみに、鋏を振るう場所は、なぜか目の前や、首の後、胸、みぞおち、背中という特定の部位が多いような気がします。

さてさて、このようにして、私が神経を病んでいた数日間は「アンカーにはじまりアンカーに終わる」毎日だったというわけです。


最後に一つだけ言い残したことを述べておきます。

「アンカーにはじまりアンカーに終わる(1)」で私が実際に

ストラテジー2(新しい):「胃痛を感じる」→「なぜか豆腐を思い出す」→「沖縄でゴーヤチャンプルーを食べた記憶を思い出す」→「楽しくなる」→「妻の笑顔」

を実行したとき、実行前の胃痛の強度が10段階の6であったのに、実行後には3にまで下がりました。「ストラテジー」のワークは効くんです。

そうすると、「悲観的な思考に養分(苦痛)」を与えない工夫と同時に、「苦痛(体感覚)の方に、苦しむにふさわしいテーマを与えない(苦しいテーマから注意を逸らす)」という工夫も大切だということがよくわかります。おそらく、両方がそろわなければ激しい不安には至らないのです。

さて、続いて私はこの強度3を、ただちに0まで下げることに成功したのですが、このことは、また「アナログシステム」をテーマとして語るときにお話します。

本日は最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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