吃音トークカフェ風見鶏のブログ

福岡県北九州市のカフェ
イタリアンカフェ風見鶏オーナーと同じ志のある
吃音仲間で色々な体験談を投稿するブログです。
吃音当事者はもちろん、そのご家族、吃音自体に興味が無くても何かしらの悩みを抱えてる方。読んでみて下さい。


テーマ:
明けましておめでとうございます(*^_^*)
すーさんことイタリアンカフェ風見鶏の所です❗️

今年の干支は鳥さん
まさに風見鶏の年なのでお店の方も大きな変化をつけて頑張っていきます✨✨✨
そろそろ飛ばねばです( ̄▽ ̄)笑

ようやく年末年始の仕事がひと段落
年始のオードブルが終わったとたんに風邪をひき
薬で誤魔化す日々でした
今年は病気をしない工夫も考えないとです(>_<)



間隔が空きましたのでぜひ前回の記事もご覧下さい



初めて吃音の悩みを話した後も
基本的には吃音に対する嫌悪感はそのままでした。

ある日、宮下さんから市政だよりを見せられ

今度吃音の講演会があるみたいよ
所くん行ってみたら と優しく言われて
少し迷いましたが参加することに



北九州の障がい福祉センター
初めてセンターに入り
少し複雑な気持ちでした。
吃音って障がいなのかな❓
自分も障がい者なのかな❓
どもりながら話すこと以外は五体満足
小さなことで悩み過ぎたのかなと頭の中でぐるぐると疑問が
だけど毎日悩み苦しいのも本当。
参加して何を感じるのかな

そんなことを考えながら席に着きました。


講演して下さるのは伊藤伸二さん
吃音の第一人者と言ってもいい方です。

僕よりも吃音は重たくても
どもりながらたくさんの話しをしてくれました。
優しく強く、時にユーモアに。

基本的に伊藤伸二さんは
吃音を治すではなくて
ありのままに自分らしく生きる
要は吃音のまま生きる事を語りました。

細かく書くとかなり長くなるので
今でもはっきりと心で記憶していることを書きます。


吃音で悩み苦しみ自殺してしまった人や
吃音をようやく受け入れて、さあ今から高校生活を頑張ろうとした女の子が震災で亡くなってしまったこと
それを止めることができない無力さ。
そんな話しをしてくれて僕らにこう言いました。

「皆さん、今日まで生きてきてることが素晴らしいことなんです。  吃音があるとか無いとか関わらず生きてる皆んなが日々を頑張って生きてる。
人生はサバイバルなんです。
そして誰もが自分自身で生きていく力をつけないといけない。
 
例えば吃音で悩み仕事に就けない人がいるとします。
その人にやりやすい仕事を与えたり生活費を与えたりする事はある意味大きな助けかもしれません。
だけどそれはその人以外が与えた一時的な助け。
今度また困った状況に陥った時に
また同じような助けが毎回あるのか?
その度に誰かに手を引いて無理矢理立ち上がらせてもらい続けるのか?

その人自身の生きる力が無いままだと同じことの繰り返し。

だからと言って
困っている人を見て見ぬ振りをするのも違うと思います。

我々に出来ることは小さな援助をする事ではないでしょうか?

悩みを聞いてあげたり
一緒に泣いたり笑ったり
その人が自分で立ち上がるように背中を優しく
そっと押すように接することだと思います。」


この話しを聞いて
自分も少しでも誰かの力になれたらと思いました。



講演会には僕を合わせて吃音で悩む人や吃音を勉強に来ている人12人くらいいました。
初めてたくさんの吃音者と接しましたが
年齢も吃音の程度も様々。

1人ずつ自分の話しをして
それに対して伊藤さんがお話しもしてくれました。

吃音が重たい人は
凄く苦しそうに一言一言を絞り出してましたが
伊藤さんはゆっくりと言葉を待ちました。


他の吃音者の方
伊藤さん

みんなどもりますが
不快とか
そんな感情は全くなくて

逆に話し方がみんな優しいな
なんか暖かい人達だなと感じました。



僕自身が自分の話しをした時に

伊藤さんが何故今まで悩みながら生きてこれたのか?と質問されていくつか答えました。

自分には子供がいる事
職場では頼ってくれる仲間がいる事
そしてイタリア料理店を出したい目標がある事


それに対して伊藤さんは

「実は私も昔カレー屋を数店舗経営してました。
電話で発注をする際は言葉が出ずに困りましたが
次第に業者さんの方から

◯◯カレーの方ですね。今日は何をご注文ですか?って

しばらく言葉が出ない無音の電話は◯◯カレーの方だと認識してくれるようになりましたよ。

吃音あってもなるようになるんです。( ̄▽ ̄)
だからあなたも自分の目標。
ぜひ叶えて下さい❗️」


そんな話しをしてもらえました。
素直に嬉しかったです。

なぜかと言うとお店を出す不安は

出店費用
経営や生活の不安
もう一つは吃音だったからです。


実際に吃音のまま
電話や話しがまともにできないとしても
なんとかなったと聞いて勇気が持てました。



あっという間に時間は過ぎて
講演会は終わりました。


終わって感じた事は


もう吃音を治すのを頑張るのをやめよう。
隠すのもやめよう。
そんな思いでした。

そして直前まであった

吃音は自分にとって悪で無くしたいモノ
という考えが

吃音は自分の個性でもしかしたら必要なモノ
という風に変わってました。

何故かというと

伊藤伸二さんや他の吃音者の方々
みんなが優しくて
そんな優しい人が持つ吃音なら
自分も吃音を持ったまま
優しくなれたらと感じたからです。




宮下さんが小さな援助で
僕の為に話しを聞いてくれて
一緒に泣いてくれたから

少し楽になり

今までなら行かなかったであろう
講演会に参加し

色々な吃音者と触れ合い
伊藤伸二さんの優しく力強い言葉
小さな援助が

この変化をくれました。

当時36歳( ;´Д`)

やっと自分で立ち上がれた瞬間でした✨笑

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次回はその後の出来事をお話しします。
長々と書いて申し訳ありませんでした

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↑先日宮下さんのお孫さんが撮ってくれました。
今年も僕と宮下さんはラブラブです( ̄▽ ̄)笑💕






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