1万2000円視野に堅調な展開

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今週の株式相場は堅調に推移しそうだ。年度後半の景気回復観測と企業の業績改善期待が高まっているためだ。米国の景気指標や国内企業の四半期決算、郵政民営化法案の議論をにらみながら、日経平均株価で節目の1万2000円を意識した展開になるとの見方が多い。
 先週は4—6月期決算発表が本格化するなか好業績銘柄を中心に買われ、じりじりと上昇。週末の日経平均は1万1899円と年初来高値(1万1966円)にあと67円に迫る水準で取引を終えた。東京証券取引所第一部の1日当たり売買代金も1兆5000億円まで増えるなど取引は活発だった。
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【NQN】三井住友銀行は29日、8月1日から適用する住宅ローン金利の一部を引き上げると発表した。固定金利のうち20年超35年以内を0.03%高い2.68%に引き上げる。2年、3年、5年、10年と10年超15年以内、15年超20年以内は据え置く。
 借り換えローンは、固定金利のうち25年超30年以内を0.03%高い2.68%に引き上げる。2年、3年、5年、10年と10年超15年以内、15年超20年以内、20年超25年以内、30年超35年以内は据え置く。
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帰還に問題なし

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ヒューストン(米テキサス州)30日共同】米航空宇宙局(NASA)は30日、野口聡一さん(40)を乗せたスペースシャトル「ディスカバリー」の飛行期間を1日延長すると発表した。国際宇宙ステーションへの物資補給などに当たるためで、ケネディ宇宙センター(フロリダ州)への帰還は米中部夏時間の8月8日未明(日本時間同日午後)になる。
 また、シャトル計画副部長のウエイン・ヘール氏によると、機体検査と技術陣による詳細な分析の結果、耐熱タイルなど機体の90%について「帰還に問題なし」との結論が出た。分析は8月1日までに終了する見通しという。
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同和鉱業 <5714> が5連騰。28日に発表した4~6月期の連結業績は営業利益が前年同期比49%増の100億円と大幅増益を記録したことが好感された。特に、製錬部門は、銅価格など非鉄市況が上昇、環境・リサイクル事業も伸び、収益を押し上げた。足元の銅価格はロンドン金属取引所(LME)で最高値圏にあるなど強含み。高水準の非鉄市況が続くなか、今期業績には増額期待も膨らんでいる。

東京鉄鋼 <5445> が後場、急伸した。一時46円高の405円まで買われた。29日、今3月期(連結)の中間期、通期の業績予想を上方修正したことを好感。通期の連結経常利益は前回予想の55億円から75億円となり、前期比では35%増と一転して増益予想となる。第1四半期は首都圏の超高層マンション建設工事向けネジテツコンなどの販売が好調で、鉄スクラップ価格も想定を下回った。下期は上期に比較して販売量がペースダウンするとともに、鉄スクラップ価格が上昇する可能性が高いとしている。

非鉄市況上昇で業績拡大

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 同和鉱業 <5714> が5連騰。28日に発表した4~6月期の連結業績は営業利益が前年同期比49%増の100億円と大幅増益を記録したことが好感された。特に、製錬部門は、銅価格など非鉄市況が上昇、環境・リサイクル事業も伸び、収益を押し上げた。足元の銅価格はロンドン金属取引所(LME)で最高値圏にあるなど強含み。高水準の非鉄市況が続くなか、今期業績には増額期待も膨らんでいる。

連結業績予想を上方修正

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 富士通 <6702> が3連騰、一時30円高の635円まで買い進まれている。同社が27日、06年3月期の9月中間期の連結業績見通しについて上方修正を発表したことを好感している。
 営業利益を従来予想の150億円から300億円(前中間期実績は332億円)へ、経常損益を同300億円の赤字から50億円の赤字(同40億円の黒字)へとそれぞれ上方修正した。ただし、売上高の従来見通し2兆2000億円は変えていない。
 国内の携帯電話関連および北米向け光伝送システムが好調に推移していることが上方修正につながった。06年3月期の通期業績見通しは据え置いた。なお、第1四半期の連結決算は28日に発表する予定。

 ホンダ直系の排気系・駆動系部品メーカーのユタカ技研 <7229> が、一時400円ストップ高の2880円まで買われて04年10月28日の上場来高値2650円を更新した。同社は27日、今3月期第1四半期連結財務、業績概況を公表し、9月中間期および3月通期予想を上方修正したことが好感された。
 第1四半期売上高は435億800万円(前年同期比11.1%増)、経常利益25億4400万円(同22.3%増)、純利益は15億7200万円(同33.8%増)と好調に推移した。通期予想は、それぞれ売上高1690億円(前回予想1670億円)、経常利益76億円(同75億円)、純利益54億円(同43億円)。中間予想では売上高840億円(同830億円)、経常利益39億円(同34億円)、純利益33億円(同19億円)としている。

こわいぞ!!
 JR新大阪駅(大阪市淀川区)の新幹線利用口がある3階中央コンコースで、天井の鉄骨梁(はり)に毒性の強いアスベストの青石綿が吹き付けられ、開業した1964年から今年2月までの約40年間、むき出し状態だったことが26日、分かった。2月以降、コンクリートの落下防止のため天井の大部分はシートで覆われたが、その後も約50カ所(面積計約120平方メートル)では梁が露出したままだった。JR西日本は毎日新聞の指摘を受け、26日未明までにシートで覆ったが、専門家は「早急に除去すべきだ」と訴えている。
 青石綿は石綿の中でも最も毒性が強いとされ、95年に使用禁止になった。むき出しになっていたのは、中央入り口、中央切符売り場、中央待合室、エスカレーターに囲まれた中央コンコース部分。視察した民間団体「環境監視研究所」の中地重晴所長は「一部の梁には石綿がはがれ落ちたとみられる跡もあった」と指摘する。
 JR西日本によると、同駅では開業当時から梁に耐火性を持たせるため青石綿が吹き付けられていた。87年のJR発足後、梁はJR東海の所有になった。今年2月、同駅の在来線コンコースでモルタル片が落下する事故が発生し、JR西日本が中央コンコースの天井もシートで覆ったが、覆いにくい蛍光灯の周囲などは放置された。
 一方、同社は92年から毎年、中央コンコースで石綿の濃度測定を実施。測定値はこれまで1リットル当たり最大2本、平均で0・63本だった。いずれも大気汚染防止法(大防法)に基づく工場の排出基準値(敷地境界で1リットル当たり10本以下)を下回ったという。
 同社施設部は「駅舎の改修に合わせて石綿を除去する方針だが、中央コンコースはこれまで改修されず、石綿が残ってしまった」と釈明している。一方、同社がJR各社と乗り入れしている京都、博多、小倉、米原の4駅について調べた結果、石綿が露出したままになっている個所はなかったという。
 「中皮腫(ちゅうひしゅ)・じん肺・アスベストセンター」代表の名取雄司医師は「大防法は工場の排出基準値を示しているだけで、これをクリアしたからといって直ちに安全とは言えない。早急に石綿を除去すべきだ」と話す。