住育塾メンバーの「ルパンさかもと」です。



突然ですが、




九州の大地震においては、


被災地域のことを思うと、


心が痛みます。




熊本に住む、


学生時代の友人は、


車の中での寝泊りが5日目になります。


家自体はだいじょうぶなのですが、


お母様が、地震の恐怖から、


家や避難所の中は眠れないとのこと。




付き添って、車中泊をしているようですが、


かなりカラダにこたえるとのこと。







宇都宮の今朝は、


いつもと変わらない朝を迎えることが


できました。




こうしている間にも、


生きていくのも精いっぱいの方々や、


そんな方々を懸命に支援する方々が


たくさんいらっしゃる。




いつもと変わらない朝を迎えられたこと、


「無事」であることに


心から感謝しつつ、




懸命に、現状とたたかっている方々の気持ちに、


すこしでも寄り添えるようにしていきたいですし、


すこしでもできることはしたいと思います。





禅語に「日々是好日」という言葉があります。




現状、苦難の日々が続く方々にも、


一日でも早く、


日々の生活が、平穏な、好日になりますように。











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住育塾メンバーの「ルパンさかもと」です。





突然ですが、




先日、友人から依頼があり、


「お風呂をリフォームしたい」とのこと。




現地の下見方々、


ご訪問させて頂いた際、


詳しくお話をお伺いさせて頂いたところ、




「先月、母が職場で急に倒れた。」


「骨髄炎だった。」


「現在、特に右足が不自由になっている。」


「現在、入院しているが、リハビリに一生懸命取り組んでいる。」




そして、そんな母に、


退院後も快適に使えるお風呂を準備したい―。




そんな、母を思う気持ちからスタートする、


お風呂場のリフォーム。






今回のキーワードは


快適はもちろん、


「安心感。」




退院してきたお母様によろこんで頂けるお風呂場を


依頼主の友人とともにつくります。
















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住育塾メンバーの「ルパンさかもと」です。




突然ですが、




前回 の続き。




愛知県常滑市を訪れた際の、


寄り道。





たいへん素晴らしい寄り道でした。





寄り道したのは、


『INAXライブミュージアム』。




大正時代に建てられた、焼き物の大きな窯を


資料館に改装。


INAX(現LIXIL)の社歴が、


実物を展示しながら説明されています。





もともとは






「土管」を焼成、販売したところからスタート。


そして、衛生陶器に移行してくるわけです。




そんな展示の中、


2階には、たいへん興味深い展示が。



『染付古便器』(そめつけこべんき)。




日本のトイレの歴史において、


江戸時代は、


こんなトイレでした。




和室を四角く、くりぬいて、漆塗りの木枠で囲った穴。


そこに屈んで用を足す。


汚物は下人が処理をする。



写真奥の鳥居状になってるものは、


袴や着物の裾をかけておく場所。


しかもこれはお殿様のトイレ。




これが、西洋文化を取り入れていく中で、


江戸末期から幕末に始まり、


明治から大正にかけて、


陶器に替わっていきます。


裕福な商人たちから始まり、


広く替わっていきます。




その普及していく過程の中で、


いや、その初期の段階で、


瀬戸の染付絵師によってつくられた、


『染付便器』。
























・・・美しいです。



茶碗など、ほかにも染付の陶磁器はありますが、


大きいからでしょうか、または意外だからでしょうか、


迫力を強く感じます。




江戸成熟期、「青と白」は


憧れの色であり、


おしゃれであり、涼しさと瑞々しさの象徴であった。


藍染の浴衣を着て、


染付の大皿でうす造りの刺身を盛り、


染付の盃で酒を飲む。




そんな憧れの生活シーンを、


厠(かわや)にまで、いわば、ブランディング。





「便所にまで」美を、日本の美を施す、


日本人の感性。また、便所に対する「清浄の思想」。



「便器まで装飾する魂」。



「厠(かわや)を応接としてとらえる相客の精神」。



「世界へ参入する日本のメッセージとしての便器」。




日本人、先人たちの


「粋な心」と、チャレンジし実現する「精神」を


目の当たりにしました。
































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住育塾メンバーの「ルパンさかもと」です。




突然ですが、




先日、工場見学をしてきました。





愛知県常滑市にあります、


ジャニス工業(株)さんです。







トイレを製造しているメーカーです。


トイレというと、


TOTOやLIXIL(旧INAX)が有名ですが、


ジャニス工業も、


自社で独自の商品展開をしています。




実は、


TOTOもLIXILも、そしてジャニス工業も、


歴史的にたどっていくと、ひとつになります。




日本のトイレ製造の歴史はすべて、


戦後財閥の森村グループから始まります。




食器で有名な「ノリタケ」は、


森村グループの中核企業。


その他、日本特殊陶業や日本ガイシなども、


森村グループ。


陶磁器やセラミックでは、世界最大の企業グループです。





1917年、TOTOの前身の東洋陶器(株)設立。


1924年、LIXILの前身の伊奈製陶(株)設立。


1935年、ジャニスの前身の西浦製陶(株)設立。




ただし、西浦製陶は設立前から、


伊奈製陶の外注先としてトイレの製造をしており、


逆に、伊奈製陶が自社でトイレを製造始めたのは、


1945年から。


つまり、


製造の歴史についてはジャニスはINAXよりも古い。






トイレは衛生陶器と呼ばれます。


衛生陶器はカタチは違えど「焼き物」です。




陶石や粘土を原料とします。


国内はもちろん、海外からも幅広く


調達しているそうです。








原料を混合して、型に流していく。


型を外して、乾燥させていく。


乾燥室である程度自然乾燥の後、


釜に入れて焼いていく。


1200℃の釜で、約24時間かけて、


ゆっくりゆっくり焼いていきます。








こんな流れなのですが、


「焼き物」が故に、全自動化できない、


ヒトの技でしかできない工程が


2つあります。






一つ目は成形の設計。


前述のように衛生陶器は「焼き物」が故に、


製造過程で「収縮」します。




自然乾燥段階で約3%、


さらに釜での焼成段階で約12%も


「収縮」します。



その「収縮」で最も厄介なのが、


形状の箇所箇所で収縮率が異なること。




直線部分を直線に焼成するためには、


凹むことを想定して、


始めの成形の段階である程度、


凸形にしておく必要がある場合があります。



焼成の収縮を予想して型を描いていく。


まさに、長年の経験と勘がなせるワザ。




もう一つは、




(写真はTOTOサイトより)



最終的な仕上げ成形。


大便器はその形状が故に、


一つの型では成形できず、


二つのパーツをくっつけて便器にします。



その、くっつけた接続線を見えなくするため、


磨いて仕上げる工程は、


ヒトの手、職人技。






日本国内で年間に


約240万台製造販売されている、


大便器。



その一台一台に、


ヒトの手が加えられています。



日頃、当たり前のように取り扱っている商品ですが、


愛着を持って取り扱う必要性を


あらためて感じました。






















































住育塾メンバーの「ルパンさかもと」です。




突然ですが、


先週、娘の卒業式に参列してきました。






中学の卒業式。


卒業生だけで300人弱もの人数のいる、


卒業式。




人数がそれだけいるので、


名前は全員読み上げるものの、


壇上で手渡しは、クラス代表だけか、


そう思っていましたが、



全員、手渡し。





確かに時間はかかりますが、



それでも少しでも時間を短くと、


壇上に上がった、卒業証書を


もらう子、もらった子、二人並んで


同時に礼をするなど、


さまざまな工夫をして全員に手渡し。



簡略化せずに、


どうにか全員に壇上で手渡しを、という


学校側の配慮が感じられました。




そして、


校長先生の式辞。



たいへん深い言葉で、


感動しました。





以下、校長先生の式辞の要約。



『言葉にならない気持ちに寄り添いなさい。』


人は感極まると、言葉が出ないものです。



喜びや驚き、悲しみが深ければ深いほど、


人は言葉にならなくなるものです。




テレビでも、



スポーツ選手が、


「うれしくて言葉になりません・・・!」


とか、


お葬式のシーンで、


悲しくてマイクを向けれれても、


「・・・・・。」絶句している様子を


見ることがあるでしょう。




そのくらい、言葉とは不完全なものなのです。




現代、


メディアやインターネットの普及で、


言葉が氾濫しています。



みなさんは、


そんな現代社会に埋もれてしまいがちです。




友達で、


話をしない、言葉を発しない子がいたら、


言葉をかけてあげてください。




寄り添ってあげてください。




覚えておいてほしいことは、


言葉とは不完全なもの。


そして、


『言葉にならない気持ちに寄り添いなさい。』






娘は、高校入試で志望校に不合格でした。


ちょっと強がって、


落胆してない様子を見せていますが、



彼女なりに努力してきた結果が、


報われなかったわけですから、



きっと、今まで味わったことのない、


「言葉にならない」気持ちなことでしょう。




家で娘と、温かい紅茶を飲みながら、


受験結果の話や、


校長先生の話をしました。



こういう時の友達こそ、


大切な友達だよ、とも、付け加えてあげました。




これから、


新たな世界、新たな社会に一歩踏み出す、


そのスタートの大切な言葉となりました。