コンビニおでん考

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炭水化物ダイエットを始めるようになって、

昼食はもっぱらコンビニのおでんである


食べるタネもほとんど決まっている


大根、厚揚、こんにゃく、ロールキャベツ、たまご


立て板に水のような注文をするのも、それはそれで恥ずかしいので

悩むふりをしながらオーダーする


その実、選んでいるのではなく存在を確認しているだけなのだ


この頃はそれも少々めんどくさくなり、名刺大のカードに

上記タネを書き、店員さんに無言で渡したいと思うくらいだ



さて、これだけ食べるとウンチクを少々うなりたくもなる


毎日昼食をおでんにしている人の特権のようなものだ


コンビニのおでんは、セブン、ローソン、ファミマに至っては

ほとんど100%に近く、販売している


売り方に少々違いがある


ローソン・ファミマはセルフ方式

セブンは対面販売が比較的多い、まれに逆のパターンもある


双方ともにメリットデメリットがある


セルフ方式の難点は、そのほとんどのおでん鍋のふたが

空きっぱなしであることだ


ふたはまるでそれが当たり前のスタイルといわんばかりの

当たり前さでサイドに置いてある


解せないのは、おでんの入った鍋は、ふたがなく、

おでんが空の隣の鍋はふたがしまっているのだ



逆ではないだろうか・・・



この空きっぱなしのおでんを取るのは勇気がいる


やはりひとつの懸念を心の隅に追いやらねばならない


僕はいつもそういう時、初めて日本にきた知らないネパール人になり









ニポンジン、ワルイヒトイナイヨ







コノナベ、ナンカスルヒト、ニポンジンイナイヨ




と、心の中で言い聞かせておでんを取る




対面方式もデメリットはある



昼食時のレジ前に列ができるようなとき

おでんを選ぶ間、店員さんを独占してしまうのだ


選んで取り、選んで取りを5,6回繰り返し

またレジでひとつひとつ料金を打つ


そこにホットコーナーのから揚げなどを追加してしまうと

慣れていない店員さんなどは軽いパニックとなり

から揚げのレジは打つけれども商品は渡さない状態になることが

よくあるのだ


それほど、行列のプレッシャーは、きついのだ



さて味である



僕が思うにそう大差なく、いかに煮込まれているかが勝負である


出汁を入れたての場合は少々おいしくない


大根の色で判断できる


やはりおでんは多少味が濃いほうが、僕は好きなのだ



それならば、その状態で最初から作ればよいのではないか

と思うのだが、それは商売上問題があることに気付いた


煮詰めすぎると商品にならないが、煮込み不足はあっさりという

言葉で商品になる


小学1年生の靴をワンサイズ大きいものにしてしまう理屈とよく似ている


商品としての時間を長く延ばすには、今の状態が最適であろう



よく考えられたものだ



コンビニのおでんは少し前まで、かなりぬるかった


ネパール人に早変わりしなければいけない疑惑の上にぬるいので

あまりいいイメージがなかったが


昨今、衛生上の問題で軽く20度は温度が上がったのでは

ないだろうか


やけどの危機管理を予想しての温度であったろうと思うが

そんな考えとは別に、熱くすることで味も信頼も上がった


僕などは、ぬるいものを出されるより、やけどしてもいいので

熱いものを出してください派だ




コンビニおでんの、各社の努力と成果に賛辞を送りたい


ありがとう、各社開発者さん




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