David Nichtern

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  今日はちょっと私の先生たちのお話。

  True Nature メディテーションをご存知の方はすでにご承知かもしれませんが、私のメディテーションの先生は、デイビッド・ニックターン(David Nichtern)というニューヨーク在住、指導歴40年を超えるメディテーション指導者です。また、デイビッドはアメリカのブルーグラスの世界ではとても有名な作曲家でもあります。実際グラミー、エミー賞などの常連でもあります。

 

  デイビッドは1960年代後半(もう半世紀前!)に彼の先生であるチョギャム・トゥルンパ・リンポチェに出会いメディテーションのトレーニングを開始します。

 トゥルンパ・リンポチェはメディテーションを通して現代人が日々の生活の質をより良くできるようにと、全米でメディテーションセンターの設立や、書籍、映画の製作など幅広く活躍し、アメリカのメディテーション界に多大な影響を残した人物です。さらに彼は『禅マインド・ビギナーズマインド』の著者でもある鈴木俊隆老師とも非常に親交が深かったこともあり、トゥルンパ・リンポチェ自身はチベット仏教カーギュ派の高僧であったものの、彼が全米で広めたメディテーションプログラムであるShambhala Linageプログラムは多分に禅の要素も含まれていました。

 

David Nichtern & Chogyam Trungpa Rinpoche, circa 1981

 

  デイビッドはトゥルンパ・リンポチェからメディテーションを指導を受けつつ、プログラムの拡大にともない全米各地のメディテーションセンターの責任者など要職を歴任しつつ同時にシニアテーチャーとして指導も行なってきました。また一方、作曲家として数々のヒット曲を生み出したり、ミュージックレーベルを起こしたり、音楽世界でもしっかりした足跡を残しています。

 

    デイビッドを含めトゥルンパ・リンポチェから学んだ”第1世代”の弟子たちは、『吠える』で高名な詩人のアレン・ギンズバーグをはじめ、『リアルハピネス』のシャロン・サルツバーグ、『マインドフル リーダー』マイケル・キャロルなどアメリカの思想、芸術、ビジネスそしてもちろんメディテーションに関するベストセラー作家が多数います。(もちろん、デイビッドの近著”Awakening from the day dream” も昨年ベストセラーになっています!)

 

  彼ら第1世代グループ多く見られる共通の特色として、しっかりトレーニングをした非常に練度の高いメディテーターであると同時に、社会の中で人生の基盤・仕事をきちんともっている点です。詩人、音楽家、投資会社の社長、精神科医などなど、それぞれの分野でもしっかり活躍されています。デイビッドがよく言うように、『メディテーションは日々の生活をよくするためのもの。現実の世界から逃避する道具ではありません。自身のリアルな状況をしっかりと捉える。そして自分の人生をより良くしていく。』ということをまさに体現しているのです。

 

   私自身もデイビッドより指導を受けてきたこともあり、この社会的な足場をもつメディテーターであることにこだわってきました。私はTrue Natureの代表としてイベントやスタジオの経営をしながら、スキーのワールドカップコーディネーターとして世界中の人々と関わる仕事を続けてます。そうした中で、メディテーションを通して得られる物事の本質を捉えられる力、そしてその本質に沿って物事を進める心の強さ(勇気)は、リアルな世界と関わり続け、常にそこで検証実験を続けるからこそ自分のものになっていくということをこの10年実感し続けてきました。

 

社会に生きる我々が、その中でいかに生きるか?

Davidは彼の人生をと通して1つのモデルケースを示してくれている気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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