2人の時間の大切さ

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昨日も書いたのだが、去年や一昨年の手帳を眺めては、夫がいた頃に思いを馳せる時が多くなった。


そして、悔やんでいる。


去年の8月、夫はまたも肺炎を起こし緊急入院した。その頃はまだ抗がん剤の効果があって、ガンは大きくはなってはいなかったが、ガンのある位置が悪いらしく、抗がん剤で免疫力が弱った夫の身体に、肺炎は何度も何度も襲いかかった。


この時も、ものすごい猛暑の日で、夫は「なんだか夏バテかも、だるい」と、会社を早退してきたのに、私は友人と暑気払いの飲み会があり、この時点では熱もなく、「大丈夫だから行っておいで」という夫の言葉を鵜のみにして、行ってしまった。


行ったら行ったで楽しんでしまい、帰宅が遅くなり寝ている夫のおでこを触ったら、もう熱い。


とりあえず朝を待って病院に連れて行き、即入院となった。仕事は休んだ。


もう熱や咳の感じで、入院だろうな、というのは私も分かるようになっていた頃で、いつも入院に使っていたスーツケースに荷物を入れて、用意をして行った。


私が度重なる夫の入院や、病院からの呼び出しで、職場の上司からさりげなく退職勧告されていたのもこのころで、私は程なく仕事を辞めた。


もうこういう時期であったのに、私は何故飲みに行ったりしたんだろ。自分の時間、なんていうものを持とうとしたんだろ。


仕事も辞めて、100%夫のために時間が使えるようになっても、夫が「もう長くない」と感じた正月過ぎまで、私はよく自分のために出かけた。


なんて勝手だったんだろう。そして、その時間を何故全て夫と2人の時間に充てなかったのだろう。


「こんなに早く逝ってしまうなんて思わなかった」なんて、ただの言い訳で、自分を肯定したいだけだ。


入院している時は面会時間を全て、家にいる時は全て、夫と一緒にいればよかった。


お盆中の仏壇にも、「ごめんねごめんね」ってずっと言っている。ホントはいけないんだよね。心配しちゃうから。


でもでもでも。


あなたのために、全ての時間を使わなくてごめん。辛い闘病から、自分だけ逃げる時間を持ってごめん。


せめてお盆の間だけ、謝らせて欲しいのは、勝手なのかな。





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