七つの海をバタフライ -吉川晃司ブログ-

異彩を放ちまくりながらも逞しく泳ぎ続ける吉川晃司。
全てのロックレジスタンスどもへ バーボンを傾けながら・・・。


テーマ:
吉川晃司


■反発・流転の30年

波乱万丈。
吉川晃司のアーティスト人生を表す最適な四文字熟語である。

常に反発と流転を繰り返してきた吉川は、活動生活30年の節目に、またしても音楽の世界に大波を渦巻かせることになった。

吉川晃司の新たな挑戦について語られた言葉を追いかけてみよう。


---------<2014年夏:都内某所にて>---------


■「息抜き」の他流試合

-この度は活動30周年おめでとうございます。

吉川(以下、K2):実感無いよね、30年って。

-あっと言う間でしたか?

K2:成長してるのか、してないんだか、自分では実感し辛い部分もあるからさ。白髪が増えてきたってのは見た目としての実感だけど。

-今年はいつもにも増して、音楽活動が精力的ですね。

K2:5年周期で「GOLDEN YEARS」と区切りを付けているけど、やっぱり10年単位は特別だからね。いつもより、お客さんに楽しんでもらう、お客さんに優しい・サービス精神全開で向き合いたいな、と。

-3枚組ベストアルバムの発売とそのベストアルバムを軸としたツアーがはじまりますね。

K2:各地2daysで30年の歴史を総括する内容にしたいと思ってて。久々にやる曲もたっぷりだから、練習がとにかく大変だよ。メンバーがみんな泣いてる(笑)俺だって歌詞や段取りを頭に入れなきゃいけないんだけど、勢いで突っ走ると訳わからなくなりそうだよ。

-相変わらず、無茶な挑戦されますね(笑)そんなベストアルバムとツアー準備と同時に制作された音源があるとか。

K2:正確に言うと、ずっと前からあった音源なんだよ。世に出すとかは考えずに、うちのスタジオで他流試合のように色んな人とセッションした音源があってさ。

-吉川さんの制作スタイルは1人で引きこもってプリプロまで仕上げてからのレコーディング、というイメージでしたが、そんな事もやってらっしゃったんですね。

K2:息抜きだよ、息抜き。自分の殻に籠ると、どうしても自分の手癖で世界が出来上がってしまうので。コードよりリズム、リズムよりリフで、どんどん凝りだすと自分で迷路に迷い込んでいくんだよ。
まぁ、籠れば籠るほどドロドロと熟成したものも出来上がるんだけど、そういう曲は大体ウケが悪い(笑)ライブでやってもお客さんたちがキョトンとしがち(笑)

-そんな自身の感覚を一人で掘り進める表現と同時に、色んなセッションを重ねてきた、と。

K2:きっかけはいくつかあってさ。自分のスタジオを持ったってのが大きいよね。大人数を呼べる広さじゃないから少人数で集まって、メシと酒を飲みつつ「じゃ、いっちょやるか」と、宴のツマミみたいな感じでさ。

-非常にリラックスした場で鳴った音、ということですね。

K2:そうだね。普段でも「何言ってるか聞き取れない歌い方」とか言われてるのに、リラックスし過ぎて吠えてるだけにしか聞こえないものもあったり(笑)
20周年の時の「Thank you」では、後藤(次利)さんとポンタ(村上秀一)さん、二人の先輩方に胸を借りたんだけど、「勝てる見込みの無い修行」をやっておくべきだと思ってやったんだよ。ケチョンケチョンにされたけど、この10年の糧になる正しい選択だったと思うよ。
2005年と2007年には年末にセッション企画のライブをやってきたことも、今に繋がってるしね。シリアスな場、修行としても必要だけど、そうじゃない、リラックスした音の遊びができる機会がもっと欲しくなっているのかもしれないね。


■交わる縁(セッション)

-印象的なセッション相手について教えてもらえますか?

K2:セッションをいっぱいやってみたいと思った縁があってさ。ちょっとその話をするよ。
西麻布に事務所のスタッフと時々行くバーがあるんだよ。そこは照明が真っ暗だから周りを気にせずに飲めるし、BGMも50-60年代のジャズオンリーで、いつもいつもロックの波に渦巻かれてる気分をリセットするには丁度良い場所で。
その店で飲んでたら、いきなりドアを蹴破るように入ってきた男がいてさ。もう一見して泥酔してるし、良い酔い方をしてないって分かるの。「俺も若い時はあんな飲み方してたなー」と思いながら、関わらないようにってことで気配消してたんだ。
その店はギネスビールの生が飲めるんだけど、そいつ、いきなり3杯注文して一気飲みしだしてさ。これはヤバいと思ったら目が合ったんだよ。「あー、面倒だ」と思ったんだけど、目を逸らしたら負けだ、みたいな獣の本能があるからさ、ずっと見合ってたら向こうが近付いてきて。こっちも酒入ってるけど臨戦態勢に入ろうか、としたら目の前に立ち止まって深々とお辞儀するんだよ。90度以上のお辞儀。

-不穏な空気から、いきなりのお辞儀ですか

K2:さすがにその展開に俺もびっくりしてさ。「なんなんだコイツは」って思ったら、向こうが顔を上げて「アイツがお世話になりました」って言うんだよ。こっちも訳分かんなくて戸惑ってたら、「すみません、チバです。チバユウスケです」って言って。

-チバさん!?チバユウスケさんですか?

K2:そう、向こうが酔い過ぎてて全然わかんなかったんだけど、チバくんだったんだよ。「アイツ」ってのはもちろんアベ(フトシ)のことでさ。アベとは、ねぇ、縁があったんだけど。そこでチバくんとはじめて会って一緒に飲んだんだよ。チバくんはどんどんギネス飲み続けて、俺にも飲めとか言ってくる訳。後で気付いたんだけどさ、ギネスはアベがいつも飲んでたんだよね。

-そこからどんな風にチバさんとセッションするに至ったんですか?

K2:その時にうちのスタジオの話をしたんだよ。アベと一緒にやったライブの写真も置いてあるよ、って。そしたらチバくんが「今から行きたい」って言うんだよ。夜中の2時過ぎてるのに(笑)もうその勢いがおもしろくてさ、事務所のスタッフも置いて二人でスタジオに行ったんだよ。

-二人でですか!?

K2:なんか、その方が良いんだろうな、って感じてさ。チバくんが酔い過ぎて、いつ暴れ出すかと思うと怖かったんだけど(笑)で、スタジオに着いてアベが出てくれたライブの写真とか、音源とか、映像とか、一緒に見ながら飲んでたんだ。今度はウイスキーだったけど。ライブ映像を見終えた後くらいかな、チバくんが「ギター弾かせてくれ」って言いだして。

-酔っぱらってるからか、グイグイ来ますね(笑)

K2:アイツさ、お辞儀とか礼儀正しいと思ったら、どんどん踏み込んでくるんだよ(笑)でもこっちも酔ってるから全然気にしなくて「おぉ、じゃあやろうか」って言ってギター引っ張り出してきて。「何やる?」って聞いたら、「さっきのやつ」ってことで『Crack』(「25th Year’s Eve Live」 にてアベフトシがギター参加)やったんだよ。グッダグダだったけど(笑)でさ、何曲か俺の曲にチバくんがギター合わせたり、歌ってくれたり、ってじゃれてたのよ。もうこの時点で朝だったんだけど。

-アベさんの話もお二人でしたんですか?

K2:いや、話はほとんどしなかったね。アベの参加してくれた映像とか音源とか、チバくんはジッと見て・聞いてたけど。

-セッション音源はその時に録音されたんですか?

K2:その時は、さすがに夜通し飲んでるともうフラフラだったから、また日を改めたんだよ。「今度は刺身おろすからまた来てよ」って言ったら、本当に来てくれて。チバくんは日本酒を何本も持ってきて(笑)酔いつぶれる前に遊ぼうか、って言って録ったのが『The Gundogs』。

-チバさんのキャラクター、歌い方にとても合う曲ですよね。吉川さんが選んだんですか?

K2:そう、俺からのリクエスト。「アハンハン♪」の部分が、チバくんなら俺よりももっと荒くてナメた雰囲気で歌うんだろうな、と思い浮かんで聞きたくなってさ(笑)あと、この曲は普段ならレスポールを使う事が多いんだけど、どうせなら、と思って二人でseenのテレキャスターを弾いたんだよ。

K2 LINKS 21:アベフトシ
http://ameblo.jp/sukanpin/entry-11271696841.html


-いつもと異なる方法論で化学変化が起きる事も、セッションのおもしろさでしょうね。

K2:自分以外の個性が混じる事を楽しめる余裕ができたってことかな。COMPLEXの時は常にお互いが爆発しそうな状態で作ってたけど(笑)


■「王様」とのバトル

-セッション相手として、最も話題になりそうなのが、矢沢永吉さんですね。

K2:矢沢さんと一緒に歌うことになるなんて、誰も思ってなかっただろうね。俺だって意外で、まだ信じられないよ(笑)元々、矢沢さんとは顔見知りではあったし、挨拶くらいはする関係でさ。一時期はレコード会社(東芝EMI)でも一緒だったし、後藤(次利)さんと仕事した時は矢沢さんのレコードやライブのつくり方を聞いたし、スタッフも矢沢組から来た人たちもいたし。その時の東芝では、「王様は矢沢、女王様はユーミン」っていう二枚看板だったんだよね。

-小沢健二さんは「だったら僕は王子様」と言ってましたね。

K2:そうなんだ。背の高いおっちゃん(布袋寅泰)は「俺は東芝の騎士(ナイト)だな」って言ってたけど、どう見たって用心棒だよな(笑)

-矢沢さんとセッションした経緯について教えてもらえますか?

K2:ラジオ局で仕事があった時に、たまたま同じエレベーターに乗ったんだよね。お互いに「おぉ、お久しぶり」みたいな軽い挨拶をして、今までならそれだけで終わってたけど、矢沢さんが「ちょっと楽屋に来ませんか?」って言ってくれてさ。20年前なら「やべぇ、シメられるかも」って警戒したかもしれないけど、もうお互い大人だからさ、そんな空気もお互いに無いし、そんな事はじめてだったから楽屋にお邪魔したんだよ。最初は他愛無い世間話をしてたんだけど、「見たよ、FNS」って話になってさ。2011年に出たFNS歌謡祭で歌った『あの夏を忘れない』を見てくれたみたいで。

-AKB48と共演して歌われた楽曲ですね。

K2:矢沢さんから「俺は歌えないけど、吉川くんらしい歌だね」って言ってもらえたんだよ。あの人も広島の出身だから、生きていく上で背負っていかなきゃいけない想いは同じようにあるんだろうね。俺よりも年上だから、戦後の状況も知ってるだろうし。そこではじめて矢沢さんと広島について話したんだよ。二人とも、段々広島弁丸出しになってきておもしろかったな(笑)

-矢沢さんが楽曲で故郷や歴史について触れることは無いですし、意外ですね。

K2:「YAZAWA」のイメージを自分で完璧に築いていらっしゃるからね。俺は直接的にガウガウ吠えるけど、あの人はステージでYAZAWAを貫くことが生き様だから。ポリティカルな要素はそぐわないんだろうけど、そりゃ、一人の人間として思うことはあるよね。

-実際にセッションすることになったのは、吉川さんからご提案されたんですか?

K2:広島の話をした後にしばらくしてから、スタッフを通じて手紙を送ってみたんだよ。そしたら「まずは飲みましょう」ってご返事をいただいて、矢沢さんのスタジオ(ODEN STUDIO  http://www.odenstudio.com/)に呼ばれてさ。さすがだよね、「YAZAWAのスタジオ!」って貫禄たっぷりのスタジオなんだよ。バーまで併設されてて、そこで酒飲んで、その日はそれだけ。翌日にスタッフを通じて、「吉川くんのスタジオに訪問したい」ってメッセージが来て、それが承諾の意味だってすぐに理解できたよ。まずは一献酌み交わしてから、ってのが広島人らしくて嬉しかったね。

-楽曲は吉川さんが指定されたんですか?

K2:こちらからセッション候補として何曲か提示したよ。矢沢さんの声で聴きたい曲、ってことで俺が選んで。『あの夏を忘れない』の話のことも頭にあったので、あんまり激しいものよりもミドルテンポのものを中心に。でも、選ばれたのは『せつなさを殺せない』でさ。「なんでコレなんですか?」って聞いたら「歌い出しが”止まらない”だから」って返答で、最初は意味が分かんなかったんだけど、多分『止まらない Ha~ha』とリンクさせて考えてくれたんじゃないかな、って解釈してる。ダジャレかよ(笑)

-『せつなさを殺せない』のヒロイックな歌詞は矢沢さんにも合いますよね

K2:そうだよね。矢沢さんはマイクスタンドをブン回して激しく暴れてるイメージが強いけど、ミディアム~スローなテンポの表現がいいんだよねぇ。『せつなさ~』は俺が歌うと俺自身のキャラクターとシンクロし過ぎて熱量が勝ってしまうんだけど、矢沢さんが歌うとロマンティックが勝つんだよ。自分で書いた歌詞だけど、こんな側面があるんだ、ってまた気付かされたね。

-セッションによって新たな気付きがあったということですね。

K2:それが最大の収穫だよね。メロディーも言葉も、違う誰かを通じると全く景色が変わるから。


■コラボレーション・アルバムの発表

-いくつかの縁が契機となって生まれたセッション音源たちが、今回コラボレーションアルバムとして発表されることになりました。

K2:元々は息抜きのためのセッションだったんだけど、30周年というお祭りに添える出し物として、まぁ余興だよね、楽しんでもらいたいなと思ってね。ファンのみなさんにとっても、新しい気付きがあると思うよ。こういう30周年の振り返り方もアリじゃないかな。

-では、コラボレーション・アルバム収録の各楽曲についてコメントをいただきたいと思います。まず、世良正則さん、もんたよしのりさんとの『傷だらけのダイヤモンド』。

K2:「アクの強さ」を極限まで高め合ったセッションだったね。それぞれにクセ・アクが強いボーカリストの先輩方だけど、あえて調和を考えずに声がぶつかる感じが良かったね。もんたさんが「ヒデキ(西城秀樹)も呼びたかったな...」って言ってたよ。

-林英哲さんとの『BOMBERS』は和太鼓ビートでの新解釈ですね

K2:和太鼓ってドラムとは全く違う文法で音を作る楽器なんだと、改めて気付かされたよ。ファンクの要素がある曲だけど、和太鼓だとより土着的な、日本的な「和」のビートにしてもらえたね。和太鼓の鳴りってさ、内臓への響き方が半端じゃないんだよ。演奏してもらってる隣で歌うと飲み込まれそうだった。

-原田真二さん、CHOKKAKUさんとの『キャンドルの瞳』はBOMBERSとは真逆の、ディスコファンクですね。

K2:原曲は後藤(次利)さんのアレンジでバッキバキのベースなんだけど、懐かしさのあるディスコ風味の音で歌ってみたいってのがあってさ。この曲を作ってくれた原田さんに久々にお会いして相談したら、CHOKKAKUさんに繋いでくれて。さすがだよね、俺の歌声だけどSMAPの曲みたいにキラキラしてた(笑)

-次は、アルバム中で最も異色かもしれません、モーリー・ロバートソンさんとの『MODERN TIME』

K2:モーリーさんは高校(修道高校)の2コ上の先輩なんだよね。俺が入学した時にはもう自主退学してたから当時は面識が無かったんだけど。出会ったのは最近なんだけど、「博覧強記」を飛び越えた「博覧狂喜」の人だね(笑)セッションでは、エレクトロをベースにしながら、民族音楽とかノイズとか、いろんな要素をてんこもりにしてもらったんだけど、変なサンプリングばっかり録るんだよ。「”キャオラッ!”って叫んで」とか、「タップシューズを履いて踊ってるステップ音が欲しい」とか。でも出来上がりはちゃんと要素として使われていてさすがだな、と。

-モーリーさんに続いて、次のPerfume『BE MY BABY』もエレクトロな世界ですね。

K2:元々は、あるCMコンペ用にPerfumeが歌う『BE MY BABY』っていう案があって、中田(ヤスタカ)くんがデモ音源まで作ってたんだって。でもその話が無くなって宙に浮いちゃったんだけど、中田くんから音源が送られてきてさ。同じ歌詞でもこんなに可愛くなっちゃうのか、って衝撃だったね。冒頭の「愛しているのさ 狂おしいほど」という言葉だけで、世界がすごくカラフルになるからさ。「BE MY BABY」のリフレインは、Perfumeの3人の声だから生まれる高まりだしね。今回のセッションはもらったデモ音源に俺のコーラスを乗せたくらい。ほとんど中田×Perfumeの色だよ。

-一転、TEEさんとの『南風honey』は軽やかなレゲエサウンドですね

K2:TEEくんは元々ボクサーでさ、竹原(慎二)が教えてくれたんだよ。「アニキ、広島に元ボクサーのばち歌が上手いヤツがおる」って。路上で歌ってる映像で「DON’T CRY HIROSHIMA」ってのを歌ってるのを見たのがはじめてかな。TEEくんは俺と違って、いつも自然に歌を歌う、楽しんでる気持ちが全開なんだよ。もっと素直に音楽を楽しもう、って刺激を受けたね。

-次はアルバムでも一番しっとりと、濃密な曲です。JUJUさんとの『星の降る夜に』

K2:ジャズアレンジでデュエットしてみたいと思ったら、まず思い浮かんだのでお声掛けさせてもらいました。もっとイカつい人かと思ったらチャーミングな方でね。俺はジャズのことは詳しくないけどさ、キャッチボールするようなアドリブで、その瞬間一度しか生まれない表現、というものに触れる喜びと怖さあったね。

-次も女性との共演が続きます。中元すず香(BABY METAL)さんとの『あの夏を忘れない』

K2:元々は広島の府中町立府中小学校の子どもたちと歌った曲なんだけど、若い世代に歌い継いでもらいたいな、という思いがあってさ。SATOKO(FUZZY CONTROL)から「BABY METALがすごいんです!」って話を酒の席で聞かされてたんだよ。スマホで映像を見せられたんだけど、ブッたまげたね、「なんだこの世界は!?」って。無茶苦茶な世界観なんだけど、演者も客席もみんなストイックに楽しんでて、そこがすごく好印象で。中元さんの歌声は、素直なんだよね。BABY METALの楽曲とは全然違うけど、中元さんなら『あの夏~』を素直に歌い継いでもらえると思って。

-そしてアルバムの最後を飾るのが、奥田民生さんとの『INNOCENT SKY』です

K2:民生くんとは、同学年で同郷、学生時代からの顔見知りだからさ。改めて一緒にやろう、と思うと照れがあったんだよね。久々にCDJ(カウント・ダウン・ジャパン)の楽屋で会った時に、釣りの約束をしたついでにスタジオにも誘ったんだよ。あくまで、「釣りのついで」にしないと、お互いに恥ずかしいだろうと思ってさ(笑)昔ライブで『モニカ』をカバーしてくれた(2004年 寺田堂にて)ってことは聞いてたから、スタジオに入って「『モニカ』やろうか」って聞いたんだけど、民生くんから「こっちの方が好きだから」って言って歌い出したのが『INNOCENT SKY』。同じ場所に生まれて、同じ年齢だからさ、見ていた空も同じだったんだろうな。

K2 LINKS 23:奥田民生
http://ameblo.jp/sukanpin/entry-11284232916.html


■同じ空の下で

-同じ空、という言葉がありましたが、それはこのアルバムのコンセプトの1つですね。

K2:セッション自体はいっぱいやってるんだよ。それこそ、増子(直純 ex.怒髪天)とは『ONE WORLD』、及川(光博)とは『ラ・ヴィアン・ローズ』やったりさ。でも今回のコンセプトは、生まれ故郷である広島出身のミュージシャンたちと交わった音、でまとめたんだよ。唯一チバくんだけは違うんだけど、チバくんとの縁にはアベがいるからね。チバくんとアベ、そして矢沢さんとの縁が連続したことが、今回のアルバムにまとめた大きなキッカケ。「日本一心」以降、東北だけでなく日本全体をなんとかしなきゃいけない、自分ができることをし続けたいという思いは変わらないし、その根底にあるのは自分が生まれた街・広島が背負った運命とともに生きているからだとも思っているし。広島の人間だから共有できる想いがあって、音楽を通じて想いを共鳴させて、みなさんにも届けたかったんだ。

-そんな想いが詰まったアルバムのタイトルを教えてください。

K2:アルバムタイトルは『HIROSHIMA』。スタッフから「さすがにそれはマズいです...」って意見もあったんだけど、これしか無いからさ。大丈夫、ゴーストライターは一切使ってないから(笑)



●吉川晃司 30th Session Album『HIROSHIMA』

1.with チバユウスケ 『The Gundogs』

2.with 矢沢永吉 『せつなさを殺せない』

3.with 世良正則・もんたよしのり 『傷だらけのダイヤモンド』

4.with 林英哲 『BOMBERS』

5.with 原田真二・CHOKKAKU 『キャンドルの瞳』

6.with モーリー・ロバートソン 『MODERN TIME』

7.with Perfume(Produced. 中田ヤスタカ) 『BE MY BABY』

8.with TEE 『南風honey』

9.with JUJU『星の降る夜に』

10.with 中元すず香(BABY METAL)『あの夏を忘れない』

11.with 奥田民生『INNOCENT SKY』



Team Imagineより

みなさま、お楽しみいただけましたでしょうか?
途中から気付かれた方も多いかと思いますが、本エントリの内容は全てTeam Imagineによる創作です。

K2の活動30周年を祝す表現の一つとして、さまざまなコラボレーションを夢想してみました。
みなさんの頭の中で、心の中で、妄想コラボレーションの音を鳴らして楽しんでみてください。
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