七つの海をバタフライ -吉川晃司ブログ-

異彩を放ちまくりながらも逞しく泳ぎ続ける吉川晃司。
全てのロックレジスタンスどもへ バーボンを傾けながら・・・。


テーマ:
$七つの海をバタフライ -吉川晃司--complexライブ[日本一心]

2011年3月11日、日本中を絶望と悲しみに陥れた大地震と大津波。
それら天災によって明るみに出た、人間の醜いまでのエゴ。
今も東北地方はその爪痕に苛まされ、多くの人々が不安と恐怖の中で先の見えない時代を案じ続けている。

類をみない国難に対して多くの有名無名の人間が何か出来ることはないのだろうか?という想いに駆られた。
特にミュージシャンは何とかチャリティーを、と奔走した者も少なくない。吉川晃司もその中のひとりだ。

多くを語らないK2が、このステージに届けた想い。
音楽を通じて発して来た熱がまだ醒めきれない内に我々『Team Imagine』が世界に向けて想いを刻んでおきたく、東京からの帰りの新幹線の中で今まさに筆をとった。


あの日、あの時、あの場所に集った5万人×2日=10万人はいったい何を求め感じていたのだろうか?
そもそも『COMPLEX』はそこまで希求力のあるような対象だったのだろうか・・・。

答えは否だ。

日本ロック史、いやポップ史にこそジャイアントステップを残したとはいえ、実質的な活動は2年に満たない、まさに「幻のユニット」でしかない。
多種多様な音楽の溢れかえる現代日本において、音楽的な特殊性があると思えない。

89年、90年というバブルから緩やかに後退を始めた日本。
「困難な時代こそが文化を花開かせる」とも言うように、ジョニー・ロットンも70年代の英国を嘲笑し、カート・コバーンもジェネレーションXとしての絶望を音楽へとぶつけ時代の代弁者となりえた。

吉川晃司×布袋寅泰の結成した『COMPLEX』はアイドル×ロックギタリスト、デジタルビート×ロックンロールという、あらゆる期待感の入り混じった「何かとんでもないことがおこるんじゃないのか?」という予感に満ちた船出を飾った。
しかし、残念なことに音楽への取り組み方の相違という喧嘩別れで終わってしまい、以来交わりのないままで歳を重ねてきた。

我々も含めた多くの非リアルタイム世代は、数ある作品を誇る両氏のキャリアの中で『COMPLEX』という存在を知り、ソロとは一味もふた味も違った巨人同士のスリリングなケミストリーに溢れたエネルギーに魅せられてきた。

■圧倒的な存在感でステージ上を縦横無尽にキめまくるパフォーマー吉川晃司
■その脇で音楽的には勿論、華も実もあるギタリストとしてトリッキーに魅了する布袋寅泰

どちらもがソロでは味わう事の出来ない魅力を備え、89年~90年を共有した数少ないファン以外にはこれまでメディアを通じてしか触れる事の出来ないものだった。
CDでビデオで、リアルタイムを経験していない者が当時を知る人間から聞かされる凄さはいつしか喧伝され広まる。

人はそれを「伝説」と呼ぶ。

その伝説の夜の場内の興奮たるや筆舌に尽くしがたく、ライブ前の祝祭感は過去類を観ない「祭り」に相応しい。
冒頭言葉少なくK2が告げた「思いっきり歌って踊っていってくれ」というシンプルな主張。
彼らの音楽がロックを基調としながらメロディアスでポップなデジタル・ダンス・ナンバーであり多くの観客がビートに揺れ、会場はさながら大きなダンスホールのようであった。


2011年現在のダンスミュージック…ポップスを否定するつもりは毛頭ない。
頭をからっぽに出来るポップスは時に人の悲しみや痛みを和らげ、心を穏やかにしてくれる。

21年前の彼らの音楽も巷に溢れるポップスの一つにすぎないものだったはずだ。
だが、アルバムたった2枚分のポップスが特別な輝きを持つとすれば、2人が途切れる事なくKEEP ONしてきた事で、ただの懐メロに終始しない、今現在の空気…リアリティが音の中に顕在化されているからだ。

そしてそれは我々が同じ時代を今生きている事の現れでもある。
当時を過ごしている多くの人間、そして我々のような後追いの世代も含めて多くのファンが30代かそれ以上。
それぞれに良い時代もあれば、悪い時代も経験している。
そして音楽を時には支えに、時には慰めにしながら今この時代をサバイヴしている。

成熟したワインがヴィンテージと言われるように時間を経たものは淘汰の過程の中でそれ自体が付加価値を生み出す。
必ずしもどんなワインもがヴィンテージの美酒であるわけではなく、濁りや澱みの貯まったものになる可能性も捨てきれない。

我々の幸福は2人のアーティスト、K2とHOTEIが今も最前線で戦い続ける稀代のエンターティナーであった事だ。
ただの懐かしさとプレミア感に甘んじる事なく、「今この時代を生きる総て」に届けようとした渾身のステージだった。
20代の暴発寸前のテンションではなく、40代後半の円熟の極みに達した旨みはそんじょそこらのワイナリーでは味わえない。

点と点がつながり線となり、線と線が結ばれ面になり、その面が合わさり合った多面体こそが『COMPLEX』(=複合体)そのもの。
実質的には2年という短い期間だったが、二人がその音楽人生の中で重ねた時間が在った事が重要な事実だった。

あの日、我々は積み重ねたものが無残に打ち砕かれる日を知ってしまった。
ほんの一瞬で人が営んできたものが何もかも薙ぎ払われてしまう。
大きな力に踏みにじられ形あるものが無くなって行くことはこれ以上ない悲しみだ。
住む家を、帰る場所を、育った街を・・・。

それがいかほどの深い悲しみと絶望か当事者でない限りは本当の意味ではわからない。
だが、それでもきっと我々は何一つもなくしていないんじゃないのか、と言いたい。
想い出、心は消えない。そしてそれを失くしたらもう一度始めてしまえばいい。塗り替えればいい。

今日も彼らは歌い続ける。
'KEEP ON KICKIN,KEEP ON SINGIN’

記憶や歴史、想い出、どんなに時代が移り変わろうと僕等が、人々が積み重ねてきたものは誰にも壊せない。
「恋をとめないで」(=Don't stop my love)で止めどなくなく溢れた涙の理由は今なら少しだけわかる気がする。

 誰かを好きになる事
 何かに夢中になれる事
 憧れを抱き続ける事
 夢を見続ける事

その全肯定こそが「恋をとめないで」。
こんな時代だからと目を背けるのではなく、これまで過ごしてきた時間も、これから共に過ごす時間をも肯定する。

そう、
きっと恋だけは、その想いだけは、誰も奪えない心の翼だから。

ひとりひとりの中のLOVEを集めて、たくさんの想いを日本へ。
雄々しく、今日も歌い続ける彼らと今を生きる総ての日本人へ。
Don't stop my love 恋をとめないで。
AD
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:
デイリースポーツonlineをはじめ、各社が復活ライブ[日本一心]の第一報を続々と掲載!
19901108と同じセットリストで、その時を圧倒的するパフォーマンスを見せてくれた二人に感謝。

■吉川&布袋のCOMPLEX復活ライブ
(デイリースポーツonline)

七つの海をバタフライ -吉川晃司--日本一心 吉川晃司 布袋寅泰

■21年ぶり始動のCOMPLEX、復興ライブにファン約10万人熱狂
(ORICON STYLE)

$七つの海をバタフライ -吉川晃司--日本一心

■COMPLEX、東京ドーム2DAYSライブに10万人大興奮
(ナタリー)


■21年ぶりCOMPLEX復活5万人興奮
(日刊スポーツ)


明日のテレビニュースが楽しみだ。
各テレビ局のトップニュースはこの吉川晃司と布袋寅泰の2ショットで決まりだろう。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
COMPLEXライブ[日本一心]グッズ売り場前にて撮影。
今日もTシャツが大人気。

スワロフスキーをあしらった【Don't stop my love Tシャツ】は女性にオススメ。
photo:01

開店30分で売り切れグッズもで始める盛況ぶり。
COMPLEXへの想いは高まるばかり。
今すぐ東京ドームへ走り出せ!

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
人類史上最高の土曜の夜が過ぎ去った東京ドーム。
小雨がいまにも降り注ぎそうな中、すでにグッズ売り場には人だかりができている。

きっと今日の夜も最強と最高のパフォーマンスをみせてくれるに違いない。
彼らが人を愛することをやめない限り。

photo:01

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。