【読書日記】つぶやきが変える社内コミュニケーション-「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」 | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【読書日記】つぶやきが変える社内コミュニケーション-「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」

おはようございます。
本日の1冊はコチラ↓


「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」 山本敏行 マイコミ新書


最近、ツイッターの特集をよく見かけます。
その中に、会社で利用している例もありますよね。

私は、全くイメージが湧きませんでした。
会社でどうやって使うんだろう?
どんなメリットがあるんだろう?

実際に使っている例をもとに解説してくれるのが本書です。

社長や会社でブログをやっている会社は結構あります。
でも、それはあくまで社外向け。
社内SNSがある会社もあるようですが、実際に使うか・・・
自分が利用するイメージが湧きません。

私も普段、ツイッターを使っています。
その利点は、情報の即時性と共有のしやすさだと思います。
あとは140字という制限もありますが、それがかえってムダがないので
どんどんつぶやこうという気持ちになります。

本書では「ルールで拘束しない」(P33)とあります。
文字通り、社員につぶやかせるとき、自由にさせるということです。
もちろん会社の機密情報はダメですが・・・

「ツイッターは、電話やメールのように返事が求められるコミュニケーション・
ツールではありません。つぶやきたい時につぶやく、気になったつぶやきだけ
にコメントをするなど、強制力がない『ゆるさ』がツイッターの魅力です。」(P34)

実際に利用している人は納得ですよね。
それが社内ツールだとしても同じです。
メリットはそのまま生かす。
だから、ツイッターがコミュニケーション・ツールとなり得ます。

人のつぶやきって、案外気になります。
しかも、人の意外な一面も垣間見れます。
普段の会話や仕事上の付き合いだけでは分からないことも見える。

つまり「ツイッターは心の距離が近くなるツール」(P26)なんです。

確かに、仕事でも使えたら、私もどんどんつぶやいちゃうかも。笑
きっと会社の人は、違った印象を持つと思います。
それが会話の潤滑油になってくれる可能性もありますよね。

気をつけないといけないのは、単なるPR目的で使ってはいけないこと。
これはツイッターの良さを生かせないと、本書では書かれています。

「ツイッターはつぶやきでつながっているメディアであるため、そこに
企業広告のようなつぶやきばかりを流しているとフォロワーが離れて
いきます。」(P30)

ツイッターはゆるさが売りゆえに、つながるのも離れるのも自由です。
魅力を感じないとすぐ離れる、という人も少なからずいます。
私も毎日、フォロワーが増えたり減ったりしています。

それを気にするとつぶやけないので、自分のつぶやきたいことをつぶやく。
という姿勢が大切だと思います。
つまり、PRのような型にはまったものではなく、「今」の瞬間を大切にする
ツイッターの特性を生かした利用法を企業もするべきです。

企業もツイッター利用者として「ゆるく」つながる関係でいい。
その結果、PRにもなればラッキーくらいの気持ちでやる。
「PR効果はオマケ」(P31)です。

ただ、会社で利用すると、仕事以外のつぶやきも筒抜けです。
コミュニケーションの話題づくりとしてメリットもありますが、あまり知られるのは
好ましくない人にとってはデメリットかもしれません。

このあたりは、自分で運用規制をかければいいだけですが・・・
ついつぶやきたくなるのが、ツイッターの魔力です。笑

本書では特に、ツイッターとiPhoneの相性についても触れています。
私は持っていないので、あまり詳しくわかりませんが・・・
周囲のiPhone利用者は、ほぼツイッター中毒者なのを見ると、やはり
相性はいいんだと想像できます。

まだツイッターを使ったことのない人。
会社として利用を検討している人。
ぜひチェックしてみて下さい!



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