【読書日記】注意!大雨洪水警報発令!!-「涙のシャンプー」
おはようございます。
本日の1冊はコチラ↓
「涙のシャンプー」 松本望太郎 学習研究社
この本を買うときに言われました。
「電車の中では、絶対に読まないで下さい。」
まさしくその通り。
静かな部屋で一人きり、ティッシュ片手に読むのが似合います。
この本は、心のダムを貯水率100%にしてくれる本です。
皆さんは、行きつけの美容室はありますか?
実は私、同じ美容師さんに10年以上切ってもらっています。
私が15歳の頃からなので、気付けばもう11年。
もうすぐ、人生の半分お付き合いがあることになります。
人が美容室へ行く理由はさまざま。
もちろん、髪を切ったり、カラーやパーマをかけたり。
あるいは、着付けやメイクをしてもらうこともあります。
人生の場面場面において、美容室という場所は絡んできます。
しかも、髪を切ってもらうとき、何だかいろんなことを考えてしまう・・・
気付いたら、美容師さんといろいろお話しています。
だから、美容室でいろんなドラマがあって然りなんですよね。
美容師の皆さんが、それぞれ体験した物語が15編。
感動したり、勇気をもらったり、いろんなことを教わったり。
髪を切った分、人間の器はずっしり重くなっていくみたい。
それぞれが、とても感動的なストーリー。
涙の降水確率は、間違いなく100%!
そんな中でも、私があえて1つ選ぶなら、
亜5番目の「こころのビタミン」
美容師さんの大学の先輩は新婚さん。
美男美女で、絵に描いたような幸せな夫婦。
でも悲劇が襲った。
奥さんが乳がんになってしまった。
闘病生活で、髪の毛はごっそり抜け落ちてしまった。
一緒に気持ちもどこかへ・・・
奥さん思いのご主人は、いろんなカツラを買ってきた。
ただ残念ながら、不自然な頭になってしまう。
だから呼ばれた美容師さん。
カツラを似合うようにカットしてほしい、という依頼。
結果、奥さんは元気を取り戻してもらえた!
髪を切った後の感想が素敵だ。
「美容師は医者ではないので、病気を治すことはできない。
しかし、こころのビタミンになることはできる。」
人間は、気付かぬうちに自分を卑下している。
自分の存在を認め、自分にできることを精一杯やろう。
どんな人でも、必ずどこかで誰かの役に立てるのだから。
慣れや習熟は、自分の目も心も曇らせる。
だから、曇りをきれいさっぱり洗い流そう。
それだけの涙を出す力を、この本は持っています。
特別は、日常のワンシーンでしかない。
突然の出会いも、その後の展開は人の捉え方1つだ。
ありふれているから、感覚がマヒしてしまう。
皆さんも、そんな体験はありませんか?
思い当たった人、ぜひ一度読んでみて下さい。
皆さんの応援で元気が出ます(´∀`)♪
- 涙のシャンプー―美容室で出会った、人生を変えた15の物語
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
最近参加されている方が増えているMicroAD。
コチラ で詳細が見れます!