すぎもとみさきオフィシャルブログ「謝罪行脚」 -5ページ目

ルミナリエと1.17希望の灯り





点灯式で点灯の瞬間は見ているけれど、ゆっくり楽しんでは見てられなかったので、今日改めて神戸ルミナリエを見に出掛けてきました。


お月様も大きく美しく輝いていて、良き。

人がこんなにも大勢いて、楽しげにワイワイ聞こえているのにとても静かな気持ちになる、不思議な空間。
やはり会場内で流れている賛美歌と、時折聞こえる鐘の音の力でしょうか。

そうそう、今年は東遊園地にある「1.17希望の灯り」にもルミナリエが設置されています。
このルミナリエは、1995年の初めてのルミナリエ で使用した白熱球を使っています。直線エリアにも1995年のルミナリエ復刻ゾーンがあるのだけど、LEDゾーンと全く色が違うの。
温かみがあって、あの頃の記憶を鮮烈に思い出させるこの色が、ああ、ルミナリエだなって私は思います。

せっかくなので、1.17の集い実行委員長であり、幼なじみの真ちゃんと。


ということでお知らせです。
すぎもと、来年の1.17の集い、そして追悼式典の司会をさせて頂きます。引き続き、ね。

2020年、震災から25年経った節目の年です。
もちろん、1.17の集いは毎年市民の皆さんが自分たちの力でコツコツと続けて来られて今があるもので、周年だからどう、とかそういったものではないのですけど、やはり周りからの注目度は高まるわけで。
賛否両論ありますが、神戸の市営地下鉄も、1.17当日には始発を早めて東遊園地の会場に震災の起こった時間、5:45に間に合うように臨時列車を出すという事を発表しています。

念のため明言しますが、この日のこの時間に、東遊園地に集うことが大事なのではありません。
竹灯籠に希望の灯りの分灯を灯すことや献花は現地のみですが、黙祷はご自宅でも仕事場でもできますし、記帳だって各区役所でも受け付けています。
大事なのは、あの日に思いを馳せる、慰霊の想いを持つということ。
当日はどうか数十秒、そんな時間をもって頂けたらと思います。

震災から25年目という事で、今年のルミナリエ 会場には「語り部」ブースも登場。
ブース内ではルミナリエの軌跡のオリジナルムービーも流れていましたが、見てると目頭が熱くなりました。

ブースでは他にも、1.17の集いで使う竹灯籠に文字入れさせてもらったり、キャンドル作る体験させてもらったり。

ほんで、今日12/10は地蔵盆企画として、この1.17希望の灯りについての投稿をFacebookかInstagramでするだけでFacebookやInstagramのオフィシャルグッズを貰えるという企画が。
というわけで私もちゃっかりこの投稿でグッズを頂きました!


Facebookのキーホルダーもろた!
わーい、ミーハーなのでこういうオフィシャルグッズ大好物です。

1.17のつどい、例年の行事だけで大変な作業量なのに毎回新しいことに挑戦していて、その姿勢には本当に頭が下がります。
真ちゃん!偉いよ!!
これからも一緒に頑張りましょう!!


しあわせ運べるように


25回目の神戸ルミナリエ2019、無事開幕致しました。
今年も時間通り、18:01ぴったりの点灯!ほっと一安心です。

気に掛けてくださった皆様、実際に点灯式に足を運んでくださった方々、ありがとうございました。式典会場周辺だけで約6万8000人、全体で22万1000人!
来てくださったのに会場近くまで辿り着けなかったという方もいらっしゃったようで。わざわざ来てくださったのにすみません。でも、皆様のおかげで本当に心強かったです。

せっかくなので、点灯式の冒頭の動画載せときます。



この場で「すぎもとみさき」と名乗れるありがたさと責任の重みをしっかりと感じつつ。

そうそう、今年は消灯式も担当させて頂きます!
消灯式はステージとか無いので声だけですけどね。光栄です。

昨年初めて神戸ルミナリエの点灯式司会をさせて頂いて以来、今年もこの現場に呼んでいただけることを目標に掲げてこの1年頑張ってきた感があります。

呼んで頂けるかどうか、そして呼んで頂けた時胸を張ってお受けできる自分なのか。
答え合わせまで約1年かかる、壮大なクエスチョンです。
結果、こうして今年も司会させて頂けている、さらに消灯式までさせて頂けることを嬉しく思います。

そして思うことは、自分が関わることになって改めて震災について考えるようになって、今までいかに自身の震災の経験を蔑ろにしていたかということ。
もしかしたらそれは、無意識に自分の心を守るために敢えてしていたのかもしれないけれど、やっぱそれじゃダメなのです。
そんなことに気付かせてくれた神戸ルミナリエ、改めて震災について考えるきっかけをくれた点灯式。


これからも、神戸に生まれ、被害は少ないながらも震災を経験した私にこそ出来ることを自分なりに少しずつでもしていきたいと思います。

消灯式は12/15(日)21:20頃から。
儀仗隊の皆様が並んで被災者の御霊に敬礼する様、厳かで心に響きますよ。

2019.12.6 第25回 神戸ルミナリエ 点灯式

先ほど、今年のルミナリエの試験点灯が行われました。




とても光栄で嬉しいことに、新しい元号となって初めての、25回目の節目のルミナリエも、昨年に引き続き点灯式の司会という大役を仰せつかりました。


私が初めて司会を担当させていただいた昨年は、平成最後のルミナリエで、県政150周年の節目。

その為、それまでより規模を拡大して開催されたんですが、今年もまた震災後四半世紀の節目の年ということで、昨年と同じ規模で開催されます。


今年のテーマは、「希望の光に導かれて、25 年」。


希望の光。そうだなぁ、ルミナリエは神戸の人間にとって何かと問われたならば、やっぱり希望の光なのだなぁ。


1995117日の明け方に起こった阪神淡路大震災。

その年の年末に、まだ建物の再建もままならない中でのルミナリエ開催。

まだ小学生だった私も家族で出掛けましたが、その美しさと熱に圧倒されたことを覚えています。


あれから25年。

役者を目指して上京した私は、神戸に戻って司会業をするようになり、神戸がずっと大切にしてきた式典の司会を務めさせて頂けるようになりました。

ご縁って、人生って不思議だなぁ。


私が担当する仕事は、私の自己実現のためにあるのではない。主役はその行事だってこと、重々承知しています。

でも、それでも、やっぱりルミナリエは私にとって特別。

嬉しくて嬉しくて、責任の重さをずっしりと感じながらもやっぱり喜びが優って、皆さんにこうやって報告をせずにはいられない。


私の友人の中には、今年は?と聞きたいけれど違った時に申し訳ないから聞けなかった……という人が少なからずいて。

気遣ってくれてありがとう。

そして一緒に喜んでくれてありがとう。


今年もこうやって皆様にご報告出来ること、本当に嬉しく思います。


おおきに。


点灯式は12/61745頃から、ルミナリエスタート地点である、神戸旧居留地の三井住友銀行前広場で。

点灯は18:01です。

ニュースなどで見掛けたら、暖かく見守ってください。


神戸ルミナリエは、12/612/15まで開催。ぜひお出掛けくださいね。

観覧は無料ですが、存続のための100円募金にご協力頂けたら幸いです。



今年は1.17希望の灯りもルミナリエ仕様!

語り部ブースも設置されるそうです。

宮田宗吉特集上映-ノロマよどこへ行く-




10/14にアップリンク吉祥寺で私が尊敬してやまない宮田宗吉監督の特集上映が行われます。

特集上映!宮田作品を愛する方のパワーで行われることになったんだそうな。凄いね。愛だね。 

その上映、トップバッターは「なんであたし」という20分の短編映画なんですが、これ、宍戸留美さんと私のW主演なんです。
プロデューサーも私たち二人。
もともとは2011年の私たちのバースデーイベントの為に作った映画なのですが、そこでの1回こっきりじゃなくって、ドイツの映画祭や、こういう機会でスクリーンで皆様に観ていただける「その後」があってとっても嬉しいです。


Facebookで宮田監督が「なんであたし」の思い出とともに私の話を書いてくださっていて、色々思い出しました。

私は元来お尻の重い人間なんですが、時々フットワークの軽い人に強く強く憧れて、まるでそうであるかのように振舞ってみる瞬間(持続できない)があって、それがこの電話を掛けた時だったんじゃないかと思います。

エンタメ大作!とかじゃなくて、エンドクレジットの後にも続く登場人物の人生に対して誠実で愚直な映画を作る宮田監督。
(そんな機会あるなんて思ってもみなかったけれど)自分が映画を企画するならばこの人に撮ってもらいたい、そんな気持ちが通じたのか、あれよあれよと話が進んで、返す刀で連絡してみた私と留美さんが好きな役者さん達も奇跡のように皆さんOKしてくれました。
下北沢のカフェで留美さんと並んで座りながらそれぞれに電話したりメールしたりしてたんですが、はじめの電話を掛けてから30分後にはキャストもほとんど決まっていたんじゃないでしょうか。
凄い!なんやこれ!フットワーク軽く行くと相手もフットワーク軽くなるものなのか!?と続々と決まっていく色々なことに興奮したことを覚えています。

その次に上映される「バカバカンス 」にも、私、出ています。

これは私がまだ学生で京都に住んでいた頃、初めて東京に撮影で呼んで頂いた思い出深い作品。2006年の公開です。監督とはその少し前に、オール京都ロケの映画の現場で出会ったのです。

私は渋川清彦さんと須田邦裕さんが働く洋食屋さんのバイトちゃん役で。


当時の自分の仕事観の甘さを思い返すとそのどうしようもなさ具合にみぞおちのあたりがヒュッとなってしまうけれど、とにかくこの時はカメラの前でお芝居出来るのが嬉しくてしょうがなかった。

夜行バスで行って、お兄ちゃんの家に泊めてもらって撮影に通った、多分忘れちゃいけない類の素晴らしき思い出。



宮田宗吉特集上映は、10/14 16:00〜 アップリンク吉祥寺にて。
なんと1000円で3本立て。めちゃお得!

3本目の「あまっちょろいラブソング」は現場にエキストラとして遊びに行かせて頂いたんですが、エキストラがエキストラらしからぬ豪華さで、ああ、みんな宮田監督が好きなんだなぁととても驚いた(失礼)ことを覚えています。
結婚式のシーンだということもあって、マジでラブアンドピースな空気流れる素敵な現場でした。
でも実際そのシーン観たら全然ラブアンドピースじゃなくてこれまた驚きました。
どんなシーンかは実際にご覧ください。

Facebookの記事のアメブロへのリンク方法が分からなかったので、その昔宮田監督が私について書いてくださったブログを載せておきます。
宮田監督のだらだら長い(失礼!)文章、大好き。


Facebookの方の文章も最高だったから読んでほしいのだけど、うまいことシェア出来ないからスクリーンショットの画像載せちゃお。


10/14、私は行けないから行ける人よろしくおたのもーします。

神の雫でルネッサーンスしてきた話。


ワインの持ち込みが出来るレストランの検索・予約サイトのwinomy(ワイノミ)ってご存知ですか?

東京ではもうたくさんのワイン好きさん達が活用されているサイトなんですけど、この度関西にも本格進出するようで。

先日、説明会を兼ねたワイン会にお誘い頂いたので、事務所の先輩実穂さんを巻き込んでお邪魔してきました。


乾杯はフェラーリの令和記念のスパークリングワイン、オマージュで。



日本限定のスペシャル・キュヴェだとかなんとか。
和風のエチケットで、専用の風呂敷に包まれててカッチョ良かったです。


ワイン会ということで、ワイン素人の私も分からないながらに1本持って行ってみることに。

ワイン通の方って赤が好きなイメージだったので、赤ばっかりだと酔っちゃう私は、自分が飲む用の保険も兼ねて私は白を持ち込み。



シャトー・モン・ペラ・ブラン。

「神の雫」にも登場した、フランスの辛口ワインです。

まるーい口当たりで、飲みやすくて美味しかったのですが、うっかりこの写真を撮っていた流れで近くにいらっしゃったマダムに「まぁ、何を持っていらっしゃったの?説明してくださる?」と言われ変な汗をかきました。

な、何も!説明!出来ない!!

自分が何を持ってきたのか分かってへんのや……!堪忍しておくれやす!!


しどろもどろでお話して、ともにモンペラを味わった後、そのマダムが「さっきお持ちのワインを飲ませて頂いたから」とわざわざ持ってきてくださったワインがこちら。



これ!素晴らしかったです!!

香水……?花束……?と思うほどの華やかな香り!

マァジのマジアンコってワインだそうです。

いつか私がまたワイン会に参加することがあったら絶対これ持ってく!これ飲ませたらみんな感動するに違いない。

マジでマジアンコだから!(ふざけてごめんなさい)

めちゃくちゃめちゃくちゃ美味しかったです。





そんな素敵な会に誘ってくれたのは、私の中学からの同級生である、あーちゃん。

彼女こそがwinomyの立ち上げメンバーなのです。事業を立ち上げて大きく育てるって本当に凄い。尊敬できる友人の存在って貴重です。


普通、友人と会うチャンスって一緒に遊ぶ時だから、お仕事してる姿を見られるのはとっても新鮮で、なんだか得した気分でした。




ゲストに髭男爵のひぐち君さんがいらっしゃってたのだけど、ワインエキスパートになっていた!

やっぱりワイングラスもつネタやってるからワイン関係のお仕事にたくさん呼ばれて、でも知識がないからワインスクールに通ってお勉強されたんですって。

そうなんだよね、好きとか詳しいとか関係なく、パッケージとしてハマればそのジャンルのお仕事は来やすいわけで。でもそこで勉強するかしないかはまた別のお話。

ひぐち君さんは、勉強した、と、そういうわけですね。素晴らしいと思います。

しかも全く知らなかったところからワインエキスパート合格まで持ってったんだから、かなり真剣に学ばれたことは想像に難くない。ホントにすごい。



会場になった阪急うめだ13階のアルポンピエーレのお料理もとっても美味しかった!

ワイン持ち込み料込みでコース5000円ですって。個人的にも利用したいなぁ。



壮観!な皆さんの持ち寄りワイン、の中の、



私の持ち込みワイン。

タグにはふざけたイラスト入り。ルネッサーンスって書いてるけど、ひぐち君てルネッサーンスて言わない方やったわ。てへ。



ひぐち君(さん)オススメのワインは、日本ワインを愛する会副会長らしく、日本の白ワイン、重川。

スッキリしていてこれもまたとても美味しかったです。


「このワイン、ジュースみたいで美味しいんですけど、もっとそれっぽく言いたいです」という素人オブ素人な私に「そういう時は果実味と言えばそれっぽいですよ」って教えてくれました。お優しい……。

果実味ね。今後多用していこ!


ワイン、人並みに好きってだけで全然知識無いけど今回チラッとお話聞くだけでとっても面白かった!もっと知りたいなぁ。


デザートはティラミス、に日欧商事のソムリエさんが選んでくださったマァジのアマローネ。



最後まで至れり尽くせり、メディアの方々に紛れて取材もせずただただ純粋に楽しんで参りました!


素晴らしき体験でした。

あーちゃん、おおきにやで!