【症例1】患者 初診X年9月 47歳女性 

主訴 頸肩胸背中筋肉が張った痛み。右側の顎関節が痛い

 私自身が初めて線維筋痛症という病名を知った患者。20代の頃より首がだるいふらつきめまい等様々な不定愁訴を抱えていた。咬合治療でそれを治す治療を求めて歯科医院を転々としていた。A歯科で咬合治療によってそのような症状が改善できると知り治療のため咬合挙上の口腔内装置を入れた。そうしたら一気に不快症状が取れようやくこれまでの不快症状から解放されると安心したのも束の間、その後より激しい顎周辺の過緊張が起こり激痛が全身へと広がった。そこで装置を外すと症状はさらに悪化したためトラウマとなって外せなくなった。患者は口腔内装置を外すと今以上に症状が悪化するのではないかという恐怖ではずすことを拒んだが心理的サポートは希望されたため認知行動療法を継続した。その後上記と類似の治療を行なう歯科医院を捜して転々としていたがX+2年後心不全で逝去された。

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