五色桜大橋 | 雨 風 呂

五色桜大橋

ブックマーク:★巨大建物















五色桜大橋は首都高速中央環状線の江北ジャンクションの一部、荒川を渡る橋です。
構造はダブルデッキ(上下2段)の鉄骨アーチ橋で2002年に完成しました。
この橋が出来るまでは中央環状線は荒川沿いの江北~葛西までしか繋がってませんでした。
その後、首都高速中央環状線山手トンネルが出来たお蔭で都心環状線の渋滞を避け、
葛西、千葉方面へ行くのに西池袋~葛西まで中央環状線1本で行く事が出来る様になりました。
自分の駐車場は山手通り沿いにあり、
山手トンネルの入り口までも数分で行けるので便利になりました!
近所に首都高速の出入口ができるなんて想像もしてなかったです。
※首都高速中央環状線全体では山手トンネル~湾岸線までの区間の工事が終了し
2015年3月7日16時をもって首都高速中央環状線全線開通となりました。

さて、この五色桜大橋は最先端のテクノロジーを取り入れて話題になっています。
圧電素子を使用した発電ユニットを五色桜大橋に設置し、
振動エネルギーを電気に変え、五色桜大橋の夜間照明の一部に使っているそうです。
まだコストが高く、効率も設置規模も小さいのでたいした電力にはなっていないそうですが
将来、低価格、高効率、大規模投入となれば期待は高まります。
試算では首都高の高架部分約235km全てに設置したとすると、
東京23区約400万世帯の使用電力の約40%をカバーできるそうです。
交通量が多い街中の一般道に設置しても効果があるでしょう。
振動や騒音が減る効果も期待できます。

2015