菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。


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平成28年12月10日の常磐線相馬~浜吉田間の運転再開により、仙台地区との直通運転が再開された事を記念して、運転再開前の前売期間を含め、平成28年12月1日から平成29年3月30日までの期間限定で発売されております、「○企 運転再開記念 仙台フリー乗車券」です。

 

 

 

発駅は「駒ヶ嶺・新地」、「日立木・相馬」、「小高~原ノ町~鹿島」と3地帯に分かれておりますが、発売駅は原ノ町・相馬駅の窓口と指定席券売機となっており、図示いたしました「駒ヶ嶺・新地」発となる券は、駒ヶ嶺と新地駅での発売はありません。

 

「駒ヶ嶺・新地」発の発売額は大人1500円、小児750円で、駒ヶ嶺からの通常の大人運賃で比較いたしますと、南仙台(往復1520円)以遠の往復乗車ならば、通常の運賃よりも安くなる事になり、フリーエリアの最遠駅となる仙山線山寺(片道1660円)まで乗車した場合には、片道乗車だけでも元が取れ、この券とフリーエリア外の普通乗車券を併用した場合、例えば行き先が山形であれば、山寺~山形間の往復運賃480円+1500円=1980円で駒ヶ嶺~山形間を往復乗車できる事になり、駒ヶ嶺~山形間は通常の片道運賃でも1940円となりますから、使い方によってはかなりお得なきっぷと言えます。

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昨日に引き続き、JR北海道の「すずらんオプション特急券」ですが、今回はMV端末発行の券をご紹介いたします。

 

 

札幌駅のMV端末で発行されました「札幌→東室蘭」の券で、昨日のエントリでご紹介いたしました自動券売機発行の券とは区間表記が異なり、こちらは「室蘭」の記載が入らない公式通りの記載となっています。

 

「すずらんオプション特急券」は当日限り有効で、自動券売機発売の券は発売当日乗車分のみの発売となりますが、MV端末では乗車日を指定して前売りで購入する事が可能です。

 

 

 

 

 

MV端末では、別葉で「ご案内」も発行されます。

 

 

120ミリ券で発行され、自動券売機発行の券には記載はありませんが、有効期間内で未使用の場合は、1回に限り利用開始日が変更出来る事となっており、これは窓口対応に限定されているようで、MV端末での利用開始日の変更は出来ませんでした。

 

 

 

 

 

こちらは、新千歳空港駅のMV端末で発行された券です。

 

 

「札幌→登別・幌別」の券で、こちらも札幌駅の自動券売機発行の券とは区間表記が異なり、「間」の入らない公式通りの記載となっています。

 

併用する「乗車券往復割引きっぷ」には、新千歳空港発着の設定もあるため、同駅でも発売されているものと推察されますが、「すずらんオプション特急券」には南千歳発の設定は無く、札幌乗車の券の発売となっています。

 

今回ご紹介いたしました券は、いずれもMV端末で発行された券となりますが、区間表記の下の注記事項の記載方が双方で異なっています。これは購入した区間が異なるためとも考えられますが、登別に停車する特急「北斗号」も存在いたしますし、注記事項の記載方を変えている必然的な事由は特に見当たりません。

 

気になりますのは、双方の注記事項とも「同一区間の乗車券往復割引きっぷと併用する場合に限り有効」と記載されている点で、新千歳空港から利用する場合には、特急「すずらん号」へは「南千歳」からの乗車となるため、券面に記載された乗車駅の「札幌」とは一致せず、「同一区間」とならないのでは無いか?との誤解を生じる恐れがあり、新千歳空港発売分に関しては、乗車駅を「札幌・南千歳」とした方が分かりやすいと思います。

 

室蘭本線方面の「Sきっぷ」の廃止により、今回ご紹介いたしました「すずらんオプション特急券」の他に、「北斗オプション特急券」も設定されましたが、「北斗オプション特急券」の発売駅は伊達紋別、洞爺、長万部の3駅のみに限られ、札幌駅では発売しておらず、今回は購入しておりませんが、これらの施策から、JRとしては従来の「Sきっぷ」利用ならば「北斗号・スーパー北斗号」にも乗車可能であった札幌~室蘭間の特急旅客を、「北斗号」から「すずらん号」に誘導して、新たに北海道新幹線連絡の使命を持った、「北斗号・スーパー北斗号」の混雑を緩和したい思惑があるものと推察されますが、「北斗号・スーパー北斗号」の定期列車が12往復運転されているのに対し、「すずらん号」は半分の6往復しか運転されておらず、特に札幌発の上りは午前2本・午後4本と運転時間帯に偏りがあり、例えば札幌7:30発の「すずらん2号」に乗れなければ、次の「すずらん4号」は11:24発と4時間近くも運転間隔が開き、この間に「北斗号・スーパー北斗号」の定期列車は3本が運転されておりますが、「すずらんオプション特急券」では利用出来ませんので、「すずらん号」の運転されていない時間帯に、札幌から苫小牧・室蘭方面へJRを利用するならば、正規料金で「北斗号・スーパー北斗号」の特急券を購入するか、普通列車を利用するしか選択肢は無くなった事になります。

 

この一方で、北海道中央バスと道南バスが、札幌~苫小牧間には「高速とまこまい号」を概ね30分おき、札幌~室蘭間には「高速むろらん号」を概ね1時間おきに運行しており、「すずらん2号」と「すずらん4号」の4時間に近い運転間隔の間にも、「高速むろらん号」は札幌駅前ターミナルからは、8:30、9:30、10:30と3本が運行されておりますので、余程の事が無い限り、利用者はJRより高速バスを選択するでしょう。

 

札幌~苫小牧・室蘭間については、JRの方が所要時間と定時性で高速バスよりも優位であっただけに、今回の「北斗号」から「すずらん号」に誘導する施策が裏目となって、従来はJRを利用していた層が高速バスへ流出してしまっては、「北斗号・スーパー北斗号」の混雑が緩和されても本末転倒のように思います。

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札幌駅の自動券売機で発売されました、「すずらんオプション特急券」です。

 

 

 

 

 

縦型の85ミリ券で発行され、最上段には「すずらんオプション特急券」と記載され、その下には「○企 特急券」と記載されています。

 

「すずらんオプション特急券」は、北海道新幹線開業の本年3月26日のダイヤ改正で、室蘭本線,・函館本線系統の「Sきっぷ」が廃止となった代わりに設定された券で、券面記載の注記事項の通り、「すずらんオプション特急券」と同時に設定されました「乗車券往復割引きっぷ」との併用に限り有効で、利用は特急「すずらん号」のみに限定され、特急「北斗号」は利用出来ません。

 

設定区間は、「札幌~苫小牧」、「札幌~白老」、 「札幌~登別・幌別」、「札幌~東室蘭」の4区間で、札幌駅発行の券は札幌からの片方向にのみ有効で、逆方向での利用は出来ません。このうち「札幌~苫小牧」と「札幌~白老」は大人・小児ともに同一の発売額となりますが、ボタンは分けられていて区間表記の異なる券が発行され、「札幌~登別・幌別間」は2駅共通着駅で「間」が記載されておりますが、登別~幌別間の(室)富浦に停車する特急はありません。また、「札幌~東室蘭」については、公式には「札幌~東室蘭」と記載されているにもかかわらず、自動券売機の券は「札幌~東室蘭・室蘭間」と記載されており、室蘭ゆきの特急「すずらん号」は、全列車が東室蘭~室蘭間は普通列車となるため、「○企 特急券」と記載された特急料金のみの企画券であるにもかかわらず、特急列車が運転されていない「室蘭」が着駅に含まれている事になりますが、併用される「乗車券往復割引きっぷ」の着駅表記に合わせているのかも知れません。

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昭和50年に中央本線武蔵小金井駅で発行されました、「武蔵小金井→安房小湊 太海 間→武蔵小金井」の往復割引乗車券です。



東京印刷調製の券で、横方向に赤線が1本印刷されています。

折り返し駅の「安房小湊 太海 間」は印刷されておりますが、乗車駅と下車駅、運賃と発行箇所は記入式となっており、乗車駅と下車駅の記入欄には「武蔵小金井」のゴム印が収まりきらず、斜めに押印されています。

当時は主に海水浴客などに対して、夏季期間限定の往復割引乗車券が各方面に発売されており、殆どの券は乗車駅と下車駅を含めて有効区間は印刷されておりますが、図示いたしましたような記入式の券も存在しており、発売枚数が少ないものと見込まれる区間などで用いられたものと推察され、報告片は設けられておりませんので、発売の都度に必要箇所に記入したのでは無く、事前に必要箇所に記入の上で常備券として発売されたものと考えられます。
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昨日4月10日で利用期間が終了致しました、「○企 青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」です。



皆様ご承知のように、3月26日の北海道新幹線開業と、JR江差線の「道南いさりび鉄道」への移管によって新たに登場した券で、北海道新幹線の「奥津軽いまべつ~木古内」間の新幹線立席と、道南いさりび鉄道の「木古内~五稜郭」間を、利用期間内の任意の1日に片道乗車1回に限り有効となり、利用には乗車日に有効な「青春18きっぷ」の携行が必要となります。

初回発売である今回は、利用開始日が春季の「青春18きっぷ」の利用期間の途中からとなったため、利用期間は3月26日から4月10日までの僅か16日間となりましたが、今後は同時に発売される「青春18きっぷ」の利用期間に合わせた、長い利用期間となる事でしょう。





こちらは同時に発行される「ご案内」です。


利用時の制約が厳しいため、「ご案内」の注記事項は券面一杯にびっしりと書かれており、「新幹線と道南いさりび鉄道との利用行程は連続していることが必要。」の部分は縦拡大文字となっています。

今後の発売において、何かしら「ご案内」の注記事項に追加が必要な場合は、既に券面は一杯となってしまっているため、一部の記載を削除または簡記化しても収まりきらなければ、「ご案内」を複数枚発行として記載を分けるしか方法は無いと思います。
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日付の記載がありませんので廃札券と思われますが、総武本線船橋駅発行の「志賀・草津 特殊乗車券 3」です。



東京印刷調製の軟券で、第1券片の発駅と第2券片の着駅、発行箇所および運賃は記入式となっています。

連続乗車の形態となる乗車券で、中央の第1券片は発駅から熊谷、長野原、国鉄バス経由で湯田中まで、第2券片は長野電鉄線の湯田中から屋代又は長野接続で、信越本線、高崎線経由で着駅までとなり、第1券片の経路のうち、長野原~湯田中間の国鉄バス志賀草津高原線は民間バスとの共通乗車区間となるため、この区間の途中下車指定駅での途中下車のために、第1券片の右側に共通乗継券6券片が連綴されておりますが、例え全ての指定駅で途中下車した場合でも、最後の「渋温泉→湯田中」の券片は、着駅の湯田中で下車する際に第1券片とともに回収されるため切り離す必要は無く、この部分には罫線の印刷のみでミシン目は入っておりません。

この乗車券は、「志賀・草津 特殊乗車券 3」と、タイトルの後に「3」の数字が記載されておりますが、恐らくは経路や発着地違いで、少なくとも「志賀・草津 特殊乗車券 1」と「志賀・草津 特殊乗車券 2」が存在していたものと思われます。
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見本券となりますが、昭和40年代前期頃の券と思われる「そよかぜ号 ウィークリー特急乗車券」です。



東京印刷調製の定期券サイズの軟券となります。

曜日と列車名は赤色で印刷され、中軽井沢又は軽井沢から東京都区内まで、特急「そよかぜ1号」の1等車に8月15日、22日、29日の3回分乗車できる券となっており、指定席の記入欄は1箇所のみですから、3回とも同じ号車席番が指定されたものと思われますが、別荘地である軽井沢から、毎週同じ曜日に東京に定期的に戻る旅客を想定しての券と推察され、木曜日以外の曜日を指定した券も見た覚えがあります。

この券には「1等」の記載がありますので、昭和44年5月のモノクラス化以前の券となりますが、昭和43年の8月は15日、22日、29日の3日が木曜日となっておりますので、この券は様式の見本であって、券面記載事項が全て正しいとは限らないのですが、記載事項が正しければ、実際には昭和43年8月に発行されていた券と考えられます。

発行箇所は「日本交通公社東京駅内レクリェーションセンター」と非常に長い名称で、当時の東京駅には行楽客を主な対象とした、このような発売箇所が設置されていたものと思われます。


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昭和57年に総武本線新日本橋駅で発行されました、「新日本橋→鎌倉・逗子・藤沢→新日本橋」の往復割引乗車券です。



東京印刷調製の券で、赤線が横に1本印刷されています。

総武本線新日本橋駅は、昭和47年の開業当初から窓口には印刷発行機が設置されておりましたが、図示いたしましたような季節割引の往復乗車券など、一部には硬券の設備があったようで、ダッチングも置かれていました。

新日本橋駅では普通入場券の硬券での発売は、開業以来長らくの間無かったのですが、平成元年になって1.11.11など日付がゾロ目となる際に、硬券の普通入場券が発売されています。
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3月14日の時刻改正での常磐線特急の全車指定席化に伴い、新たに「定期券用ウィークリー料金券」の発売が開始されましたが、知人にお願いしていた使用済券を先日戴きました。



「定期券用ウィークリー料金券」は「下り券」と「上り券」が2枚で1組となっており、1枚につき5回まで指定席券の交付が可能で、未指定利用に関しては有効期間内であれば回数の制限はありません。購入には併用する定期乗車券の提示が必要で、定期乗車券の記名人のみ利用可能となります。



◆「上り券」


 

拙ブログの2010年3月25日のエントリでご紹介いたしました、以前に発売されていた「定期券用月間料金券 」と似たような様式の券となりますが、有効区間が大きく記載された反面、有効期間の記載は小さくなっています。


指定席券が交付出来るようになったため、指定席発行回数を記載する欄が設けられ、1回の交付につきが1つ赤色で印字されますが、初回の交付時には左下に赤色で「指定席発行開始済み」と印字されます。






◆「下り券」


 

「下り券」はタイトルの下の■のアンダーラインが□となっており、「上り券」に設けられていた氏名年齢等の記入欄も設けられておりませんが、こちらには発売額が記載されています。

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常磐線の「フレッシュひたち料金回数券」ですが、3月14日からのダイヤ改正で廃止されるため、現在発売されている券は、注記事項が追加された券となっています。



 

3月13日まで利用可能と、3月14日以降の払戻しについての記載が追加されています。

「フレッシュひたち料金回数券」には、図示いたしました窓口および指定席券売機で発行されるマルス様式の横型券と、多機能券売機等で発行される赤字紋の縦型の券の2種類の様式の券が存在いたしますが、確認したところ多機能券売機等での発売は終了している駅があり、縦型券には注記事項の追記を行わずに、発売停止で対処しているものと思われます。

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