菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。


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度々引き合いに出させて戴いて恐縮ですが、キハ181つばさ様のブログ「マル鉄コレクション館 」の2月28日のエントリ「「ときわ」 急行券・指定席券・グリーン券 」にて、常磐線の急行「ときわ号」の急行券・指定席券と急行券・グリーン券がご紹介されておりますので、列車名の「ときわ」が印刷された券をご紹介いたします。



◆急行券・指定席券


「ときわ号」で列車名が印刷された指定席券は、準急時代の券は見かけるものの、急行となってからの券は殆ど見かけません。これは常磐線には「ときわ号」以外にも昼行急行列車が存在したためと思われますが、廃札券で1枚だけ見つけました。


菅沼天虎の紙屑談義

泉駅発行の券で、閑散期割引の券となるため地紋は黄色となります。

アンダーラインの下に「水戸から200kmまで」と記載がありますように、泉駅乗車であっても急行区間は水戸からとなり、泉→水戸間は普通列車の指定席と言う事になります。


平→水戸間を普通列車で運転され、水戸から急行「ときわ号」となる列車は昭和53年10月改正まで存在しましたが、時刻表にも平→水戸間の普通列車に普通車の指定席が設けられている事は記載されておらず、平→水戸間の普通車は全車自由席であったハズですが、当時の「旅と鉄道」に連載されていた種村直樹氏の「汽車旅相談室」にこの列車に対する相談があり、「水戸から急行の普通車指定席となる1号車は、普通列車区間から指定席のサボが差し込まれて、水戸からの急行券・指定席券を所持した旅客にしか開放していない。」との内容でしたが、これに対して当時の水戸局が「水戸まで普通車自由席として開放すると、水戸での停車時間が短く収拾が付かなくなる。」と回答しており、時刻表に記載は無いものの、実質的には普通列車区間も1号車は指定席として運転されていたものと思われます。


前置きが長くなりましたが、平→水戸間を普通列車で運転され、水戸から急行「ときわ号」となる列車は昭和53年10月改正前の時点でも1本しか無く、泉駅乗車で急行区間が水戸からとなる列車は「ときわ号」に限定されましたので、列車名が印刷されているものと思われます。






◆急行券・グリーン券


菅沼天虎の紙屑談義


菅沼天虎の紙屑談義

いずれも勝田駅発行の常備券で、乗車区間の勝田→上野は印刷されています。

上段の昭和56年10月発行の券は列車名が記入式、下段の昭和59年10月発行の券は「ときわ号」が印刷となりますが、これは昨日のエントリで申しましたように、昭和57年11月15日のダイヤ改正で急行「もりおか号」の仙台~盛岡間が廃止となって「ときわ号」に編入されたために、勝田→上野間の常磐線の昼行定期急行列車でグリーン車指定席が連結されている列車は、「ときわ号」のみとなったためと思われます。





その一方で、昭和57年11月15日のダイヤ改正以前でも、一部に「ときわ号」が印刷された券が存在します。


菅沼天虎の紙屑談義

昭和54年6月発行の大津港駅発行の常備券で、乗車区間の大津港→上野は印刷されています。

これは当時の急行「もりおか号」は全列車が大津港駅は通過であり、大津港→上野間の常磐線の昼行定期急行列車でグリーン車指定席が連結されている列車は、「ときわ号」のみであったためと思われますが、このような状況であれば、同駅発行の急行券・指定席券でも「ときわ号」が印刷されている券が出ていても良さそうなものですが、こちらについては未見です。



この記事は、キハ181つばさ様のブログ「マル鉄コレクション館 」の2月28日のエントリ「「ときわ」 急行券・指定席券・グリーン券 」に、トラックバックさせて戴きました。

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