菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。


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キハ181つばさ様のブログ「マル鉄コレクション館 」の2月26日のエントリ「時刻表ネタ 昭和55年 水郡線を走った急行「ときわ7号」 」にて、常磐線の急行「ときわ号」の気動車列車の編成の一部が、併結されていた水郡線直通の急行「奥久慈号」に増結される形で、多客期に水郡線の常陸大子まで乗り入れていた事がご紹介されておりますが、上り列車でも多客期には同様の乗り入れが行なわれておりましたので、この「ときわ号」の水郡線乗り入れに関する券をご紹介いたします。



菅沼天虎の紙屑談義

水郡線常陸大子駅発行の券で、昭和55年の年末年始の多客期に延長運転された際の券です。

列車名が「奥久慈4号・ときわ6号」と2段書きになった専用のゴム印で押印されておりますが、当時、通常の「奥久慈4号」は4両編成の全車普通車自由席で、水郡線内での指定席車は延長運転される「ときわ6号」の編成となりますが、駅の発車時刻表などには定期運転の「奥久慈4号」としか書かれていないため、誤乗や乗り遅れ防止のために2つの列車名が書かれているものと思われます。なお、「奥久慈号」の号車番号は常磐線内で併結される「ときわ6号」に合わせて9~12号車となっており、通常は水戸から1~8号車の「ときわ6号」が連結されて12両編成となって上野へ向かいますが、多客期には「ときわ6号」の編成の一部の6~8号車の3両が常陸大子から連結されました。






昭和56年のGW時の時刻表です。


菅沼天虎の紙屑談義

「4月29日・5月3→5日は「ときわ6号」を常陸大子から併結」と記載があります。 

先に常陸大子から併結された「ときわ6号」は6~8号車の3両と述べましたが、内訳は6号車が普通車指定席、7号車がグリーン車指定席、8号車が普通車自由席で、時刻表にもグリーン車指定席と普通車指定席の記号が記載されています。






こちらは急行券・グリーン券での発行例です。


菅沼天虎の紙屑談義

昭和57年の年末年始の多客期に延長運転された際の券で、こちらも常陸大子駅の発行で準常備式の券で発売されています。


列車名は同じく2段書きとなっておりますが「奥久慈4号・ときわ8号」に変わっており、これは昭和57年11月15日のダイヤ改正で急行「もりおか号」の仙台~盛岡間が廃止となって「ときわ号」に編入され、旧「もりおか2号」が「ときわ6号」を名乗り、旧「ときわ6号」は「ときわ8号」となったために、「奥久慈号」と併結される「ときわ号」の号数が変わったもので、専用のゴム印も新調された事になります。






余談ですが、常陸大子から連結される「ときわ6号」の3両の車両は、水戸から331Dに併結して回送されておりました。


菅沼天虎の紙屑談義

331Dに「5月3→5日は水戸~常陸大子間グリーン車を連結」の記載があります。

通常、この回送編成は普通車は開放でグリーン車は締切り扱いとなっており、4月29日の延長運転の際には前記の方式で回送されたものと思われますが、5月3→5日についてはグリーン車も普通列車のグリーン車として営業した事が判ります。






最後に、延長運転された際の「ときわ号」の行先サボを所持しておりますので、お目に掛けます。


菅沼天虎の紙屑談義

裏面は普通列車に併結して回送する際の「常陸大子⇔水戸」となっています。


この記事は、キハ181つばさ様のブログ「マル鉄コレクション館 」の2月26日のエントリ「時刻表ネタ 昭和55年 水郡線を走った急行「ときわ7号」 」に、トラックバックさせて戴きました。

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