ラブドールとの共同生活… 自分が子供の頃は、いわゆるダッチワイフと呼ばれていたものでしょうね… 男性の性処理（？）だけに使われるようなもの… 本物は、当然見たことがないのですが、空気を入れて膨らます… そんな安っぽいイメージなんだけど…
この映画に出てくるラブドールと呼ばれるものは、なんと７５万円もする高価なもの… 精巧に作られたもの、本物の女性のような感じのものなんですよね～（何度も言いますが、本物は見たことないんで、どんなものかはわからないのですが…）
是枝監督の映画「空気人形」があまりにも衝撃的な作品で、我が「オタク心」は相当くすぐられたのですが…（笑） ペ・ドゥナがすんごく可愛かったんですよね～ 大好きな映画だったのに、まだブログには書いたことがないなあ… いつか、その想いを切々と書こうと思ってますが…
今回見た映画「体温」は、そんなラブドールとの生活… ラブドールを演じる桜木凜ちゃんが、ペ・ドゥナのように可愛いんですよね～ 負けず劣らずって感じでしょうか？ 声が可愛いんですよ！ この映画では一人三役ですから、まさに桜木凜ファンのための映画になってました！
映画.comの解説より
自主制作の「終わらない青」（2009）が11年に劇場公開された緒方貴臣監督の長編第2作。誰ともかかわりをもたず、人間の女性そっくりに作られた人形のイブキと静かに暮らしている青年・倫太郎は、ある日、イブキとそっくりの女性・倫子に出会う。アスカという源氏名でキャバクラで働く倫子は、「倫子」と「アスカ」という2つの顔の間で自分を見失いそうになっていた。2人は孤独を埋めあうように距離を縮めていくが……。
ストーリーとしては、映画「空気人形」ほどの切なさはないのですが、かなり好きな部類の作品でしたね～ ラブドールしか愛せない青年が、本物の人間・キャバ嬢を愛しちゃって…という物語、かなり悲しい結末にはなるのですが… 本物の女性、その体温（温かさ）を感じたことで、この後は彼の人生は変わっていくのでは？という話なんですよね～ いわゆるオタクの彼にとっては、大きな一歩になるわけなのですが…
個人的には、映画そのものよりも、DVDで見た特典映像が最高に好きでした！ メイキングやらインタビューやら、映画公開初日の舞台挨拶やら、かなり楽しめました… 桜木凜ちゃんの声聴くだけで、メロメロになっちゃいます！（オタクか！）
彼女、まだ現役のAV女優さんだったんですね？ 全然知らなかった… そして、この映画の前は数ヶ月体調不良で休養していたことも、初めて知りました… 今は、元気に復活しているみたいでホッとしてます！（笑）