蓮舫代表の二重国籍は継続中

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蓮舫代表が、9月6日に台湾の国籍喪失手続きを行ったと発表。民進党代表選の郵送投票が締め切られる13日の前の12日の晩、台湾国籍が残っていることを発表。13日にはメディアに台湾パスポートを捜したことを語っていた。そして23日、定例記者会見で、「台湾籍の離脱手続きが完了した」と発表。「これによって二重国籍は解消された」との報道があるが、事実とは異なる。二重国籍の解消は、台湾内政部の「国籍喪失許可證書」を受領し、日本の法務省に届けて、はじめて日本国籍のみになる。
 

台湾の国籍喪失(除籍)の確定(申請手続きでは確定しない)
台湾の国籍法ならびに施行細則を下記に示す。

(旧法)

このうち、第5条の「喪失の発効は官報公示による」という規定があった国籍法施行条例(旧法)は2002年(民国91年)に廃止され、それとともに官報「政府広報資訊網」に帰化、喪失、回復などの国籍一覧表が掲載されなくなった。

 

(新法)

民国90年より施行された施行細則では、内政部の「許可證書の発行で喪失」という規定である。(旧法では、許可から官報公布まで1ヶ月かかり、合計3ヶ月と誤解していたが、新法では申請から許可まで2ヶ月である。)

 

台湾の国籍喪失(除籍)までの処理(外国に居住する国籍保有者)
「国籍法施行細則の第2条、第15条」
1.大使館あるいは代表処に、除籍に必要な書類を持って申請する。(蓮舫議員の場合 9月6日)
2.受け付けた窓口(代表処)は、提出された書類を点検し、不備があれば再提出を求める
3.申請書並びに提出書類の確認が出来たら、台湾の外交部経由で内政部に送付。(蓮舫議員の場合 9月23日と推定)
4.内政部は、書類不備や法違反、納税・財産等を調査し、問題が無ければ、許可證書を発行する。不備があれば期限を切って申請者に修正を求める。修正手続きを行わない場合は許可しない。関連する他の政府部門の協力を得て調査を行う。
5.申請受付完了から許可まで2ヶ月(代表処横浜分処の注意書き)


施行細則などによれば、9月23日が申請完了であるから、通常の処理であれば、11月下旬臨時国会が終わる頃に、台湾籍の除籍が完了する。それまでは二重国籍者。


国籍法
http://law.moj.gov.tw/eng/news/news_detail.aspx?id=2390
国籍法施行条例(民国91年5月22日廃止)5条(官報公示)
http://glrs.moi.gov.tw/LawContentDetails.aspx?id=FL002316&KeyWordHL=%e5%9c%8b%e7%b1%8d
国籍法施行細則(民国90年2月1日施行)15条(許可證書)
http://glrs.moi.gov.tw/LawContentDetails.aspx?id=FL002341&KeyWordHL=%e5%9c%8b%e7%b1%8d%e6%b3%95
台北駐日経済文化代表処横浜分処のHPより
「付記1.申請から許可まで2ヶ月」
中華民国国籍喪失手続き必要書類(日本語 Word)
http://www.roc-taiwan.org/jpyok_ja/post/102.html


官報の所在「国家図書館 政府広報資訊網」
http://gaz.ncl.edu.tw/browse.jsp?jid=79007133

 

(関連記事)
時事通信 9月23日
蓮舫氏、二重国籍を解消=台湾籍離脱が完了

(この記事の「離脱が完了」は誤りである)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092300547&g=pol
産経 9月26日
民進党・蓮舫代表は台湾籍保持を自覚して代表選を戦っていたのではないか? 除籍申請時にパスポートを所持していたということは…
http://www.sankei.com/premium/news/160926/prm1609260004-n1.html


前回投稿 9月15日
蓮舫民進党代表の二重国籍問題(法的問題)
http://ameblo.jp/study-houkoku/entry-12200291371.html

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