陸王

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池井戸さんの本。面白かった。

まず、勿論、銀行員と経営者は出てきます。

勿論、その経営者の下で働く方々も。

会社は中小企業と大企業。銀行は、色んな個性がある銀行。

 

でも、この作品は、その他に、陸上選手が出てきます。

 

登場人物がどんどん増えて、「あ、この人は主人公の仲間になるな?」というのが、わかりやすかった。

ただ、わかりやすいので、それが正解とわかるシーンまで読み進めたいというモチベーションで読みました。

 

作者の池井戸さんは、九八年『果つる底なき』で第四十四回江戸川乱歩賞を受賞。二〇一〇年『鉄の骨』で第三十一回吉川英治文学新人賞を受賞、一一年『下町ロケット』で第一四五回直木三十五賞を受賞。他の作品に、半沢直樹シリーズ『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』、花咲舞シリーズ『不祥事』、『空飛ぶタイヤ』、『ルーズヴェルト・ゲーム』、『民王』、『七つの会議』などがあるそうです。

 

プロフィールを見てると池井戸さんは私と同い年。

同い年と言えば、この日なくなったラグビーの平尾誠二さんも同い年。

平尾さんなんて、大学も同じの同級生だもんなー。面識ないけど。

 

 

陸王陸王
1,836円
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そうだったのか! アメリカ

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購入理由は忘れましたが、色々と知らないことがあり、おもしろかったです。
さすが、池上さん

 

・アメリカはキリスト教の国

 

キリスト教の方々は、悩んだ場合は、結構聖書に走るみたいですね。
拠り所があるのは、いいことです。


ま、ヒネた私には、同じ文章でも解釈によって、どっちの行動でも選べる気がしますが。

 

・人種のるつぼからサラダボウルへ

 

なんか、学生の頃、このフレーズを習いました。
当時も、「あー、なるほどー」と思いました。

 

ただ、人種差別の撤廃は、法律で決められてからも、実運用に浸透させるまでは大変だったようですね。
そもそも、警察とか、公共機関からして、巧妙に差別するようです。
座る場所で白人黒人を分けるのは、差別ではなく区別という凡例もあったらしく、つい50年くらい前までは、まだまだ差別の激しい国だったようです。

 

・銃の所持

 

これも、今でも問題となっていますが、自分の身は自分で守るためという考え方は、なかなか捨てられないようです。
なんか、ゲームの理論のようですが、まず、自分が捨てて、自分の身を守れなくなったら怖いということでしょう。

 

 

 

 

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アマゾンのキンドルでの読み放題サービスがありますが、一部、配信停止になったそうです。

 

読み放題の費用は、読まれた本の回数によって、出版社に還元される仕組みらしいのですが、小説等だと、読むのに数日かかるので、そんなに沢山読めないだろうと思っていたら、日本では電子書籍の八割方マンガだそうで、マンガだと、一日に何冊も読めてしまうため、会員としては簡単に元がとれてしまうようです。

 

因みに、私もお試しで一か月ほどやってみました。

 

そもそも、私は既に、買う本はほとんどが電子書籍。

スマホを持ち歩いていれば、どこででも読書ができるし、一冊読み終わったら、すぐ、次の本を読み始められるところ、老眼に合わせて文字を大きくできるところが気に入ってます。

 

読み放題で読める本は確かに沢山あるのですが、読み放題を始める前と同じスタンスで、読みたくなった本をアマゾンで見ると、まず、読み放題に設定されている本がなかったので、こりゃ、私には元がとれないと思ってやめました。

 

暇つぶしに本を読むのなら、それもいいのでしょうが、ま、私も暇つぶしですが、それでもせっかくなら読みたい本を読みたいと個人的には感じました。

 

 

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「受験のシンデレラ」和田 秀樹

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カリスマの予備校経営者と、経済的理由から高校中退の女の子。
予備校経営者の方の生い立ちに灘中だとか東大とか実名で出てきたので、最初は実話かと思いました。
「ビリギャル」みたいな話だろうと想像がつきますが、この二人がどこで出会うのかと思ったら、なんと援助交際。

その後は、大体予想とおりの展開。予想とおりだったせいか、読みやすく感じました。

この作品は、映画になったらしいですね。

著者によると、映画化のあとでの小説化らしく、映画は2008年に公開されていたとのこと。

全然、知りませんでした。

 

ビリギャルは2015年に映画化とのことで、ビリギャルの方が、随分、後の作品でした。

フィクションだし、社会的には、どうしようもない女の子を東大に入学させるという軸で、どうしようもない女の子を描くのにも苦労されてました。

 

物語を作る楽しさだし、大変なところです。

あとがきに、そうした苦労が、少しだけ書かれてありました。

なんか、私も小説とか書きたいと思っているので、その辺の苦労(の方向性?)はわかる気がしました。

 

なんといいますか、学園物とかで、恋愛の出会いの部分とか、ホント難しいと思います。

事実なら、

「休憩時間の廊下で二人きりで偶然出会った」

で、いいんでしょうけど、小説だと、そうはいきません。

 

女性の方は理科係で、うさぎがむずってて、授業の開始時間に間に合わなかった

とか、

男性の方は、ちょっとお手洗いに行こうと思ったら、「ちょっと、いい?」って、「ちょっと、いい?」って言うヤツほど話が長いと言われるくらい、話の長いヤツにつかまり、チャイムがなったと同時に長話しが終わったので、先生に怒られるのを覚悟で、お手洗いにダッシュしていたところ……

みたいな、シチュエーションを考える必要があるワケです。

 

この作者の方も、とんでもない優秀な塾経営者と、その塾経営者に遭わなければ、とんでもなく辛い人生を送っていたかもしれない女の子のキャラ設定をしたとこまではよかったのですが、その二人を出会わせるところで、困ったのが、よくわかる小説でした。

 

ストーリーの展開は、早々にわかりましたが、あとがきを読んで、作者の方がこだわっていた、リアルな部分の描写は、勉強になりました。

 

読みやすくて、勉強にもなると思いますので、息抜きにどうぞ。

 

 

 

色んな会社のコンサルタントをされたお二方が、チームメンバーの特性に着目して書かれた本です。

 

そもそも人間は協力し合って生きていくもので、原始時代の狩猟もチームで行われていたと。ま、そりゃそうでしょうけど、圧倒的な相手がいたら、共同作業もするでしょうが、ま、そうした事情も含めて、チームはあったとのこと。知能が発達したから、こうしたチームプレーを行うようになったのではなく、チームプレーを行うために知能が発達したのではないかと著者は言います。

 

まず、チームのサイズについての正しい認識、多様性の正しい在り方とマネジメントが必要とのことです。


最小チームは二人です。二人が補完関係にあるとか、同じタイプとか、親分子分とか色々ありますが、著者は、過去の偉人とか亡くなった両親を尊敬し、もし、その人だったら、この局面でなんて言うかなんてのも「二人チーム」に分類してます。


そう言えば、「ヒカルの碁」で、進藤ヒカルが、「佐為だったら、きっとここで、こう打つ」なんてクダリがあるのですが、これも、一人だけど、いない人とのペアですね。

 

 

次に3人チーム。どんなに大きなチームも、分解すればペアとトリオ。喩えるなら、ほぼすべての複雑な図形が四角と三角で構成されているのと同じようなものとのこと。3人チームは二人チームに一人が加わった形なので、その加わった方が、リーダーになるか、混じるかみたいな形態になるようです。が、あまり、安定しないみたい。

 

ペアをのぞくと、優秀な小規模チームのほとんどが、五人から九人で構成されているようです。この本では、この集団を「7±2チーム」と呼びます。

 

「7±2」チームはあらゆるチームのなかでも、最も大きな適応力・機動力・団結力を発揮し、真の多様性、生産的な分業体制、有効的な大量生産を実現できるようになるそうです。
わが社でも、7-7-7とか言って、一人で管理できるのはせいぜい6~8人なので、事業部長の下に7人の部長、その下に7人の課長、その下に7人の担当なんて時代もありましたが、高齢化によるポスト不足で、そうも言ってられなくなりました。

特攻野郎Aチームは、とても好きなテレビドラマだったのですが、4人は、不安定なチームみたいです。

 

日本のゴレンジャー以来続く、5人チームは、安定したチームなのかもしれません。

そういえば、団体戦で、同時にフィールドに立つスポーツを考えると、3人、4人というゲームは無いかもしれませんね。

 

卓球団体は3人、水泳団体メドレーは4人ですけど、同時にフィールドに入るワケではありませんものね。

 

そういえば、チェコに3人チェッカーのゲーム盤が売られてましたけど、あれは珍しいからやはり、買うべきだったか。

 

 

「7±2」チームの次に安定するチームは、「15±3」チームだそうです。

 

企業の世界では、「15±3」チームは営業所、事業部、製造ラインの一セクションとして組まれることが多く、また、組織図のいちばん上に位置するCEO率いる経営陣、上級管理職やグループリーダーがこのチーム形態を成すこともあります。研究開発においては、製造部での量産が始まる一歩手前、発明品の試作モデルを開発する段階で「15±3」チームが活躍することが多いとのこと。つまり、私たちの生活は無数の「15±3」チームによって支えられているとのこと。

 

サッカーは11人なので、この範囲に入らないのですが、こういう場合は、監督やらコーチも加えて、「15±3」チームという解釈です。この本の中では、サッカーの件はありませんが、この辺りは、納得できるような、できないような……。

 

個人的な感覚では、「7±2」のチームを管理職の立場で、二つ三つ見るっていうのが、隅々まで目が届く限界かなーって感覚はありますね。

 

実際、ちゃんと目が届くのは、「15±3」チームかもしれません。この人数なら、チーム間でのメンバー移動も簡単ですし。

 

 

「15±3」チームの枠を超えると、理想のチームの規模は三倍の大きさに次々と膨れ上がっていくとのこと。これは、人間の遺伝子に起因するものというよりは、むしろスパン・オブ・コントロールの影響らしい。一定の統制領域を超えると、新しいマネジメント階層が必要になります。課長だけでよかったのが、部長のポジションができると、それなりに課長も必要になるから、チームの規模が一気に大きくなってしまうっつーことですね。

 

さらに、規模が大きくなるたびに、もとのチームと次の理想的なチームの人数差が劇的に広がるとのこと。七人チームから一五人チームになるときに増えるのは八人、一五人チームから次の五〇人チームになるときに増えるのは三五人。次の理想チームの人数は一五〇人なので、今度は一〇〇人も一気に増えることになる。このように、理想的なチームサイズは凄まじい勢いで拡大していく。二人、三人は、チームという感覚があまりありませんので、まずは「7±2チーム」が、感覚的に「チーム」の最小構成なんでしょうね。

 

そこには、「主任」だか「リーダー」がいて、まずはそれを2チーム束ねる「課長」なんてのがいて、その課長を3人くらい束ねる「部長」がいるっていう感覚かと思います。

この本の後半は、こうしたチームメンバーの選び方、チーム力の継承方法が書かれてあります。

 

いやいや、チームメンバーの選び方も、実際に行おうとすると難しいですが、継承方法は、更に難しいですね。

 

 

【なるほどと思ったこと】

 

●世界で最も創造性豊かで影響力の強い仕事をやり遂げるのは、非公式チームと相場が決まっている。
 

 

 

 

 

 

 

話せば長いことながら、AmazoneのKindleで無料で読める企画があって、その対象に入っていました。

この本のどうこうではなく、やっぱ、そうした無料本より、読みたい本をちゃんと買って読むべきですね。

 

この本の著者は、あちこちで講演もしているかららしく、こんまりさんの捨てる話しも出来ない方でも、肩の力を抜いて、お片づけしましょうという本です。

 

先日も、このブログで書いたかもしれませんが、貼り切るのではなく、普段から少しずつ型sづけること。継続が大切なのかなと感じまし。

 

私が共感したといいますか、この著者の方がお片づけに目覚めた?のは、キッチングッズに黄色いものを買うか、黄色いシールを張り付けたという話。

片づけの基本は、「定位置に戻す」ですから、その黄色いグッズだか、黄色いシールを貼ったモノがキッチン以外のところにあったら、キッチンに戻すということを始めたのがキッカケだったような記述がありました。

 

こんまりさんは、触ってみて、ときめかなかったら捨てるというロジックですが、この著者は、そんなにさっさと決断しなくても、「残したい」かそうじゃないかを判断して、「残したい」と思わなかったモノを暫くプールしておくそうです。

ただ、それを見える場所の置いておいて、そのうち決心がつくから、その時捨てちゃえ。みたいなロジックです。

 

それもアリかと思います。

 

それ以外にも、なるべく厳格なルールを作らず、「ゆるーく」やって、少しずつ片づけましょうrというのが、著者のおすすめです。

 

私も、それにならって、ゆるーく片づけてみようかと思います。

 

 

 

 

 

ORATORIO Vol.90

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ORATORIO vol.90を発行しました。

ブログにはアップしてませんでしたが、一応、ちまちまと発行してました。
今回は66ページ。まだまだ薄いですが、これから少しずつ、盛りだくさんの会誌にしていきたいと思います。


今回のラインアップは、以下の通りです。

表紙 夢待月夜
夜の詩篇30 夜の帽子 天野清二
イラスト 夢待月夜
他人に見せさえしなけりゃね 岡田佳子
イラスト 夢待月夜
大阪・奈良の旅 とみ・あい
根木名 二 むかい憧
ほら、十色 (皆さんの感想集)
ティア通信 Vol.142
会費納入状況
目次・編集後記


その昔、英語を勉強していた頃、新聞記事を読む授業がありました。 その予習で、知らない単語を蛍光ペンでなぞっていくと、殆どの単語を知らなくて、何やってるかわからなくなりました。 で、初出の固有名詞に印をつけることにしました。 多かれ少なかれ、初出の固有名詞には説明が書かれてあるので、読み進んで、わからない固有名詞が出てきても、蛍光ペンを頼りに、すぐに初出の固有名詞の場所がわかって、理解しやすいというのがありました。 今回、眞田太平記を読むにあたり、試しにこれをやってみました。 理解が進みやすかったと思います。 まだ、最初の10%くらいのところで、かろうじて遠くにいる真田昌幸が登場したくらいで、主人公が、ただの足軽の向井佐平次とかで、知らない名前ばかり。 こういう時は、初出の登場人物に印をつけることで、理解が深まった気がしました。 そもそも、私、固有名詞とかは新聞記事とかでも読み飛ばす方なので、固有名詞が出てきたところで、初出かどうかを判断するだけでも、大いに理解度に違いが生じた気がしました。 半分ほど読み進んだところで、佐平次を助けるよう、忍者お江に命じた人が、眞田昌幸の忍者頭で、結構、仲がいいことがわかった。 その後、佐平次は源次郎の重臣?に。 とりあえず、真田家にはつながりましたが、実在の人じゃなく、他の忍者の方々も、実在の方とは思えず、池波正太郎さんの小説は、史実を表す小説では、ないんだということがわかりました。鬼平犯科帳とかを読んだ方が楽しめそう。 半分くらい読み進んだところで、やっと、真田幸村とつながる。
その後も、史実になさそうな話ばかり。これは、歴史小説では、なかったと気づく。
第1巻の終わりは、本能寺の変の始まりなので、やはり、次の巻を読みたくなります。  
真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)/新潮社
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真田太平記(第1巻)改版 [ 池波正太郎 ]
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最近、AIが話題になっていますが、その中で、AIの短編小説の投稿で話題になった星新一賞に応募しようかと思って購入。
ついでに、懐かしくなって、パラパラと四冊ほど読んでみました。
読んだことが、あるのか無いのか、よく覚えてない。
オチを当てる確率は、3割くらい?

やはり、若干、古くささはあります。

ショートショートとかって、まず、アイデアありきかと思ってましたが、やはり、小説の形に落とし込むことが大変みたいですね。あと、星新一さんは多作のように思われていますが、その陰にさらに百倍くらいの埋もれた作品があるとのこと。
司馬遼太郎さんの本を読んだ時も思いましたが、作品の影に、数百倍の調査や努力を感じます。

さて、星新一式ショートショートの書き方では、まず、異質なシチュエーションを作って、読者を引き込む。導入部で「お」と思わせることが大切とか。その為に、色々と組み合わせるのですが、異質だからいいというものではなく、何かの共通点が必要とのこと。「不機嫌な主人」と「上機嫌な執事」のように、二つの単語の対義語を考えたり、「医者」の反対は「患者」だけではなく「殺し屋」も。
確かに、「殺し屋」は、星新一作品に、しばしば登場している気がします。最近、ゴルゴ13以外に、殺し屋が出てくる作品に、あまり出会いませんが。

ただ、星新一賞の受賞作を読むと、もちっと複雑な話になってて、そういうのを書けるかと言うと、やはり難しいですな。

ちょっと、昔からのネタ帳でも、ひっくり返そうかな。
星新一式 ショートショートの書き方/石川蓮
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悪魔のいる天国 (新潮文庫)/星 新一
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柳川の川下り

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この日は、福岡県柳川市で、川下りに乗りました。
ベニスのゴンドラほどスピードはありませんでしたが、ま、似たようなもん?
船頭さんは、結構いい声で、何曲か歌ってくれました。
旅先で船に乗るのは気持ちいいです。
天気も晴天で、ほどよく風が吹いていて、快適。
ただ、70分の旅程は長いかな?