森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

脚本・監督・“STRAYDOG”主宰


テーマ:

年明け早々、稽古が始まった。

稽古場では台本を必死に覚えている役者の

なんと多いことよ。


映画の現場やテレビの現場じゃ、

一流の俳優さんたちは台本持ってこないぜ。


細かく戯曲を読み込めと新劇の俳優さんたちはいっていたのだろうが、

それは稽古場でではない。


自分ちやそれ稽古場以外のところでだ。

稽古場で台本に目を落としていてどうする?

人の芝居を見るために稽古場があるんだろうが。


台本に目を落とすなら喫茶店や電車の中でやってくれ。


そもそも私は稽古場や現場で台本は開かない。

正直言って今、何やってるか題名さえ忘れることがある。

書き込みはカット割りも書かない。


すべては用意されたものではなく、

これから起こる突発的なものがドラマとなるのだ。


俳優の活きた姿、さらけ出した姿が見たいのだ。

クソみたいなそれ風の演技みるくらいなら、

四回戦ボーイの試合見てたほうがよっぽどましだ。


学校に置き換えてみる。

なんで学校で勉強するのか。

勉強だけなら家でもできるだろう。

大学なら大検通れば高校に行かなくてもいい。


それならなんで学校に通うのか。

社会に出るためのシュミレーションをするからだ。

自分と同級生、自分と先生、自分と先輩、

自分と用務員のおじさん、いろんな人と出会い、

刺激を受け、人として成長していくために学校はあるのではないのか。


社会は学校に通うのとはわけが違う。


俳優志望者も週一回レッスンやってるより、舞台に出ろ。


先日、山本周五郎人情時代劇『初蕾』を見た。

私が脚本家デビューして二本目の『ヤンキー烈風隊』という

作品の新村良二監督が撮っていたのだが、

『上京ものがたり』に出演してくれた趣里が主演で、

いやぁ……泣かされた。凄く良かった!


このパワーは舞台やってる役者でないと出ない。


今も稽古をしているのだが、

少ない役で頑張ってくれている役者に

「次回公演は主役でどうだ」と声をかけたら、

事務所が「映像に出したいんで」、と断ってきやがった。


若い時に舞台やらないで、映像の現場に出て

一言二言セリフ喋ったって、何のキャリアにもならないぞ。


だいたい、断ったら二度とないのがこの世界の常識だ。

今度会ったら、「そんな事務所やめちまえ」と言ってあげよう。


正月は休みを返上して

森川監督とずっと映画の編集をしていたのだが、

彼は私のデビュー作からのつきあいで、

1996年あたりからだからかれこれ20年になる。

ストレイドッグと同じくらいの付き合いだ。


事務所で作業していたら、当時の現場の写真が出てきた。

(パソコン変えたら、横にならなくなってしまった)




当時と何も変わらない森川監督に安心した。

ていうか、今、着ているのは20年前と同じジャンパーだ(笑)。




「いえいえ、これは気にいってるのでオバQみたいに5,6着持ってるんですよ」

と森川は笑っている。

「嘘つけ」と私。

中の綿がはみ出している。


森川監督はもう30年くらい、映像の業界にいて

その仕事を続けている。


近々、映画のクランクインだ。

ストレイドッグの役者もたくさん出る。


よろしくね。


(グランプリの賞状)



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