Stranger

地球の上のどこを歩いても


がいるから

音楽があって


音楽があったから

それが生まれてくる自然があって


自然があるから

それと調和したがあって


があるから

人に穏やかな笑顔があった・・。


一期一会って深いけど


すごく身近


いつでもあるんですね・・。

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Smoke Gets In Your Eyes ♪

2010年01月27日 strangers-in-the-nightの投稿 テーマ:音楽
Smoke Gets In Your Eyes ♪:Jo Staford




節分間際の春先には
花屋の店先の水仙にまざって
もう菜の花が置かれ始めた

温かい季節がやがてやってくるのを待つとき
心の奥のほうが微かに温かくなるような
そんな歌がいい

Smoke Gets In Your Eyes を 
Jo Staford が歌うとき
私はそんなふうに感じた

自分時間を意識するようになると
大人なんてめんどくさいって
思ってもみた

癒されたいなんて
おこちゃまで
君のためになんて
嘘かもしれない

しらけてるの?って
問いかけてみたら
ぜんぜんそうでもないらしい

あと何度
春を待つ冷たい北風の中で
この曲を聴けるんだろうなって
そう考えたら
ちょっとね・・・・


Jo Staford の歌声っていいね
押し付けがましくなくて
ちょうど今頃の
ビルの谷間の昼休みに吹いてくる
あの風に似ている
真冬の冷たい芯がぬけて
向こうのほうにある
春の予感を感じさせるような
そんな声に聴こえてしまう

久しぶりに
あったかい
ココアが飲みたくなった
そうか
自然な優しさだね
きっと・・・そうだと思う





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Smile ♪

2009年12月13日 strangers-in-the-nightの投稿 テーマ:心象
Smile ♪ :Russell Watson


新聞の広告欄に
クリスマスの赤い色が目立ち始めた
冷たい雨が降る夜は
雨粒が落ちて来る空を見上げ
雪が降る夜空の色を
今年も思い出している

仕事を終えて帰宅する途中
電車の中で聞こえる
酒を飲んだ人達の会話に
「今年は・・・」
「来年は・・・」って
そんな言葉が混ざり始めた

家に近い駅の改札を出ると
駅前コンビニのドア脇に
クリスマスケーキの予約チラシが
はらはらと
夜風に踊っていた

落ち葉も無くなった街路樹の枝越しに
雲の中から冷たい雨粒が落ちてきて
この道で手がかじかむのも
ひさしぶりだ


クリスマスソング?
いや
今年は
何となく聴きたくないな


何で?って・・・

まあまあ普通の幸せ加減のその隙間に
実は
寂しさみたいな冷たい風が
しみこんできそうだからね

キラキラしたクリスマスのメロディーも
目の前を素通りして行きそうで
何だかしっくりいかなそう・・

ケーキも
ローストチキンも
ワインもいらないけど

たった一つ
笑顔が見たい

誰の笑顔・・・?
うーんわからない
でも
笑顔だけでかまわないんだ
この同じ夜空の下にいる
まだ見ぬ人なのか
いつか会った人なのか

きっとそんな時は
キーンと冷たい夜の四十万に
ベルベットのような肌さわりの
やわらかな夜風が吹くと思う

ずーっと昔
チャップリンもそう思って
この曲をイメージしたのかもしれないね

たった一つ
そんな人の
笑顔が見たい

いいんだ
今年は 
そのくらいで かまわないんだ


Smile♪


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VA PENSIERO ♪ (行け我が想いよ金色の翼に乗って)

2009年11月24日 strangers-in-the-nightの投稿 テーマ:
Strangers in the night-メルパティF28



もう20年くらい前のことを思い出した

インドネシアのバリ島を歩き回り
私は次の目的地ジャワ島のスラバヤに向かう
メルパティ航空の小さな飛行機(フォッカー28)に搭乗していた。
通路を挟んで両脇2席づつの小さな機体は
大柄な人にとっては少々きゅうくつな機種だった。
その時も通路側の席に座り
すぐ前に見えるハッチドアが閉まれば
隣に空いた窓側の席に移れるかなと
よく解らないインドネシア語の機内アナウンスに
耳を傾けていた。


・・・あっ、
土産らしい手荷物を抱え切れないほど持った
軽装のお爺さんがハッチから入って来た・・・。(汗)
面立ちは西洋人のような・・、
小太りで銀色の髭を無造作に伸ばし、
中央の狭い通路を横歩きで入ってくる・・。
両手に抱えた手荷物には
さすがにインドネシア人アテンダントも声をかけていた。

不器用そうにニコっと笑みを見せると
彼は私のすぐ横に立ち止まった。
うーーーやられた・・・・。(笑)

私は席を立ち彼を窓際の隣の席へ・・・、
手に抱えたがさばる荷物で
シートベルトもままならない
「観光ですか?」って英語で尋ねたら
ニヤニヤっとして答えてくれない・・。(汗)
あ~最悪だあ・・一時間ばかりこれから禅僧の気分にならなきゃ・・と
半ば落胆しかけた私に向かって
彼は全く悪びれる様子もなく
マイペースで腕に何本も抱えた
新聞紙ほどの大きさの丸めた油絵を
私に見せ始めた。

ん?

「8taimes Indonesia Bari.」
うんうん言いたい事はわかる。

「I'm Italian,no speak English.」
うんうんわかるわかる。

彼は表情からも
もうバリ島が好きで好きでたまらないっていうオーラがすぐわかった。
ガサガサっとした土産を手持ちで機内に持ち込むあたり
そのままズバリだったはずで
自分以上に彼の地に心酔する人を目の当たりにしたようで
私は何か微妙な嬉しさまで感じ始めていた。


彼と話してみたい・・

でも彼はイタリア人
英語はほとんどダメみたいだけど
インドネシア語の挨拶程度ならどうだろう

・・・お互いニヤニヤと目は合っても
言葉が上手く交わせぬままに
小さな飛行機はガタガタ揺れながら
滑走路を走り始めた

60席ほどのフォッカー28の機体が
尾翼近くの二つのエンジンをヴオンヴオン唸らせ
枯葉のようにふわっと宙に浮かんだ瞬間
彼は小さな窓の外の何かを指差して
エンジン音でいっぱいの室内で何だか私に話している・・
「え?何?どうしたのー?」って
彼の顔の近くから一緒に窓の外の見ると
きゃしゃな主翼がしなって
大きな鳥の翼のように揺れているのが見えた。

ん?彼が何か歌っている・・・。


VA PENSIERO SULL'ALI DORATE・・・♪

何と空に飛び立ったばかりの小さな飛行機の主翼を指差し
イタリア歌劇「ナブッコ」の中の有名な合唱曲
「VA PENSIERO :行け我が想いよ金色の翼に乗って」
を私に母国語で歌ってくれていたのである。

彼はイタリアのご高齢の方
イタリアオペラもしっかり嗜好していたのだろう
今、目の前の若造に何か伝えようと苦心した瞬間
外国の人も知ってるかもしれない
その有名な歌を思いついたのだろう。


小さな奇跡・・・

私もその頃ヴェルディのレクイエムを歌う演奏会に加わっていて
その演奏会のアンコールでたまたまこの
「VA PENSIERO:行け我が想いよ金色の翼に乗って 」を歌っていたのだ。

私は迷うことなく
離陸のエンジン音でいっぱいの機内の
二人並びの機中のその席で
イタリア人の見知らぬお爺さんと
イタリア語で
VA PENSIEROを大声で歌いながら
笑っていた・・。

VA PENSIERO SULL´ALI DORATE・・・♪


二人に通じる言葉は
ヴェルディが作曲したその歌の歌詞だけだったかもしれない
でも
こんなに
いきなりに気持ちが繋がることなんて
後にも先にもあまり聞かないなって
嬉しくてしかたなかった。
たぶんそのお爺さんも
同じ気持ちだったと思っている。


神様は時に心憎い演出をするもんだって
南の国の
空の高いところで
私はしみじみ感じていた。


NABUCCO´S "VA PENSIERO SULL´ALI DORATE" ♪
ヴェルディ作曲、歌劇「ナブッコ」より「行け我が想いよ金色の翼に乗って」



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The Shadow Of Your Smile ♪ いそしぎ

2009年11月18日 strangers-in-the-nightの投稿 テーマ:音楽
The Shadow Of Your Smile ♪ いそしぎ;figaro



「いそしぎ」って歌は
春にも
夏にも似合わない



それも冬がもうそこに来ている
今頃が一番にはまる気がする

失恋の色に
卯の花の白も
向日葵の黄も
楓の朱色も必要なくってね


歩道に落ちた銀杏の葉が
地に馴染むほどにボロボロになり
寒々としたビルの谷間から
コンクリートのにおいがする冷たい風が吹いてくると
足元を
紙屑のように転がり飛んでいる

町ですれ違う人の視線は
遠く薄く
暖を欲してみんな足早に歩むから
後姿の印象しか残らない


それって
アスファルト色?
にび色?
鉛色?


夜になっても
走り去る車たちの
赤いテールランプばかりが目について
冷たい夜風が
未練の暖かさまで
記憶から消そうとしていた

朝までずーっと歩き続けてやろうかと
自分の足音ばかり
聞きつづけていた夜


人は言うよね
朝の来ない夜は無いって
そうだよ
立派だよ
でもね
一生懸命大人やってると
夜明も
あまり明るくならないまま
今回は止まっていてくれって・・・
そんなふうに思う時もあるんだ

いやあ・・・
人生で1回か2回くらいだけどね。


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Bengawan Solo ♪ (ブンガワン・ソロ)

2009年11月06日 strangers-in-the-nightの投稿 テーマ:
Bengawan Solo ♪ (ブンガワン・ソロ): Elfa's Singers


もう30年近く前に
インドネシアのジャワ島中央部にある
ソロという古都を訪ねたことがあった。
「Bengawan Solo (ブンガワン・ソロ)」という歌を
私は学生時代に初めて知った。
遠い外国の歌なのに
何か懐かしささえ感じる優しさに
その歌が生まれた街を
どうしても歩いてみたかったからだった。


日本を出て現地に着くまでは、
南国独特のトロピカルな・・・とイメージがしていた
でも実際に首都ジャカルタ経由で何時間もかかって
ソロの街に足を踏み入れると
何とも人なつこい人達がたくさん住む街で
いつか何処かで見かけたことがある瞬間を
あちこちで感じるような
なにか懐かしささえ空気に感じる
ジャワ島らしい、古い街だった。

もともとは第二次世界大戦の折に
インドネシア・ジャワ島に駐留していた日本兵への慰問活動で
ジャワ島内を歩き回った藤山一郎がこの歌を見つけ
日本へ持ち帰ってきたという話もある。
後にあの小林旭も日本語歌詞でレコードを出したことがあると聞き
驚いたりしたものだった。

古都ソロはジャワ島の中心部にある。
街の郊外に流れるソロ川をイメージして歌ったのが
このブンガワン・ソロで
ジャワ島の長い歴史と
昔からずっと続いて来た街の人たちの営みを
ソロ川のゆっくりした流れにインスパイアされて
歌われたものだったらしい。

ブンガワン・ソロは現在でも
インドネシア国内では第ニの国家と言われるほど
老若男女に親しまれ
インドネシア人には広く知られている。
この曲を作曲したGesan(グサン)氏も
まだ元気にご存命と先日何かの雑誌で読んだ記憶もある。


昼を過ぎる頃
赤道を通る太陽の暑い光が
黄金色に色を変え
陽が西に傾きはじめ涼しくなりはじめると
セピア色の古都の辻々で
いつも街の人たちがそぞろ歩いているのを
ぼんやり眺めていた記憶もある。

インドネシアの古い街に
昔から歌い継がれてきた歌が
ソロ川のゆったりとした流れとともに
今も
これからも
大切にされていくんだろうなあ・・。




Bengawan solo の動画作ってみました。
当時のジャワ島の旅の雰囲気が伝われば嬉しいです。
Elfa's Singers のボーカルもなかなかです♪
携帯等で動画が観れない方はごめんなさい。

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