前から気になっていた防犯動画サイト「ポリスチャンネル」の竹下景子主演ネットシネマ「虚構への落とし穴」 を観てみた。ネット犯罪対策啓蒙ドラマということで、以下のようなストーリー。

松本亮子(竹下景子)は、平凡な主婦。唯一の心配事といえば、娘の理沙や息子の真一が最近夢中になっているインターネットについてだった。心配しすぎだと笑う夫の郁夫。だが、亮子の不安は的中し、理沙が掲示板で中傷され、真一がインターネット・オークションで偽物の靴を買わされてしまった…。

「三択の女王」竹下景子の家族がネットトラブルに翻弄されまくる展開は、ネット版「岸辺のアルバム」だ。例えが古いが。やっぱり、このドラマのようにハイテク犯罪対策室に連絡するのが手っ取り早いよなあ。ちなみにストーリーテラー役は生島ヒロシ。

そのほかにも小倉優子のストーカー対策ドラマもあったり、大河内奈々子主演で「サイバー犯罪事件簿『姿なき侵入者』」が近日公開されるらしい。
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日米韓のPSPサイト比較

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E-ringo FlashREVIER blog で取り上げられていた韓国のPSPプロモーションサイト『PSP-STYLE』 。モデルの写真を多用し、インターフェイスデザインも洗練していて、とってもオサレでモードなサイト。PSPもまるで化粧品のようだ。

一方、アメリカは、ノリノリなPSPサイト 。NBAやMLBをはじめとしたスポーツや、対戦アクション、カーレースなどを、ダンスミュージックにあわせて短いカットで紹介されている。

日本のPSPサイト は、飾らないフォルムの美しさ。
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交渉人 篠山紀信

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『何がなんでも説得辞典』 という本は、古今東西、さまざまな著名人の「説得の言葉」が載ってる。辞典といってもサイズは文庫本だが、その中身は説得のエッセンスであふれている。

よくトイレ本としてこの手の名言辞典モノをパラパラめくってるのだが、これは偉人以外の人たちも扱っているのがいい。その中でも、篠山紀信の写真を撮らせてもらうための「説得の言葉」がオモシロイ。

・あなたの舞台をみた。ぼくが保証します。カメラマンの目を信じてください。
篠山紀信→黒柳徹子

責任保証型。相手を良く知った上で、相手にとって最善の方法を提案するという説得。黒柳徹子の舞台女優としての価値をアピールし、「ぼくが保証します」という言質を与えることで本気度が伝わってくる。

・ヌードをとりたいな、芸術のために。 
篠山紀信→野沢リリ

エクスキューズ型。大義名分やビジョンを掲げることで、その目的に向かって共闘・共創関係を構築するという説得。この場合、最初に「ヌードをとりたいな」と軽くフッておいて、「芸術のために」という事を強調する倒置法が効いている。

・脱いでよ、おねがい、キレイだよ。 
篠山紀信→福島晶子(男性ヌードを撮る女性カメラマン)

嘆願型。理屈ではなく、相手の情に訴える説得。難航した交渉においての、最終フェーズの説得。これは「キシン必死だな」と相手に引かれかねない。しかし単にお願いするだけでなく、そのあとに「キレイだよ」と相手をすかさず持ち上げるあたりはさすがキシン。

・たのむ。 
篠山紀信→江波杏子

直球型。やはり最後はこれか。

古本、新刊の区別 なく、今おもしろい本を紹介するというコンセプトの本屋『ユレヒト』 では、この説得の成果ともいえる写真雑誌『shinoyama 篠山紀信と28人のおんなたち』 (1968年発売)を紹介している。
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「きゅうりのキューちゃん」が好きだ。キューちゃんだけで、ごはん2杯はイケる。

その「きゅうりのキューちゃん」の特集 が『COMZINE』にあった。これを読むと、いかに「きゅうりのキューちゃん」の発売が、漬物業界で革新的だったかが分かる。

60年代から70年代の高度経済成長期にかけて、キューちゃんは販売数を順調に伸ばし、誰もが知る全国ブランドに成長していった。伝統的な漬物にこだわる一部のバイヤーは、「キューちゃんは本格的な漬物じゃない」と批判的だったが、もとより加工食品の価値基準は本格的かどうかというところにはない。

このあたりなんて、まさに『プロジェクトX』の田口トモロヲ風だとこんな感じだろうか。

「キューちゃんは本格的な漬物じゃない」
伝統的な漬物にこだわる一部のバイヤーからだった。

悔しかった。
その時、工場長が叫んだ。

「大丈夫だ、キューちゃんは必ず売れる」
その言葉に、部下達も、燃えた。

……みたいな。また、こんなトリビアネタも。

・今のキューちゃんキャラクターは、三代目。
・やや大きなサイズの「キューちゃんL」を発売したことがある。
・最初のテレビCMは、商品と同じ名前の坂本九を起用した。

横濱カレーミュージアムがおこなった「この人の作ったカレーを食べてみたいタレント・有名人 ベスト10」の調査でキムタクが1位になったとの記事 が。うーん、わからん。2位の関根勤はわかるが。岩城晃一みたく、夫婦でカレーのCMに出る日も近いか。「サーフィンした後はカレーだね」とか言って。

一方、ワースト1位は男性がカンニング竹山隆範で、女性は梨花。これはなんとなく分かる。
GLOCOM主催のシンポジウム「ライブドアによるニッポン放送買収問題をどう捉えるか」 。今後さらにくわしいレポートを待つとして、ここで気になったのは宮台氏の「2時間10万円でインターネット上の番組は制作できる」との発言。

こちらの番組 のことを言っているのだろうか。だとすれば、この制作費10万円は宮台氏のギャラ込みなのかどうか気になるところだ、正味な話。

こういったコンテンツ制作費の明細ついては、ほとんど公開されないが、手塚眞氏の「1万円ホラー」 では以下のような制作費明細を公表している。

経 費
 予算 1万円
撮影費  
  撮影DVテープ   1460円※電池代含む
  編集DVテープ     700円      
              計     2160円
美術費  
     箱           367円
  スプレー 2      1200円
   ハサミ         2289円
  蛍光灯        1764円
               計   5620円
制作雑費  
   打合わせ            900円
   飲み物等          1007円
               計      1907円
合 計                 9687円

一番予算がかかったのが、ハサミ代の2289円という点がグッとくる。
ジャイアンの母役が「ピンクの電話」の竹内都子に決まったとの記事があった。 最初はドラえもん役を志望していたらしいが、それまでジャイアンの母役をしていた青木和代からの電撃的なバトンタッチと言える。

 これを単に『ドラえもん』声優の世代交代の一環と見るよりも、おばちゃん役における竹内都子の台頭とみた方が良いだろう。

 F3層への訴求効果の高い土曜日朝の旅番組で、進行を無視した神田正輝のダジャレに耐え、たいして膨らまない田中義剛の牧場ネタにリアクションをとり、ロケで温泉入浴シーンを重ねてきたのが実を結んだ結果ともいえる。

ここですこし、おばちゃん役において圧倒的なシェアを誇る青木和代について触れておこう。 APがドラマでおばちゃん役をキャスティングする際に、「タレメ」を見ずとも真っ先に彼女の名が挙がるほど、彼女のおばちゃん役は定番化している。

 これをベタキャスティングと見る向きもあるが、安定感を優先させるゆえのキャスティングといえる。 ちなみにラーメン屋店主のベタキャスティングと言えば、99%の確率でがキャスティングされる。

話を青木和代に戻そう。たとえば刑事ドラマなら、アパートへの聞き込みシーンで「お隣さんなら、引っ越したよ」と言い放つ隣部屋のおばちゃんを演じさせたら、他の追随を許さない。

 ほかにも、ゴミ出しにうるさいおばちゃんやおせっかいな仲人おばちゃん、井戸端会議であらぬ噂を扇動するおばちゃんなどもこなす、 おばちゃん役のマルチプレーヤーである。またこのジャンルでは野村昭子というライバルもおり、二人がそろえば黄金のツートップが形成される。

近年、『ガキ使』から浅見千代子三城晃子などの新興おばちゃんタレントが発掘され、 青木和代と野村昭子で占められている現在のおばちゃん役のパワーバランスを崩すかに思われたが、残念ながら「出オチ」に終わっている。

そんな中での今回のジャイアンの母親役をめぐる交代劇。竹内都子がポスト青木和代との地位を固めることが出来れば、今後、急速におばちゃん役の勢力地図は塗り替えられていくかもしれない。

保守論客としてのマドリスト

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三谷幸喜氏によると、人は「年表派」と「地図派」に分かれるらしい。 賃貸情報チラシの間取りに見入ったことがある人は、間違いなく「地図派」だろう。

 「東京R不動産」で紹介している物件の数々はそんなマドリストにとって興味深いものばかりだ。 なかでもコレコレなんて、実際に物件を見学したくなる。

最近、こういったオモシロ間取り物件に住む人々の悩み相談をとりあげた『間取り相談室』を読んだ。 みずからを間取り収集家、マッド・マドリストと名乗る佐藤和歌子さんのツッコミが前作同様、鋭くオモシロイ。

 その佐藤和歌子さん、みうらじゅん系統にある人かとおもいきや、保守の論客として知られる福田和也氏のお弟子さんだったりする。
今日、300人でコックリさんをするイベントが浜離宮朝日ホールであるらしい。 韓国のホラー映画『コックリさん』の公開前夜祭イベントで、ギネス申請も行うとのこと。

かつて爆笑問題が大学生だったときに、わざと太田がコックリさんで「田中が死ぬ」と出し、 まに受けた田中が本気で恐山にお払いに行きかけたような事態が起きないことを願うばかりだ。

一方、同じ日に公開となるホラー映画『ハイドアンドシーク 暗闇のかくれんぼ』。 こちらも300人かくれんぼでギネスに挑戦してほしいところだが、2組6名のハワイでかくれんぼだった。

しかもこの試写会では 質問攻めの飯田圭織。記者たちはまったく的外れな質問をしている。ほんとヤレヤレだ。矢口の退団のことよりも真っ先に訊くすることがあるだろうに……。

質問すべきところは、この記事の写真を見て分かるとおり、なぜ稲川淳二はあのネクタイの巻き方にこだわるか、だろ。
すこし古い文献だが、志村けんに関する興味深いレポートを発見した。

『志村けん.NETが目指す次世代情報環境とは?』

興味深いのは、当初マーシー・桑マン・美奈代を核として構成されていたクローズドなフレームワークから 外部タレントとのコラボレーション優位としたオープンなフレームワークへと進化していった点である。

これはタレント業におけるコスト優位性がほぼ無効化している芸能界において、 「ノー・コント、ノー・ライフ」を実践してきた志村けんのブランディング戦略によるところが大きい。 これによって志村ファミリーへの加入およびコラボレーションで得られる便益が増大し、 「ネットワーク外部性」効果がもたされたといえよう。

『志村氏、方針を変更してIE 7 ベータ版を今夏リリース』

志村運送のセキュリティ戦略ならびに、将来起こりうるネットとテレビ・コントの融合における諸問題を検証する上で 非常に興味深いレポートだ。

セキュリティ戦略グループ マネージャーの上島竜平氏は「生放送時の停電や火事」「悪意あるコント台本」「若手芸人の台頭」などの 脅威に対して保護機能を実装する予定であると述べているが、それらの脅威がはたして志村に対して2回目の死亡説を流しうる危険性を孕んでいるかといえば、甚だ疑問だ。

たしかに志村は「アイーン」をはじめとするスベリ知らずの非常に堅牢なギャグ・インフラを導入済みであるが、 それゆえに若手、他のタレントからのツッコミが遠慮がちになるという、お笑い強者ゆえの「大御所ジレンマ」を常に抱えている。

翻って、今日のピン芸人ブームの現状を見るに、大御所との絡みでクリティカルなツッコミのできる人材は残念ながら皆無と言わざるおえない。 つまり先にあげた脅威から保護するよりもむしろ甘受することで、より志村がお笑い市場における競争力を大きく広げることになるのではないだろうか。

また、志村運送をめぐる買収劇も、敵対的買収への防衛策や「志村はだれのものか」をめぐる論議が起こったが、 政府が企業買収の新たなルールづくりを促進したという点では評価が出来る。

しかし今後ネットとテレビ・コントの融合したビジネスモデルを明確に提示していかなけば、 一般株主の利益を無視した「もしもこんな○○があったらシリーズ」とのそしりを免れないだろう。