春は、旅立ち、別れ…そして、出会いの季節である。

東海大学山形高等学校でも、3月1日に挙行された卒業証書授与式では、201名が旅立った。

そして、今日4月7日の入学式では、243名の新入生が集ったのである。




自分が理事長に就任した、2011年の全校生徒数は、587名。
2012年、653名。
2013年、646名。
2014年、665名。
2015年、711名。
2016年、739名。


年々全校生徒数が増加しており、東海大学山形高校が、成長し進化していると言っても過言ではない。






3月1日の卒業証書授与式では、ご家族の見守る中で、 一人一人が名前を呼ばられ、生徒の代表者に、阿部校長先生から卒業証書が渡されたのである。




各担任の先生方にとっては、人生の中でも、自分史に刻まれる瞬間であり、感無量であろう。



隣にいる仲間達、ご家族、先生方、多くの方々との関わりが支えとなり、逞しくなったこと。
これからは、自分の未来を自らが作っていって欲しい!
……と、話す。




送辞も良かったが、卒業生代表の答辞が心を揺さぶった。
とても感動したのである。





そして、いよいよ巣立ちの時…、みんなが感動や感謝を胸に、それぞれの道を歩き出す。




そして、1ヶ月が過ぎ…。
4月7日の入学式。





理事長として、理事、評議委員、地域の方々、東海大学関係者、PTAの皆さんへ、ご挨拶をする。

また、校舎建設についてのご理解と、ご協力をお願いする。




期待のニューフェイス。
特進科の担任の植松先生。
自分らしく頑張って欲しい!



女子バスケットボールの指導者である糸井先生も、今年は担任を持つ。
素晴らしいチャレンジである。





ご家族の前で、新入生代表の宣誓!

阿部校長は、全243名の入学を許可された。




私学の誇りである「多様性」、それぞれが、自分らしい花を咲かせていこう!
また、社会問題や政治問題から、目をそらさず、18歳からの選挙権を、「自己責任」で、行使できるように、「確固たる自分自身」を作ろう!
……と、話す。



まだ、生徒達の物語は始まったばかり。

今年は、東海大学山形高校は、新校舎建設という大事業に着手する。

校舎という建物が新しくなっても、大切なのは心、魂である。

みんなで、東海大学山形高校の魂を作っていこう!

…そんな話をした。




東海大学の故松前重義初代総長が、半世紀も前に語られた建学の精神。

(松前重義氏は1936年望星学塾創設、1950年公職追放からの解除を受け東海大学をつくり、建学の精神を掲げた。)


劣化するどころか、今こそ、読み返すべきものである。


春、様々なモノが、動き出す。