10月5日(月)、東海大学山形高校を経営する東海山形学園は、創立59周年を迎え、記念式典が挙行された。






『戦後70年に当たる今年は、改めて「平和」の尊さを知る機会となった一年であった。』と、式辞を述べる。

『特に、今年は、映画「おかあさんの木」に出資をするという、全国の高校でも例を見ない一歩を踏み出した。
この映画は、鈴木京香さんが扮するお母さんが、大切な我が子を戦地に送り出す度に、桐の木を植えて、子どもたちの無事を祈るという映画であり、戦争の理不尽さや、その家族も何ひとつ良いことはなく、悲惨な悲しみしか残らないことを、教えてくれた。』と、続けて話した。

『安全保障関連法案の強硬採決など、この70年が経つ今年だからこそ、「平和」の意味が深堀り去れ、ここで自分が話すことも、どこか頭の隅にでも、残していてほしい。いつか、生徒諸君が、社会を担うことになった時、かすかな記憶を呼び起こして欲しい。』と、式辞を締めくくった。





真剣に話を聞く生徒たち。





阿部吉宏校長の祝辞。







来賓の皆さんを代表して、板垣同窓会長の祝辞。






永年勤続表彰者は、7名。
心から、感謝と、祝意を申しあげた。

東海大学山形高校の、益々の発展を祈念したい。