今日も、あと30分で終わる。

歳を重ねるにつれ、日常はあっという間に過ぎ去り、いつの間にか、自分の歳に驚く。

『光陰矢のごとし』

数日間、風邪の為に休み、今日から仕事復帰をしたものの、あまりの仕事量と情報量、1ヶ月先までスケジューリングなど、激流に流されるような気がする。




結局、夕食は、スタッフゴトウと11時過ぎからココスで取る。




自分は、今ココスで開催中の、地中海の味覚フェアから、『ムール貝と生ハムのトマトスパゲティ』を食べる。


病み上がりの自分とすれば、味もあまり感じなく、「トマトだなー!」的な感じだったが、完食した。




ケーブルテレビ山形の経営企画室との10月の日程調整会議では、親知らずを抜く時間がなく、11月のYMF山形国際ムービーフェスティバルの翌週ぐらいになるとスタッフゴトウと話す。

10月も、すでに休む暇がないくらいタイトである。




夏目漱石の草枕に、『智に働けば角が立つ、情に棹させば流される、意地を通せば窮屈だ、とかくに人の世は住みにくい。』とあるが、まさに、難しいのは、まるでそんなつもりもないのに、いつの間にか相手に、不信感や不快感を与えてしまっていることである。

数日間休み、復帰しただけで、仕事の連続性が途切れて、客観視できることがある。

忙しく、毎日がジェットコースターに乗っているようだと、ちょっとした連絡や、ちょっとした配慮にかける自分がいる。


今日の夕方からは、ムービーオンでの会議だったが、渡辺常務の東京出張でも、そんな案件の報告があった。

ちょうど、今、行定監督から電話が入り、その話をして、やっぱりマメな連絡をする報告係がいないと、なかなかコミュニケーションの維持が大変だねと言っていた。

終わり良ければ、全て良し…そうなればいいのであるが…。

とにかく、映画業界自体が、古い体質だけに、そこの理解も難しい。
数年前までは、自分もそうであった。

ひとつひとつの仕事を、ひとりひとりの気持ちを、いくら忙しくても、大切にしていこうと思う。


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