創立70周年を迎えた、山形県内では唯一無二の男子校である山形南高等学校。



式典の夜は、山形グランドホテルのサンリバーで、記念の祝賀パーティーが開催され、午前中から夜遅くまで盛り上がった1日となった。



朝、目が覚めて、山形新聞を開くと、コバルト色の見開きが目に飛び込んできた。
一般的には、紙面の下半分は広告の面積割り。
さらに、校長や同窓会長などの挨拶が紙面を飾るのである。

しかし、自分達実行委員会の会長を中心とするメンバーは、生徒を中心におこうとのコンセプトのもと、企業広告も、会社名だけを、左側に並べるだけにした。
いや、先輩達が趣旨を理解し協力してくれた。

たぶん山形南高等学校しかできない離れ業だと思う。



この記念事業を通して、南高応援団は
その存在を鼓舞したと思う。

先輩として嬉しく思う。

自分の父が初代応援団長で、父が亡くなった時に寄付したのが、今、団長が着ている金モールのチョウランである。

裏地には、父の名前が刺繍されてる。
自分の一族は、唯一の、南高応援団三代継承一族である。


応援団の教訓は、父の座右の銘のひとつ『分甘共苦』である。

喜びを分かち、苦しみを共にする。
そして、プレーヤーみんなを支え応援する。

それが実は、「俺が!俺が!」でない、リーダーの条件であり、応援団の責任なのかもしれない。

南高応援団よ、いつまでも、輝いていてほしい。


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