甲状腺疾患の疑い

背中の痛みがどんどんひどくなる中で
もう一つ不安なことがあった。

胸、腕、背中、足・・・・いたるところで血がドクドクするような動きを頻繁に感じるようになった。

特に胸はドキドキする感じが不快にしてすごく怖くなってきた。


何か血管系の病気になったのかもしれない。

そう思った私は循環器系の病院に。

しかし先生の診断では

「はぁ?どこも悪くないよ」

と冷たい受け答え。

病院ってこんなだったっけかな・・・


それどころか私の首を見るなり

「君、甲状腺が腫れてるねぇバセドゥ病かもしれないよ」

と言い出したのだ。


バセドゥ病・・・甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気で
新陳代謝が活発になり、常にジョギングをしているような状態になり
脈拍が速く、汗が多く、暑がりで疲れやすくなり
37.5度前後の微熱が続くと言った症状が現れる。
さらに精神的にも落ち着きが無く、イライラ感や不眠になり
食欲が増しても体重が減ってしまう人や眼球が突出してくるなどの症状がある。

最近で言うと歌手の綾香さんがバセドゥ病であることを告白している。


この話を医者からされた時は頭が真っ白になった。

蓄膿症からの復活を目指して頑張ってきたのに
これで本当に復帰への道が閉ざされてしまうと思ったからだ。

すぐに血液検査をして結果が翌週に解ることになっていた。

その数日間は「恐怖」が常に私を付きまとい
夜も眠れないほどだった。


そして、再び病院へ。

結果は・・・異状なし。

ホッとした。

しかし、念のために大きな病院で診てもらおうという事になり
また結果が出るまで恐怖との闘いだった。

診断が逆転されたらどうしよう・・・

とにかく「怖い」

この言葉が全てだった。


そして大学病院での結果は異状なし。

本当に安心した。

しかし、この一連の流れの間に起こっていた恐怖は
しっかりと体に植えつけられていた。


それに加えて、私はいくつかの悩みを抱えていた。

鼻が治らない事へのいら立ち。

音楽への本格復帰。

人間関係でもいろいろあった。

もともと弱い人間だった私は
吐きださずにため込むタイプだったので

自分の体一つでは受け止めきれなくなっていたのかもしれなかった。

そして受け止めきれなくなった体が
ついに爆発する・・・。








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