今日はTwitterで目が留まった疑問いきまーす。

「ステップあやさんがよく書いてる栄養不足で太っていく理屈もわかるんだけど、20キロ台まで痩せちゃう人もいるじゃんね。そーいうのと何がどー違うの?」という疑問です(^O^)/


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改めて質問いきます。

 「あやさんがよく書いてる”栄養不足で太って小太りになってしまうという理屈もわかるんだけど、20キロ台まで痩せちゃう人もいるじゃんね。そーいうのと何がどー違うの?」

ってうものです。

これ、多分、私が体験したように

小食位に抑えてるのに
あるいは
一杯運動で消費して計算上は痩せるはずなのに
あるいは
過食しても完吐きしてるはずなのに
さらには
念をいれて下剤で出してるはずなのに

それなのになんか、痩せない
年々じりじり太ってきてる
Σ(゚д゚lll)

って体験をしたことある人にとっては、
私の本とかブログの
私の体験と栄養学、体の仕組みの部分をよんで
ナゾが解けるというかんじなんだろうけど

その体験をしてない人は
みんなが思う疑問かもしれないね。

実際よくいわれるもん(^-^)/

でも
私も、はじめは30キロ台になったんだよ。

ある時から、脳が
少ない栄養で生きられるよう
体の基礎代謝を落とし、
動いてもできるだけエネルギーを消費しないように
入ってきた食べ物はできる限り脂肪として蓄えておく、
つまりは「省エネモード」になったわけね。

それで年に1~2キロずつじりじりと増え
小太りの拒食症になった。

という体験を書いたけど

最初は30キロ台までやせたわけで
じりじり太ってる間も、最初の10年は
見た目にはまだ「痩せてる子」の印象ではあったのも事実,

・・・なんだけど、
コレは私の例なのね。



私の本やブログよんで
メールくださる方やセッションにきてくださる方で
私と同じ体験をされてる方の中には

一度は20キロ台まで痩せて
生死をさまよったこともある人もいるよ。

逆に、
たいしてダイエットの成果がでないうちに
じりじりと太り出す時期に突入した人もいます。



本当にそこは人それぞれなの。

これを 短い言葉でいってしまえば、

最初にどこまで体重が下がるかも
いつ省エネモードがオンになるかも
どれ位まで痩せたらそうなるのか
一日どれ位の摂取カロリーの生活でそうなるのかも


神のみぞ知る  

というのが事実だということ。

怖いこといってごめん
(; ̄ー ̄川


で、怖いついでにもう一つ怖いことをいうと

「いつダイエットの反動の過食」のスイッチが入るか」

「どれ位の摂取カロリーまで減らすと過食になるのか」


っていうのも同じことなの。



一度は20キロ台まで痩せて
自分は絶対に過食にはならないって
思ってたのに、その時が来た人ももいるし

逆に、殆どダイエットの成果がでないうちに
過食が始まる人もいるよ。


だから私は
何カロリーとか何グラムとかじゃなくて
外の情報が
コレくらい取ってれば安全だとかといったって
その人にとって無理があるなら無理なんだよ


っていってます。

「過食」になる前に、
つい、食べちゃった、ってなるのは
意志の弱さじゃなくて身を守るための反応なのよ。


それを受け入れられてるひとは
食べ過ぎることはあっても
「過食」にはならないよね。


体が身を守ろうとする反応を
無理矢理我慢するから
「栄養不足の反動(生理現象としての過食)」
になったり

食べちゃダメって思ってるものを
我慢できなくて食べちゃったときに
ああどうしよう私ダメじゃんって自己否定するから
「ストレス性の過食」がスイッチオンになったりする。



こういう話をすると、
今、拒食がうまくいってる人
嘔吐や絶食やそれに近いダイエットや無理な運動で、
体重をコントロールできている人には、

そんな怖いこというなんてひどい!!
怖くなっちゃったじゃないか!!
って怒られることもあるんだけど

私は、必要な恐怖だと思うので
怒られるのは覚悟で書いてるの。

ごめんね(/_;)



少し食べただけで太る体質になってから
「食べること」に臨むのはとても辛かったよ。


太る体質になっちゃったからって
あのまま「食べない」「運動する」に
拍車をかけて続けていたら
太りやすい体質を作ってきた今までと同じ。

今よりもっと太りやすくなる努力を
してるようなもんだときづいたときのショック。。
(/_;)

ダイエット以外の全ての幸せ犠牲にして
努力してたのに、その努力をすればするほど
当時の自分にとって
唯一のささえだった「痩せる安心」さえも
失ってしまう、そーいうサイクルになっちゃった、

ということだったから.

そんな辛く悲しい事実に気づいたときは
ショックだったけど
それに気づいたからこそ、
食べて、”痩せ”を手放す決意をしたので
あの辛さも無駄ではなかったと、思ってるけどね。


その時つらかったけど、
その辛さがあったから
ダイエットがあんなにも重大事になってた
自分の心とむきあうきかっけになった。

「太ったら私なんか何もない」
「私は中身が空っぽだ」
って思ってる自分に気づいて、

「ああそうか、だから
 外箱(外見)はせめて痩せてなきゃ」
って必死になってたんだなって。

ここがそのままで、
食べることを頑張ったって
太ること怖いはずだよねって、気づいた。

↓この辺が、当時の私の心の動きです。

>拒食・過食を受け入れる~その1

>摂食障害について思う事


この辺の心のことは、「小太りの拒食症」になったことはない人でも、ダイエットがコレほどまでに重大事になってる心の部分は、少し共感できる部分があるかも。

このタイミングで何かヒントになればと思います。


 

 
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