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私もね、

 

摂食障害のときも

うつONLYのときも、
 

 

「甘えか甘えじゃないか」ってことに過敏だったんだけど

 

ここに集まる方にも、そこに敏感な方が多いように思います。

:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


前のページに書いた、
「頼る」「甘える」「迷惑かける」を許すことに関しても、

 

 

どこまで許すのがOKで
そこまからが「甘え」になるのかわからない、とか

今まで書いてきたように
~しなければならないこと、とか、こうある「べき」ことばっかり考えて自分はどうしたいのか?っていう自分の心を置き去りにしないこと、
っていう考え方も

 

 

それじゃ「甘え」じゃないか? 

といわれることがあるの。


でもそもそも甘えって何だろう?

 

 

私の場合はね、

 

 

小さいころから
「甘えるな」「甘えだよ」とか
ネガティブなイメージで
「甘え」って聴いて育ったから

 

 

甘えって何なのか意味もわからないのに

「なんとなく」

世間とか
他人とか
親とか
つまり自分以外の誰かが

ぬるい、
もっとやれ、って
いってる(た)ことが
甘えのイメージになってたの。

 

 

 

どこまでも他人中心・他人軸でした(・・;)


他人や世間の
普通や正解(とされる)ことに
答えを求めるのではなく


自分は

自分の心は
どうしたいのか、
どうしたくないのか、
どうしたら心地よく生きられるのかを
自分の体と心に聴いて
自分がこうしたい・したくないと感じる方を
自分が選ぶ、選ばない


という概念が、全くなかった



・・・というか、

逆に
自分中心、自分の軸で考えるのは
駄目なこと
という思い込み(心のフィルター)を抱えて生きてたんだ。


だから自分中心に、
自分勝手に生きてる人の姿をみると、

「あぁ、あれじゃ駄目だよな」って
自分の中の思い込みを強化して

苦しみから抜け出すヒントを
見せてくれてた人に
長い間バツつけて

自分で自分を
一人ぼっちにしてた時期もありました。


でも実際は

私が救われたのは
私がバツつけてた
「自分中心」に生きるひとたちでした。

*この辺の私の話もいつか、機会があったらするね。


他人中心で自分の心を
置き去りにする考え方も

「こうあるべき」
「これはだめ」
=(○×思考)の心の癖も
 
「摂食障害でも痩せてればいい」
って思ってたのに

症状に支配されるようになり
唯一支えだった痩せた体もなくなって
体も心も生きてるか死んでるか
分からない苦しみを経験し

それからやっと
治す方法探しまくって、調べまくって、
色んなお医者さんにききまくって

でも、こうしてこーすれば治るって方法が
あるわけじゃないと知って絶望して、

それでやっと仕方なく、
自分の心と向き合い始めてから、

やっとこさで気付いたことです。

それまでは、
自分でバッテンつけてたわけだから
その人たちの話をきいても
スルーしてました(T△T))



困ったときは
人の力を借りながら
自分でできることをやる

=他人と自分の共同作業をする


それが本当の自立した姿だよ

って、これもいつも書いてることだけど

人間の心身の調子も環境も
一生同じなわけじゃないから

人を助けるよりも
助けられる方が多い時期があるのも
”自然なこと”で、

駄目だから、とかじゃないんだ。


困ったときは
頼って甘えて迷惑かけて
助けてもらうあったかさを一杯受け取っていたら

自然に自分もそのあったかさを
人にシェアできるときがくるんだよ。


自分の弱点や苦手なことも
なくそうとしなくていいんだ。

弱点も苦手なことも
誰にだってあるから。

弱点はなくさなきゃ、とあがくより
認めちゃったほうが
人のエネルギーはうまく循環します。


自分の弱点、苦手を認めてしまうと、

それが苦手な自分でも
やれそうなことや
やりやすいやり方を
考えられるようになったり、

苦手だと認めるから、
そこは得意な人に任せて
自分は得意なことで誰かの力になれたり

自分も相手も苦手なことは
一緒にやることで
楽しくラクに片付くようになったりするんですから。


摂食障害の症状で
できないことだって、
そう考えていいんだよ。


みんなと同じように食べられない、

運動しないと不安で仕方ない、
症状があるから
ドタキャンしてしまうことが
不安で人と「約束」ができない、

っていうのだって、
恥ずかしい欠点と捉えないでいい。
一人でなくそうとしないでいい。

自分の「弱点」「苦手」ととらえて
人に協力を求めていいことなんです。


ってこれ、私も気付くまでも、
気付いてから実行するまでも
ものすごい時間かかったんだけどね(・・;)


でも、弱点を認めてからのほうが
私こういうことが苦手で困ってるんだ、
って相談してみて
協力してもらえることもでてきて

人の力借りてラクになったぶん
自分でできることを、
一つずつ重ねていけるようになりました。


そうやって少しずつ
できることの範囲が広がっていったら

 

 

苦しみが伴う痩せることや
過食の一瞬の快感は、

「なくちゃならないもの」じゃなく、「なくても大丈夫な小さなもの」になっていきました。


*本や昔の記事にも書いてるように
わたしは家族の理解が難しかったので、頼ってみたら必ず、
100%、だれにでも、助けてもらえたわけじゃないよ。

だけど、10回に一回でも
自分の思い描いた形の「助け」の形でなくても欲しかった言葉じゃなくても、力強い支えになりました。



こういう考え方も
甘えという人は甘えというでしょう。

でも、それが甘えなら、
甘えって素敵なことだと思うのです。



だって、この考え方や生き方が
甘えだったとしても、

誰かに頼ったり甘えてる人をみても
甘えてて駄目なやつだなとか
ずるいなとかって
イライラしなくなったし、

私はこんな辛いのに
気付いてくれない、
助けてくれない、って
イライラすることもなくなりましたし

助けてもらう温かさを感じるから
今度は相手が困ったときは
私も助けになりたいな、
って感じるようにもなりました。

迷惑かけられたって、
お互いさま、ドンマイ♪って。



無理なことは無理、
これ以上は無理だよって、
言えばいいことだと自分がわかったから

無理かどうかは
相手にお願いしてみて確かめる、
っていうことも、できるようになりました。

心の病気も一進一退ですが、少しずつよくなっていったんだよ。


甘えだってなんだって、
私自身が、あの地獄のような
生き辛さとはうってかわって、
ラクチンで、楽しくて、あたたかく、
私に笑顔が増えて、

無理に作る笑顔じゃなくて
自然に溢れる笑顔が増えたら
一緒にいる人も楽しそうです。



だから私は

甘えかどうかってどうでもいいし
甘えだというなら甘えって素晴らしい


とおもいます。


自分がこう思うから

 

誰かに「それ甘えじゃん?」

といわれても

「へえ、○○ちゃんはそう思うタイプなんだあ。」

(その人の考えとして認める)

 

「私は、特に甘えとは思わないんだよねー」

(私の考えもこれはこれであり)
 

と、

 

自分の考えと

他人の考えの区別

もできるようになりました。

 

 

 

これがとっても楽です。

 

 

相手に甘えじゃないと認めてもらえる自分になるよう頑張る必要もなければ

 

そう思う相手の意見を変える必要もなくなるので。

 

 

それ甘えよーと思われてるままでも私のこと大好きで大切に思ってくれてる人もいるんだな、

 

という当たり前のことも分かるようになりました

 

笑笑

 

 

 

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚

 

 


この記事を書いてるときに旦那(←日系アメリカ人、好きな寿司のネタはアマエビ)に「何かいてるの?」ってきかれたので、

 

「日本語のあまえって言葉について書いてるんだよ」という意味のことを英語で答えたら

 

 

ア~マエ~ビぃ?エビ 
What's that?  (何それ?

って嬉しそうな

顔できいてきました(*'▽')

なんか、いいかも(笑)。

私も、時々

 

「これって甘えかな?」

 

って、つい、どっちでもいいこと考えて自分の心を蔑ろにしそうになったら

 

あ、アマエビ エビ出た(笑) 

 

って、つぶやいてみようとおもいます。
 

 

 

ここで終わりにしようと思ったけど

❷摂食障害、支える家族-でご紹介したM子さんから、新しくメッセージが届いたので次の頁に纏めてこのシリーズ終わりにします

 

 
 
⇩⇩
 
 

 

 

 

 

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